拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

とにかく『ダークナイト』

2008-09-21 00:15:48 | 映画
映画『ダークナイト』。地元の映画館では既に公開が終わってる所が多い。他の地域でもそんなもんなのかな?あんなに面白いのに。全米では『スターウォーズ』(エピソード4)抜いて興行収入歴代2位だってのに。「『タイタニック』に何処まで迫れるか」なんて言われてたぐらい大ヒットした映画なのに。まあ、今年の夏休みは『ポニョ』一色だったもんな、日本は。私なんて『ダークナイト』結局3回も見たぜ?劇場で。劇場公開中に同じ映画を3回観に行くなんて初めてだったが、とにかくヒース・レジャーの怪演…彼のジョーカーを観たくて観たくてたまらなくなって。昔、『時計じかけのオレンジ』のアレックスにハマって何度も何度もレンタルビデオを見直した時の事を思い出すなぁ。ちなみに今『ダークナイト』のサントラをヘビロテ中。とにかくあの雰囲気を味わい続けたい。
クッシャクシャの髪、白塗りの顔、白の塗料がベットリ付着した指先、ザックリ裂けた口、他人の神経を激しく逆撫でする素っ頓狂な声…強奪した金で買ったオシャレなスーツを羽織り、ゴッサムシティを混乱に陥れる狂人・ジョーカー。バットマンが鉄拳制裁をくらわせるも「暴力なんかじゃ俺をねじふせられないよ~ん」と言わんばかりに「ヒャーッハッハッハッハ」と笑い狂うジョーカーのハッスルぶりは最早演技というレベルではなく、完全に何かが憑依してるとしか思えない。ヒース・レジャー、『ブロークバックマウンテン』に出てた人と同一人物とは思えん…。声とか全っ然違うもんなぁ。『恋のからさわぎ』という映画(ちょっと前までGyaoで観れた)では、素敵な声(?)で「君の瞳に恋してる」を歌ってたこともあるよ。


とは言っても、ホモじゃないのにうっかり同性愛に目覚めてしまうカーボーイを演じた『ブロークバックマウンテン』の時も、カーボーイならではのガニマタ歩き、無骨でモゴモゴとした喋り方を完全に再現した演技を見せて評論家をうならせたらしい。特に、取材などを通して彼を知っている人は「普段はフツーの気さくな若者なのに!」と驚愕したとか。私はカーボーイの生態に詳しくないから「うぉー、アグレッシブなキスシーンですなぁ」みたいなことしか思わなかったなぁ…。
以下に、『ダークナイト』で特に心を鷲掴みにされたシーンをいくつか挙げる。観た人なら共感してもらえるだろう。

■ジョーカーのマジックショー
■最狂!「Why so serious?」と煽るジョーカー
■ジョーカーin取調室
■ある計画を成し遂げた直後、パトカーをハコ乗りして風を浴びてるジョーカー(一瞬)
■強奪した金を山のように積み、頂上からシュルルーっと滑り落ちてくるジョーカー
■起爆装置をいじりながら病院から出てくるナース・ジョーカー(ネームプレートは娘の名前!)

ジョーカーin取調室


そうそう、関係ないけど忘れちゃいけないのがエディソン・チャン。今年の冬、大量のプライベート写真流出でアジアを震撼させ、芸能界引退に追い込まれたMr.ハメ撮り王エディソン・チャン。数々の人気女優をスキャンダルに巻き込み、「香港芸能界を牛耳るマフィアに命を狙われるのでは?」と危惧されたエディソン・チャン。初見ではエディソンに気付けなかったが、「香港のシーンの最初の方でモーガン・フリーマンを迎えてるのがエディソン」という情報をネット得て、注意深く観てたら、ちゃんと居た。モブキャラの中に一人だけ居るイケメン、まさしくエディソン・チャン。しかし彼の出番はモーガン・フリーマンを社内へ連れて行った所で終わってしまったのだった…。
あとあれね、子役、見覚えあるなと思ったら『ミスト』に出てたあの超可愛い子だった。ネイサン・ギャンブル君、10歳。続編でのロビン候補か!?いやまさかな…

追記
新旧ヒース・レジャー動画を「ほらこんなに違うでしょ!」のつもりで載せたが、見比べてみると相通ずるものがあるような気もしてきた。髪型同じだし。


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