思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

マリウポリ製鉄所の地下の図(地下6階のソ連時代の核シェルター) 

2022-04-27 | 社会批評

Chihiro Sato-Schuh (オーストリア在住の日本人女性)さん

からシェアーします。

元アメリカ空軍の諜報部員・リッター氏の証言をもとに書かれた昨日のblogを見てください。

ウクライナ市民たちを人間の盾として使い、ロシアが用意した人道回廊に出さない。逃げればウクライナ軍が射殺。


 

 ウクライナ東部の最後の激戦地マリウポリの港にあるマリウポリ製鉄所アゾフ製鋼に、NATOの将校たちが潜んでいるという噂がある。この地下には、11㎢もの地下構造があり、地下6階の建物が80もあって、トンネルでつながっているのだそうだ。これはソ連時代に核シェルターとして作られたもので、非常に堅固に作ってあり、爆破することができない。ここにアゾフ連隊が陣取っていて、数千人ほどが住んでいると言うのだけれど、その中にはNATOの上級将校たちもいるらしいというのだ。

 マリウポリ製鉄所=アゾフ製鋼は2014年の頃からずっとアゾフ連隊が根拠地にしていたらしい。ロシア軍はウクライナを非ナチ化するのが目的なので、このアゾフ製鋼からナチを一人も逃すまいと包囲攻撃を続けている。これまでにも、アゾフ製鋼から封鎖を破って脱出しようとするアゾフ隊員がロシア軍に捕まったのだけれど、そのうち二人はイギリス人だった。アゾフ製鋼から出てきたウクライナ兵たちは、中にはヨーロッパ中の人々がいて、6ヶ国語が使われているのだと言っていたそうだ。

 4月17日イースターの日曜日に、ロシア軍は一時的に停戦して、投降する兵士には命は保証すると呼びかけていた。アゾフ製鋼には食料も弾も尽きてきているということなので、このままこもっていたら全滅することになるのだけれど、ウクライナ政府は投降を許さず、投降する兵士は射殺しろという司令が出たらしい。それでイースターの日には、兵士たちが出てくるどころか、誰も出られないように、アゾフ隊員が建物の上から発砲し続けていたそうだ。

 

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