視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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ドレスデン-運命の日

2009-03-13 01:44:58 | 2009ドイツ旅行
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小生が成田から飛び立ったのは3月10日。
今から64年前の昭和20年(1945年)3月10日は東京大空襲にみまわれた日。下町は壊滅状態となりました。
勿論小生は生まれていませんが父母は下町育ちです。昭和19年に結婚して東京郊外に居をかまえたので直接の被害には遭わなかったようですが、下町に住んでいた親戚をこの空襲で亡くしています。

ドレスデンも1945年の2月13,14日と英米軍の爆撃を受け、街は壊滅状態。死者ははっきりとはわからないが3万人を越すという話・・・・・
ドレスデンに来てドレスデン爆撃のことや、この映画のことを思いだしました。

交通博物館でドレスデンの1913年から2007年までの変遷をみせるドキュメンタリーを上映していました。
その中で第2次大戦以前のドレスデンの美しい街並みと、ドレスデン爆撃直後の破壊つくされた街並み、旧ソ連に占領されていた時代、そのあとの東ドイツ時代、そして爆撃の記憶を繋ぐシンボルだった聖母教会の復元作業等の映像記録をみることができました。

東京大空襲の翌日、父は親戚の安否を知るために下町にいったそうですが、安否は判らなかったようです。
父母とも東京大空襲の話を自分から語ることはありませんでした。
その気持ちが解ったような気がします。

交通博物館からの帰り、2005年に復元された聖母教会のミサに立ち会うことが出来、素晴らしい天井画を視ることが出来ました。
復元への強い意志を感じました。


アルテ・マイスター絵画館に飾られていた18世紀頃の聖母教会。ほとんど街並みは変わってないようです。
と、いうかそのように復元したのですね。


P.S.
2009/3/23追記
ドレスデンで買ってきた絵葉書です。
聖母教会の復元された天井。下側はパイプオルガンです。
日本の神社仏閣のような歴史ある風情は感じませんが、"今"この時も信仰の対象になっている空間として荘厳な気持ちに浸りました。


ドレスデンの記録映像を視た交通博物館。
ここに行けば視れるだろうと思ったものは確かにありました(嬉)!
何かは次回コメントします。



P.S.
昼食。
ドレスデン中央駅傍のカフェでとりました。じゃがいもが美味しかった!
これでコーヒーをつけて6ユーロはリーズナブルです。
ドイツに来て、ビール、ハム、ライ麦パン、お菓子、すべて美味しいです。
さらに太って帰りそうでヤバイです(笑)!


明日はベルリンに向かいます。

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