拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at 国立競技場 二日目

2014-03-26 21:17:58 | ライブ
ラルクのライブ@国立二日目の感想を、初日と違う部分中心に。初日はバックスタンドで見たんだけど二日目はアリーナBブロック。ステージ近かったし、バックスタンドの演出をしっかり見ることが出来たし、何より風がスタンドほど強くなくてあんまり寒くなかった(重要)!というわけで初日よりも穏やかな気分で見られたかな。

01. CHASE
02. SEVENTH HEAVEN
03. REVELATION
初日は冒頭から「CHASE」でした。私この曲本当に大好きなので「え、ちょっと待ってまだ心の準備が…あわあわわ…」なんて思ってしまったが、始まったら大盛り上がりです。この日は初めにガガガっと盛り上がる曲をやったおかげか、客席もすぐに火がついたかな。「REVELATION」の聖火点灯の掛け声もすごかった。そういえばhydeさん序盤で、「L」のロゴ入りの大きな旗持って歌ってたっけ。あの旗のロゴかっこよかった。あれをグッズのデザインに入れればよかったのn…(ry

04. GOOD LUCK MY WAY
05. BLESS
06. HONEY
07. winter fall
08. NEXUS 4
09. READY STEADY GO
「NEW WORLD」に代わって「NEXUS4」がin。地味に好きなのでうれしかった。あの疾走感たまらないですね。「使い捨てられたって見返してやるさ」って歌詞が好きなの。

10. metropolis
11. 未来世界
12. 花葬
サブステージで披露された二日目のこのブロックは神がかってた。まず、「metropolis」直前のバックスタンドに浮かぶ青白い「L'Arc~en~Ciel」、二日目はしっかり目撃させていいただいた。めっちゃくちゃ綺麗だったぞこれ!!!感動した!写真や映像では伝わらないんだろうなあれは。生で見ないと。鳥肌たちましたよ。東方神起のライブでも、赤い光で「THANKYOU TOHOSHINKI」って出したのを生で見たけど、あれよりもびっくりしたな。何せ広大なバックスタンドをどーんと広く使ってましたから、ラルクは。そして聞こえてきたのが「metropolis」でさらにキャーですよ。「ピ~~ロ~~」って鳴ってるチープな電子音が国立に鳴り響いて笑顔が止まらなかった。「未来世界」ではバックスタンドに可愛いイルカ?の映像が。これも初日は気付かなかった。ドリーミィ…。そして文句無しの二日目ハイライトと言えば「花葬」!これは2011年のラニバツアーでも大好評だったラコースティックverでしたね。早く音源化しろよコノヤロウ。原曲よりも哀愁漂うギターと切ないにもほどがあるボーカルに、気が狂いそうになるほど感動させられた。スタンド一面に赤い花びらが優雅に舞い散る様は息をのむような美しさ。忘れられない光景ですね。

13. MY HEART DRAWS A DREAM
14. the Fourth Avenue Cafe
15. X X X
16. shade of season
17. DRINK IT DOWN
このブロックも良かったなぁ。LEDとプロジェクションマッピングがフル稼働。「MY HEART DRAWS A DREAM」の周遊クジラは、アリーナから見上げながら眺めると迫力満点。この日はクジラの鳴き声もプラスされてた気がする(初日は自分に聞こえなかっただけ?)。「X X X」のピンクオーシャンはいつかまた見てみたいな。クセになりそうな激しい美しさ。

18. EVERLASTING(新曲)
19. Blame
20. Caress of Venus
21. Driver's High
22. Link
23. あなた
このラストの流れは変わらず。「EVERLASTING」は歌詞を構成するワードも少なめだから結構内容よく覚えてる。早くCDが欲しいな。聞きまくりたいよ。ラストは「虹」から「あなた」にチェンジ。「あなた」でライブ終わらすって久々な気がする。「あなた」からのエンヤ「Book of days」は本当に感動するし心が洗われます。

終わってみて思うのだが、今回使われた無線操作で色を統制できるLEDライト「フリフラ」の演出は、アイドルの現場でもよくつかわれているけど、ロックバンドのライブの方が似合うのではないか。いくら演出が美しくても、アイドルのファンは、楽曲に合わせて統制された色のライトを振るよりも、自分の好きなメンバーやグループのイメージカラーのライトを振って、愛を叫びたいんじゃないかと。SUPER JUNIORとかのライブ会場がカラフルに染まる状態とか想像できないもんなぁ。本人たちも会場が青い光で満たされた景色を見るのが大好きなんだろうし。ももクロちゃんのファンだって、自分の推しメンのライト振りまくりたいんじゃないかな。
今回の国立ライブでは、ラルクの名曲達を盛り上げるために、怒涛のLEDの洪水を見せつけてくれた。まるで曲の世界の中に入り込んでしまったかのような不思議な体験だった。美しい輝きだけでなく、ダークな曲では真っ暗になったり、寒色系のグラデーションで曲の雰囲気を表現しているのも見事だった。「Link」の間奏、ドラムソロからベースが入り、さらにギターが加わり…と少しずつバンドの演奏が積み上がっていく場面では、アリーナの中央からスタンドの外側に向けてLEDの光が曲に合わせて広がって行った。演奏と演出が一体となる瞬間だった。二日目の「あなた」の途中で、光の色が(パールサファイア)ブルーから虹色に変化するのは、ブルー=空に虹が浮かぶってのを表現してくれてたんだよね?
ポンチョに映像を投影する演出は、国立のスタンドを360°全てファンで埋められる動員力のあるバンドの特権だと思う。さらに言えば、幻想的な映像が似合うファンタジックな世界をもつバンド。そんなバンド、国内では多分片手で数えられるぐらいの数しか居ないと思う。このバンドを好きで、このライブを見れて本当に良かった。どんなアーティストに夢中になったとしても、結局私が帰ってくるのはここなんだなぁと改めて思った。安心できるのはここなんだと。次のライブは何年後なのか知らないけど、きっとまた会いに行くと思う。4月からツアー始まるし、私はまた東方神起三昧の日々を送ることになると思う。その後にSJの7集が出たらSJ三昧になるかな。SMAPのツアーもあるね。でも必ず、最後にはラルクのもとに帰ってくるから。………だからラルクも早めに帰ってこいよな!フン!!