拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

傾向と対策?

2009-03-11 00:14:27 | 映画
9日の日記にも書いたけど、今1番気になる映画は色んな意味で『DRAGONBALL EVOLUTION』。これはぜひ劇場に足を運び、現場で観察したいな、みんなの反応を。みんな映画が終わった後どんな感じになるのかな。本気で憤慨したりするのかな。それとも「意外に悪くなかったじゃん?」なんて言いながら映画館を後にするのか。
さて、『DRAGONBALL EVOLUTION』を迎え撃つつもりの日本人のスタンスは、以下に分けられると思う。

(1)原作がどう実写化されてるか純粋に楽しみな原作ファン
(2)実写化で原作がどう改悪されるか恐る恐る、もしくは喧嘩腰で確かめに行く原作ファン
(3)初めからネタ映画として観る気マンマンの原作ファン
(4)何を出されても食う気マンマンの呑気な原作ファン
(5)監督がジェームズ・ウォンなので実は結構期待してる原作ファン
(6)原作には関心が無いけど話題作だから観に行く人
(7)原作には関心が無いけどジェームズ・ウォン監督や出演者のファンだから観に行く人

多分こんな感じ。私の場合は(3)(4)(5)だな。『ドラゴンボール』は幼少の頃から大好きだが、今は漫画としてではなく鳥山明のイラスト集として楽しんでるので、原作のストーリーへの思い入れは結構薄い(だから話が面白くて絵が超絶にカッコ良過ぎる『Dr.スランプ』こそ傑作だと思う)。かめはめ波とかで熱くなれるような年齢じゃないしね。故にハリウッド映画化が決まっても(2002年頃だったかな?確か完全版コミックが出始めた頃だった気がする)、「どんどんアメリカ流に料理しちゃってくれ」という感じだった。あんな荒唐無稽でハイパーな原作、忠実に実写化出来るわけないんだからガンガンやっちまえ、と。その結果、娯楽大作に化けたらこの上無いし、C級ネタ映画になってしまっても構わない。その程度で汚点が付くようなちっぽけな作品じゃないしね、『ドラゴンボール』は。私はティム・バートン監督による『猿の惑星』のリメイク『PLANET OF THE APES』みたいなノリなんじゃないかと予想…それってダメじゃん。とにかく楽しませてくれ!って感じですね。
監督が『ファイナルディスティネーション』のジェームズ・ウォンってのも地味に期待出来る。飛行機事故、交通事故、遊園地での事故を、血の気が引く程リアルに恐ろしく描いた傑作スリラー映画を撮った人。これを観ておけば、『DRAGONBALL EVOLUTION』の出来もある程度占えるかもしれない…占えないかもしれない。でもねぇ、やっぱ、アニメ『ドラゴンボールZ』での、テンポの悪いバトルよりは観やすいものになるような気はするんだよな(それでも子供の頃は普通に楽しく見てたんだけど)。あの無茶な引き伸ばしこそ原作に対する冒涜だよ。
ただ最近は時間があるような無いような中途半端な感じなので、映画館行けるかなー?来たる新生活への準備は地味に面倒なんだよな。荷物まとめて整理して掃除して、残り少ない自由時間を満喫すべく遊びまくって、読みたい本や漫画をとりあえず片っ端から読んで、テレビや映画のDVDを明け方まで見まくって、聴き忘れてた新譜をチェックして(主に電気グルーヴ)、時には何もせずボーっとして、ふと我に返って…そんな日々ももうすぐ終わり。あー、なんで4月公開なんだよ『スラムドッグ$ミリオネア』!観に行けないかもしれねーよ! 

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuji)
2009-03-11 21:09:35
僕は(3)と(4)です。どんな小説でも漫画でも実写化すると(2)タイプの人は必ず居ると思うのですが、今回のドラゴンボールに関しては居ないような気がします。今でもかめはめ波で熱くなれるような人なんて、「かめはめ波コンテスト」(なんかアメリカでそんなのありましたよね)に出場している人たちくらいですよ。
返信する
Unknown (shallow)
2009-03-12 13:47:59
ん~…でもmixiとかブログとか見てると「こんなのドラゴンボールじゃないやいっ!」って憤慨してる(2)みたいな人が結構多いんですよねぇ。若い人ばっかりかもしれないけど。
返信する

コメントを投稿