小室哲哉逮捕かー。90年代に思春期の一部分を過ごした者としては感慨深いなぁ。全盛期の彼のバブリーっぷりを知ってるからねぇ。一時期は納税額10億超えてたような人が、お金に困って詐欺で逮捕。んー…時代を感じますなぁ。小室逮捕に関する記事を読んでいて驚いたのが、離婚した元妻への慰謝料が数億円だということ。おそらく金に困る前に離婚したんだろうから、「この程度は支払えるだろう」という事で億単位の慰謝料支払いを命じられたのだろうが、それにしても凄い額…。そんな凄い額を養育費として受けとる元妻は、KABAちゃんが居た事で有名な小室プロデュースのユニット・dosのASAMI。この元妻、そして今の妻KEIKO、そして華原朋美。小室が、自身がプロデュースした歌手と次々に関係を持ったというのは有名な話だが、おおっぴらになってるこの3人以外にも、多分色々と手を出しているのだろう。全盛期には沢山の女の子が、小室にプロデュースされてデビューした…。
そんな小室に岡村靖幸が、小室が司会を務める音楽番組に出た時「クラブで踊ってる女の子を見て『OK!あの子デビュー!』とかやってるんですか?『君、僕の部屋においで!OK君デビュー』とかやってるんですか?」と、誰もが気になってたけど聞けなかった裏事情についてガンガン質問し、小室を困らせたのは一部で有名な話(普通本人に聞くか~?)。岡村ちゃんに問い詰められた小室は「いや…まぁ、そんな風に思う人が居るのは仕方ないよね」とごまかしたが…みんな思ってたよ!少なくとも朋ちゃんはそうでしょ。見初めたのはクラブで、じゃなくて、今田・東野司会の深夜バラエティ番組で、だけど。朋ちゃん…今何してるのかな。かつて小室と共に散々贅沢三昧したはずだが、彼女は逮捕のニュースを見て何を思うのか。
さてさて。小室ファミリー出身者の中で、自信を持って「今も最前線で頑張ってます」と言える数少ない人物が、篠原涼子と安室奈美恵であることに異論は無いだろう。「愛しさと切なさと心強さと」という冗談みたいなタイトルの曲でヒットを飛ばした篠原は演技派女優としてブレイクしたが、安室は相変わらず歌とダンス一筋。小室プロデュースを離れて以降の楽曲を集めたベスト盤のヒットも記憶に新しい。あのベスト盤のタイトルは『BEST FICTION』。小室プロデュース時代とは違い、楽曲制作時に安室の趣味や希望などを取り入れた、セルフプロデュースとも言える曲たちを集めたベスト盤に「FICTION」と名付けてしまうのが面白かった。あのアルバムには、世間がイメージするオシャレだったりカッコよかったりする安室の姿が詰まっており、それは「素顔の安室」とは別物・フィクションである、ということなのだろう。安室自身も「最近の曲の歌詞は、自分が理想とする素敵な女性が主人公」と語っている。
じゃあ、昔の曲の歌詞は?それこそ小室プロデュース時代は?安室の意志など全く反映されていないはずの昔の楽曲には、不思議と「素の安室」を感じさせるものが多い。やっとヒットに恵まれ、「一気にスターダムに昇りつめるぜ」という時にリリースされた「Chase the Chance」、前向きで可愛い安室に何故かチラつく暗い影のようなもの(…上手く説明できん。でもなんとなくわかるっしょ?)を切り取ったような「Don't wanna cry」「SWEET 19 BLUES」、SAMとの電撃結婚を予知したかのような「Can you celeblate?」、愛する人に巡り逢えた喜びを綴ったような曲が多く収録されているアルバム『GENIUS2000』、故郷・沖縄への思いが詰まった「NEVER END」…挙げればキリが無いが、小室は常に安室の心を読み取り、歌詞に組み入れていた。今となっては、作曲の才能より、若い女性の気持ちを詞にする才能に秀でていたような気がしないでもない。
しかし、女性歌手が自分で作詞を手掛けることが全く珍しくなくなった今、小室の居場所は無い。ついでに、小室の詞とシンクロ率の高かった安室は、素の自分よりも「BEST FICTION」をパフォーマンスする道で成功してるので、やっぱり小室の出る幕じゃない。さぁ、どうなる小室!
