いまも江戸城に住み続ける天皇家のみなさまへ。以下の拙文をお送りします。
天皇家は、薩長同盟による革命=明治維新に利用され、同調し、利害を共有し
ましたが、それにより、まったく縁もゆかりもない江戸城に住む(住まわされる)
ことになりました。150年前のことです。
明治天皇とよばれることになる睦人(むつひと)は、まだ15才にもならない
うちに、伊藤博文や山県有朋らにより、京都御所から江戸城に連れて来られ、新
たな「近代天皇制」(天皇は、神の系譜で神聖な存在であり、同時に国家の主権
者)にふさわしい天皇になるべく教育されました。
その近代天皇制の70数年間は、日清戦争、日露戦争、朝鮮併合、第一次世界
大戦、シベリア出兵、満州事変(満州国建設)から太平洋戦争までの15年戦争
(まる14年間)と戦争の歴史でしたが、1945年8月15日に「ポツダム宣
言」※を受諾し、9月2日に降伏文書にサインして、無条件敗戦をして終わりま
した。
主権者は天皇から国民へとコペルニクス的転回をして、大日本帝国憲法から
日本国憲法に変わりました。昭和天皇は「人間宣言」をして現人神(あらひとが
み)ではなくなり、明治政府のつくった近代天皇制は、その大元の思想を否定さ
れました。しかし、天皇家は、いまだに徳川家の城に住んで(住まわされて)い
ます。
天皇家の住まいは京都御所であり、東国の江戸城とはまったく縁がありませ
んでしたので、ほんらいならば、戦後の新憲法発布後は、京都御所に戻る(戻ら
せる)ことが必要でした。いまなお江戸城に住み続ける(住まわせ続ける)天皇
家では、日本の伝統に反してしまいます。
わたしたち国民とその意思の代行者である政府、当事者である天皇家の方は、
よく考える必要があります。いつまでも他者の城に住む(住まわせる)のでは、
道徳的にもよいとは言えません。伝統文化の象徴である天皇家は、それにふさわ
しい京都御所があるのですから、それとは無縁の東京に住み続けるのには無理
があります。明治政府による伝統の破壊を超えて、日本にふさわしい天皇家とす
るためにも、ほんらいの住まいに戻ることが必要です。
※ なお、天皇家は、東国には、財産(土地、建物)はありませんでしたが、
明治政府の伊藤博文が、国有地を次々と天皇家の名義に書き換えましたので、
大変な財産家になりました。
武田康弘
長崎大学はサプリメントとして市販されている「ある物質」が新型コロナウイルスの増殖を100%阻害するとの研究結果を発表しました。
2月8日夜、国際誌に掲載された論文です。タイトルは「『5ーアミノレブリン酸』が新型コロナウイルス感染を阻害する。」5ーアミノレブリン酸とは通称「5(ファイブ)-ALA(アラ)」と呼ばれている天然のアミノ酸です。長崎大学の北潔教授の研究チームは、試験管内で一定量以上の「5-ALA」を投与するとウイルスの増殖が完全に抑制されることを確認したと発表しました。
(長崎大学・北潔教授)
「おそらく効くだろうとは思ってましたけど、ある一定濃度以上では本当に100%増殖を阻害する。これだけきれいなデータが出るのは驚き」
「5-ALA」は赤ワインや納豆などの発酵食品に多く含まれ、体の中でも日々作られています。代謝を上げることからサプリメントとしても市販されており、既に安全性が確認されています。研究では「5-ALA」が新型コロナウイルスの増殖を抑制する「治療効果」のほか、感染を阻害する「予防」にも有効である可能性が示されたとしています。
(長崎大学・北潔教授)
「これをもう見つけたからには、(広めることが)我々の義務だろう」
今月(2月)4日からは長崎市で人への臨床試験も始まっていて、早ければ来月末にも新型コロナ患者の治療に活用される可能性が出てきています。
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以下は、翌日に出した関連記事です
新型コロナウイルスは、5ALA(ファイブアラ)により、100%抑制できることを長崎大学大学院熱帯医学科が発表し、
すでに2月4日から、実際に使われています(臨床実験)。アミノ酸で、副作用もありません。5ALA(ファイブアラ=アミノブリン酸)とは、36億年前の地球生命誕生時から存在するアミノ酸です。
一定濃度以上で、100%完全にウイルスを阻害することが確かめられ、国際論文にも発表されています。
それでもまだ作用&副作用の分からない即席ワクチンをあなたは打ちますか?
厚労省と菅政権は、どうしますか?
TBSテレビ・Nスタをご覧下さい。
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「コロナは天然痘のように、完全に撲滅するということはできません。だからこそウィズコロナではなく、感染しても対応でき、脅威を感じることのないアフターコロナという世の中にしなければと思っています」(北 潔教授)
マラリアに効くのと同じ原理
もともと北教授は2009年から、抗マラリア剤として5-ALAの開発研究を進めていた。新型コロナの感染拡大が懸念されていた昨年1月には、新型コロナの遺伝子の中に、マラリア原虫(病原体)と同じグアニンという塩基が4つ集まった「G4構造」と呼ばれる配列が複数あることに気付いていた。
「そこで、マラリアに効いているのと同じ原理で、5-ALAはコロナウイルスの増殖も止められるのでは、と考えたのです。私自身はウイルスの専門家ではありませんので、長崎大学にある熱帯医学研究所の森田(公一)所長とエボラ出血熱などの研究をしている安田(二朗)教授に協力を仰ぎ、2月にプランを立てて3月から実験をスタートし、5月にはポジティブデータが出ました」
5-ALAとはどのような物質なのだろうか。
「5-ALAはタンパク質の構成成分ではないアミノ酸で、17歳頃をピークに減少していくものの、我々の体でも作られている非常に安全性の高い物質です。
摂取すると体の中でいくつかの過程を経て、『プロトポルフィリン』ができ、それに鉄が結合すると血中のヘモグロビンを合成する『ヘム』になります。これは細胞内のエネルギー工場といわれるミトコンドリアも必要としている成分です。
そのため、5-ALAをサプリメントとして摂ることで代謝が上がり、疲労感が取れて元気になったり、糖を燃焼してエネルギーに変える力を高めるので、糖尿病予備軍の人は血糖値が下がったり、まだメカニズムはわかっていませんが、精神的な落ち込みが軽減されるという効果もあります。尿となってすぐ排出されるため、蓄積して後遺症をもたらすこともありません」(北 潔教授)
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北 潔(きた きよし、1951年 - )は、日本の生化学者、寄生虫学者。長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授・研究科長。東京大学名誉教授。薬学博士。
1974年 - 東京大学薬学部 卒業
1980年 - 東京大学大学院薬学系研究科 博士課程修了、薬学博士。東京大学理学部 助手
1983年 - 順天堂大学医学部 助手(のちに講師)
1984年 - 国際協力事業団長期派遣専門家としてパラグアイに滞在(1年間)[1]
1991年 - 東京大学医科学研究所 助教授
1998年3月 - 東京大学大学院医学系研究科 教授
2015年4月 - 長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授、研究科長 (東京大学名誉教授)
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武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室客員調査員)
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以下は、続きです。
長崎大学 北 潔教授グループは、5ALAのコロナ患者への投与で、重篤者も治癒、副作用なしを確認。なぜ中央のマスコミは伝えないのか?