拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

ドンへとウニョク

2014-03-15 23:28:39 | ライブ
ラルク国立目前な今日この頃だが、私は相変わらず沼にハマったままだ。私は毎晩、寝る前に英語の勉強を地味~にやってるのだが、その時傍らで流してるDVDはほぼスーパージュニア関連(それかBSの旅番組)。もう沼から出る気なんて無い。
そんなある日Twitterで、SJのメンバーで、同学年の仲良しユニットドンへ&ウニョクが、日本での全国ツアーのために来日したという情報を見た。彼らがツアーするのは勿論前から知ってたんだけど、リョウクことぽよよ(逆だろ)推しの私は「まぁ、ドンへとウニョクだしなぁー…」とスルーしてた。でもよくよく考えてみると、あの2人がわざわざ名古屋のホールに来てコンサートするなんて結構レアじゃん…?と。んで、ライブ数日前に思い立ってチケット探したら、三階席を定価以下で譲ってくれる人をみつけて……迷わずそのチケットゲットしましたよ。そして二人が出した日本1stアルバムも慌てて購入して、ウネコン(今回のウニョクドンへコンサートの通称)3月6日の名古屋のセンチュリーホール公演に行って来た。以下、その時の記録を残します。
急にチケット取ったのでこの日は一人。「センチュリーホールって高校の時ソフィア見て以来行ってないなぁ」なんて思いつつ最寄駅から会場までテクテク歩いた。周りにはSJの応援カラーのブルーのグッズ身につけた女の子がいっぱい。ファンクラブグッズと思われる、東方神起のBigeastタオルのロゴと色を入れ替えたようなデザインのELF-JAPANタオルを羽織ってたり、去年のツアーSS5のトート下げてたり、みんな何かしら持ってたな。あとはハングルうちわとか。年齢層は全体的に東方神起と比べて少し若めで元気!ピチピチ!女子だらけ!聞こえてくる会話の内容がTwitterやブログやニコ動のツッコミコメントまんまな感じ…濃い…私はここに来て良かったんだろうかと一瞬怖気付いた。グッズ売り場でブルーのペンライトと、あと妙に可愛いデザインのコンパクトミラーを買って、開演ギリギリに席に着いた。
照明が落ち、客席がブルーに染まる。バディものの映画みたいな、それはそれは仲の良さそうでカッコいい感じの映像が流れ始めるともうみんな絶叫。で、ディスコ風の曲にノリながら遂にドンへとウニョクがステージに出現。おぉ…これが本物かぁ…っと、しばらくペンライト振りつつじーっと2人を観察。2人は…結構ちっさいね!小柄な体で、SJのダンス組らしく、チャラ~い雰囲気出しつつもピシピシッと踊っておられました。パフォーマンス中に2人が頻繁に互いにスキンシップを取り合う度に会場発狂。「みなさんこういうのが欲しいんでしょ?」というビジネスな雰囲気も多少感じたが、でも本当に仲良いんでしょうね。MCでは「退場です」というワードが気に入ってるのか多用する2人。「僕らのアルバム買ってない人は手を挙げてください………退場です」のように。あ、ちなみにMCは大部分を韓国語で話して部分的に日本語。韓国語の時は同時通訳が入る。
ライブは当然1stアルバム中心のセトリ。ノリやすいパーティソング多めで聴いてて楽しかったので予習はラクだった。80'sユーロ風のノリと、80'sアメリカンなテイストを最新のエレクトロで割って仕上げたような愉快なアルバム。二人の衣装や演出も英米を行き来してるような雰囲気だった。ノリノリな曲こそが彼らの持ち味なんだろうけど、私は意外にもバラード曲「君が泣いたら」が一番印象に残った。「僕たちSJのメインボーカルじゃないから完璧に歌えないですが…」という頼りない言葉とともに披露されてたけど、たまにかすれそうになる素朴な歌声は妙にツボに入った。この曲をキュヒョンとかがサラっと上手く歌ったらきっと嫌味に聴こえるよ(おい)。ドンへとウニョクが歌うことに意味があるんだろうな。
彼ら二人の持ち歌だけでなく、SJの曲もいくつか歌われた。「Shake it up」とか大好きなのでうれしかったな(冒頭のぽよよのソロが可愛いのなんのって)。ライブの最後の方では、歌ってる2人の後方でSJのライブ映像も流れ、各メンバーがアップで映るたびにみんな「きゃああぁぁぁ!!」。私はここで、ぽよよがアップで映るシーンを何故か見逃すという失態を犯す(本当いつのまに映った?!)。
二時間半ほどのライブはあっという間に終わった。ライブ行くまではそれ程注目していなかった2人の事を好きになれた良いステージだった。このライブの後は、SJのDVDを観る時も自然と2人に目が行くようになった。前はぽよよ中心に観てて、ウニョクが華麗にセンターで舞ってる時すら後ろでモタモタ踊るぽよよを目で追ってたんだ…。でも今は、ダンス中にアイコンタクトを取り合う2人や、ウニョクがMCを仕切るのを楽しそうに眺めてるドンへなどを見ながら「あぁ…いいな…こいつら…」とか思うようになってしまった。SS5大阪の「Dancing out」で、ドンへがウニョクに「ほら早く前に走れや」みたいな感じで蹴られて花道に出て、銀テープがパァン!って発射されるタイミングでウニョクがパーン!って打つマネしてドンへ倒れるシーン凄い好き(なにそれ)。
日本でSUPER SHOW6あったら絶対行くつもりなんだけど、ふと思った。SS6の時、ステージにドンへとウニョクは居るのか?と。この前、私と同い年のシンドンやソンミンが入隊するという記事を見た。そして彼らと同い年の東方神起のユノの入隊が近いこともファンならみんな覚悟している。てことは来年は、ユノ達の一学年下のドンへウニョクも…。SS6がいつ始まるのか知らないけど、今居るメンバー全員揃わない事はもう決まっている。東方神起ファンの私は、SJを好きになる前は「メンバー多いから誰か入隊しても活動止まらなくていいねー東方神起なんて2人だからさぁ…」なんて思ってたけど、全然良くない。特別好きなメンバーじゃなくても、誰かが居ないのは寂しい。SS5では、メインボーカルのイェソンさんが抜けた穴を、歌組のぽよよとキュヒョンが見事に埋めていた(「ノラゴ」のフェイクとか「もうこれからずっとぽよよがやれよ」とか思っちゃったよ兄さんごめんね)。SS6でも、誰かが抜けた穴は誰かがちゃんと埋めるんだろう。でも寂しいよね。寂しいよ。
あの国のアイドルを好きになると、「曲が好き!」「かっこいい!」っていう単純な気持ちだけで応援するのが本当に難しい。余計な心配が、ノイズが多すぎる、色々と。