………正直どーなろーと知ったこっちゃ無いっすよねぇ。
追記
小室逮捕によって小室が作った曲は放送自粛の方向へ向かうだろう。小室の曲をライブで歌うアーティストも居なくなる。てことは、安室もツアーで小室の曲を歌うこともなくなるだろう。ネット上の多くの安室ファンは寂しがっていたが、「小室曲の代わりにスーパーモンキーズ時代の曲歌うってのはアリじゃない?」と盛り上がっているところもあって、笑えた。…うん、「パラダイストレイン」とか、アレンジを今っぽくして歌ったら名曲になりそうだもんねぇ。
そんな小室に岡村靖幸が、小室が司会を務める音楽番組に出た時「クラブで踊ってる女の子を見て『OK!あの子デビュー!』とかやってるんですか?『君、僕の部屋においで!OK君デビュー』とかやってるんですか?」と、誰もが気になってたけど聞けなかった裏事情についてガンガン質問し、小室を困らせたのは一部で有名な話(普通本人に聞くか~?)。岡村ちゃんに問い詰められた小室は「いや…まぁ、そんな風に思う人が居るのは仕方ないよね」とごまかしたが…みんな思ってたよ!少なくとも朋ちゃんはそうでしょ。見初めたのはクラブで、じゃなくて、今田・東野司会の深夜バラエティ番組で、だけど。朋ちゃん…今何してるのかな。かつて小室と共に散々贅沢三昧したはずだが、彼女は逮捕のニュースを見て何を思うのか。
さてさて。小室ファミリー出身者の中で、自信を持って「今も最前線で頑張ってます」と言える数少ない人物が、篠原涼子と安室奈美恵であることに異論は無いだろう。「愛しさと切なさと心強さと」という冗談みたいなタイトルの曲でヒットを飛ばした篠原は演技派女優としてブレイクしたが、安室は相変わらず歌とダンス一筋。小室プロデュースを離れて以降の楽曲を集めたベスト盤のヒットも記憶に新しい。あのベスト盤のタイトルは『BEST FICTION』。小室プロデュース時代とは違い、楽曲制作時に安室の趣味や希望などを取り入れた、セルフプロデュースとも言える曲たちを集めたベスト盤に「FICTION」と名付けてしまうのが面白かった。あのアルバムには、世間がイメージするオシャレだったりカッコよかったりする安室の姿が詰まっており、それは「素顔の安室」とは別物・フィクションである、ということなのだろう。安室自身も「最近の曲の歌詞は、自分が理想とする素敵な女性が主人公」と語っている。
じゃあ、昔の曲の歌詞は?それこそ小室プロデュース時代は?安室の意志など全く反映されていないはずの昔の楽曲には、不思議と「素の安室」を感じさせるものが多い。やっとヒットに恵まれ、「一気にスターダムに昇りつめるぜ」という時にリリースされた「Chase the Chance」、前向きで可愛い安室に何故かチラつく暗い影のようなもの(…上手く説明できん。でもなんとなくわかるっしょ?)を切り取ったような「Don't wanna cry」「SWEET 19 BLUES」、SAMとの電撃結婚を予知したかのような「Can you celeblate?」、愛する人に巡り逢えた喜びを綴ったような曲が多く収録されているアルバム『GENIUS2000』、故郷・沖縄への思いが詰まった「NEVER END」…挙げればキリが無いが、小室は常に安室の心を読み取り、歌詞に組み入れていた。今となっては、作曲の才能より、若い女性の気持ちを詞にする才能に秀でていたような気がしないでもない。
しかし、女性歌手が自分で作詞を手掛けることが全く珍しくなくなった今、小室の居場所は無い。ついでに、小室の詞とシンクロ率の高かった安室は、素の自分よりも「BEST FICTION」をパフォーマンスする道で成功してるので、やっぱり小室の出る幕じゃない。さぁ、どうなる小室!
………正直どーなろーと知ったこっちゃ無いっすよねぇ。
追記
小室逮捕によって小室が作った曲は放送自粛の方向へ向かうだろう。小室の曲をライブで歌うアーティストも居なくなる。てことは、安室もツアーで小室の曲を歌うこともなくなるだろう。ネット上の多くの安室ファンは寂しがっていたが、「小室曲の代わりにスーパーモンキーズ時代の曲歌うってのはアリじゃない?」と盛り上がっているところもあって、笑えた。…うん、「パラダイストレイン」とか、アレンジを今っぽくして歌ったら名曲になりそうだもんねぇ。