拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

『HUNTER×HUNTER』24巻(ネタバレあり)

2007-10-05 11:46:10 | 漫画
『HUNTER×HUNTER』約一年半ぶりに単行本発売&ジャンプでも2006年2月以来の連載再開(ひとまず10週のみ)。あぁ…本気で嬉しい。8月ごろに既にこの噂が流れていたが、本物の単行本・ジャンプを見ないとやっぱり信じられなかった。『DEATH NOTE』最終回以降、すっかり縁がなくなっていたジャンプだが…しばらくまた立ち読みでお世話になるよ。いや、『HUNTER×HUNTER』再開一発目の号は表紙&センターカラーらしいから、むしろ買ったほうがいいのかニャ~?あぁ、早く土曜日になれ~。 
とりあえず単行本24巻は3日にフラゲした。当然フラゲですよ。しばらくこの漫画から遠ざかっていたが(遠ざからずを得なかったし)、いざまた動くとなると再び熱を上げてしまう自分が悲しいぜ。逆に言えばそれほどこの漫画の持つパワーが凄まじいってことでね。いやぁ、凄いよ、熱狂的ファンを未だにつなぎとめるあの魔力。前巻の23巻が出たのが2006年3月。あまりにも期間が開いてるから復習も必要かな?と思ったけど、いざ24巻を読んでみれば、復習などせずともスラスラと読み進められる。好きすぎて鮮烈に覚えてるんだよ…話を。24巻の内容も、ジャンプで読んだのは大分前とはいえ、ほとんど覚えてた。見比べたわけじゃないからはっきりとしたことは言えないけど、ノブが王の宮殿に侵入する場面は、単行本収録にあたってかなり手が加えられてるはず。あんな可愛いピトーのカットは無かったよね。それにしても24巻めちゃくちゃ面白いなぁ。この面白さ、キルア覚醒の21巻以来かな。護衛軍が出まくりで、それぞれのキャラも立ってきたし(麻生)、王も自我に目覚め始めたし…。ハンターチームの描かれ方も緊張感が漲りまくりで、先述のノブ宮殿侵入場面なんてもう…!良いです。蟻編の冒頭、キルアが「こいつ…多分2m以上あるぜ。人間でも喰えそうだ」と発言した瞬間から今まで、ずーっと緊張しまくりですわ。
あぁ、久々に読んだせいで感想が全然まとまらないや。混乱。私のテンションもなんか変!こういうときは箇条書きに限るな。以下、雑多に感想。

・表紙かっけー。23巻の脱力ぶりとは正反対。さすが、一年半開いてるだけあります。エミネムのユニット、D12のジャケのような感じだね。

・エミネムといえば、イカルゴの服装はBボーイ風だメーン。手足短いのに…。ていうかイカルゴの大きさがよくわからない。24巻では凄くコンパクトにかわいらしく描いてあるけど、前はキルアを余裕で担げるぐらいの大きさがあったような。軟体動物・タコなだけに、伸縮自在なのか?

・ハンターチームのギリギリ感がたまらない。はっきり言ってゴン以外は死んでもおかしくないぞ。でも冨樫のことだから予想の斜め上を行ってくれるでしょう。「消え入りそうに儚いキルア」というベッタベタなフラグが立っているが、それはどうなるのかな。

・「TUBE」と書いて「イナムラ」と読む!

・今のところ敵の中で最強キャラは王ということになっているのだろうか。私はやっぱりゴンとガチで戦うことが予想されるネフェルピトー最強説を推したいのだが。ハンターチームはとりあえず王を倒せば良い、みたいな方針だけど、王が居なくなったあとのピトーの方が余程怖いよな。



沢尻エリカ騒動

2007-10-02 22:54:28 | テレビ
各所で波紋を広げているらしい「エリカ様舞台挨拶事件」。主演映画の舞台挨拶で「別に」「特にないです」しか言わなかった…というアレね。ネットでは予想通り叩かれまくり、勝谷政彦やら和田アキ子やらに突っ込まれたり、早速爆笑問題太田にネタにされたり(@『笑っていいとも!秋の祭典』)。確かにちょっとした騒ぎになっている。あまりのバッシングの多さに「出演予定の釜山国際映画祭を見送るのでは」「出演してるCMが自粛されるのでは?」という噂やも…。この騒ぎを受けてか、エリカ様サイドは異例の謝罪文を発表。これに対しても「本人が書いたとは思えない!」とさらにバッシング。さぁ、今後、どうなることやら…。
今回の件に対しては、主に「ファンが沢山見に来ている舞台挨拶でその態度、いかがなものか?」「舞台上の他の出演者や監督の立場を考えろ」という批判がなされている。批判の勢いは主にネット上で凄まじい。最近になってマスコミに過剰にフィーチャーされまくりな「エリカ様ブーム」を面白く思ってなかった人々が、今回の件で一気に爆発した、という感じだろうか。確かに、舞台挨拶しに来た他の共演者や監督に気まずい思いをさせたのは事実だろう。そこはプロとして反省しないといけないと思う。
ただ、「映画見に来たファンの前でその態度…」っつーのはどうだろうか。舞台挨拶に足を運ぶ程の重度な「エリカ様ファン」(おそらくドM)ならば、ふてぶてしい態度を生で見られて寧ろ大喜びなのでは?司会者に思い入れのあるシーンを聞かれ「特にないです」と即座に答えた沢尻エリカ。これぞまさしく「エリカ様節」じゃないか。普通の女優さんのようにつらつらと思い入れを語る真面目なエリカ様なんて、わざわざ生で見に行く価値あるか?逆にこの態度を見て「うわ、最悪」と感じる人は、真のエリカ様ファンじゃないだろう。「ファンを何だと思ってんだ!」というのは明らかに外野の意見。つまりおせっかい。「うるせーよ、俺達はふてぶてしいエリカを見たかったから満足なんだよ!映画の中の無邪気な女の子役とのギャップが良いんだよ!だからエリカを叩くな!」ぐらい言いたいだろうに…。
ヒップホップ界最強のアイドルヲタクであるライムスターの宇多丸は、「『クローズド・ノート』に関しては、実際に観た立場から言わせてもらえば、なるほど彼女が不機嫌になるのも無理からぬ代物かと。あんなもんのために謝ることないよ!」と、映画の駄作ぶりに触れながら沢尻を擁護し、「エリカ様の反省が形ばかりのものであることを祈ります!」。基本的にアイドルの味方ですからね、この人は。そして我が母は舞台挨拶での沢尻を見て「なんかラルクみたい…」と…。うん、確かに、テレビに出て質問されたりした時、低いテンションで口数少なめに答える様子は、ファン以外をなんとなく不快にさせるという意味でラルクに似てるかもね。ファンの私からすると、いつ会話が止まってしまうか手に汗握る…という感じだな、ラルクのトークは。
…話が逸れた。結局私が言いたいのは…なんだっけ?