思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

わたしの安倍批判と重なる『立憲デモクラシーの会』に賛同!ウソつき・時代遅れ・専制政治

2014-07-05 | 社会批評

 わたしは、安倍晋三の言動を、8年前の第一次安倍内閣の誕生時から批判し、第二次安倍内閣の誕生直前からは、背後の思想と併せて連続して厳しく批判してきたのは、blog「思索の日記」の読者の皆さまには周知の事実です。

 わたしの批判は、安倍晋三という男のイデオロギーの本質を暴くもので、単に政治的な次元での批判に留まらず、彼の抱く「個人」という概念の否定=家族主義・国家主義・天皇主義(皇室を利用して国民を欺く詐術で、明仁さんも美智子さんも危惧を抱く思想)という安倍イデオロギーへの批判でした。実存レベル=恋知(ソクラテス出自・人間の生の意味と価値を元に戻して考える)の次元からの批判を続けたきたわけです。

 今朝の東京新聞には、学者たちがつくる「立憲デモクラシーの会」の記者会見の模様が報じられていましたが、ここで良識と勇気をもつ学者たちが主張していることは、政治的レベルに限れば、わたしの見方と重なり、賛同します。

 
 「集団的自衛権は、同盟国を守るために海外派兵する権利以外の何者でもない。公然とウソをついている。安倍氏が首相であることに恐怖を覚えた」(小林 節・慶応大学名誉教授ー憲法学)
    
 「この60余、最大の戦争抑止力は、平和憲法だった。中国や北挑戦を仮想敵国にし、軍事力に依拠する手法は、時代遅れであり、東アジアの緊張を高め、不信感と敵対心をあおるだけ。」(千葉 真教・国際基督教大学教授ー政治学)

 「閣議決定は、国民を欺瞞する言葉の羅列だった。自衛隊員が海外で殺される方向へと為政者たちが仕向けていく。国民の命をもてあそぶ専制政治だ。」(小森 陽一・東大教授・日本文学)

 

 共同声明=内閣批判

「正規の手続きを経ないで九条を無効化する欺瞞(ぎまん)に満ちた解釈。集団的自衛権の行使容認は、安全保障に寄与しない。」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安倍晋三という名のとんでも... | トップ | すごい説得力ー強烈な安倍首... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会批評」カテゴリの最新記事