拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

hydeの新譜/「エヴァ」を観てしまった

2006-04-08 21:31:32 | 日記
今日はサクッと短い記事を2連発

●ラジオでhydeさんが4月26日にリリースする3枚目のソロアルバム『FAITH』の曲から3曲、オンエア解禁された。で、今聴いた。これはかなり凄い。想定外。方向性は2枚目のアルバムと一緒なんだけど、音が際立ちまくっている。粒子単位でオーラ出しまくり。なんか…化けたよhydeさん。小悪魔が魔王になった感じ?衝撃受けました。ラルクと全然違うことをとことん追求しまくったんだなぁ…。力強い歌声だけでなく、ギターのストローク、スネアやハイハット一発からも「本当にやりたいのはコレだオラァ!」という叫びが聴こえて来る。それはラルクファンとしては寂しい気もするけど。3曲だけでもかなり夢中なのにアルバム全部聴いたらもうラルク聴けないんじゃないか?ぐらい違うもんな。ラルクの活動の合間に行われた2年前のソロライブでの、ラルクでは見せたこともない満面の笑顔。「ラルクを離れた事がそんなに嬉しいのか!?」そして最終公演での涙。「ラルクに戻るのがそんなに辛いのか!?」。…まあhydeさんがこんなにカッコいい音楽を生み出したことは喜ぶべきだな。ラルクにうまくフィートバックしてくれるといいなぁ。

●えー…何ヶ月か費やして、遂に見終わりました。何を?『新世紀エヴァンゲリオン』…………。多かれ少なかれ誰しも持っているであろう先入観(偏見?)などのせいで見始めたのは放映から10年経ったころだったが、とりあえず楽しんだ。つーか面白かった。そりゃあそうだよな、だって一時期異常なほど流行ってたし。社会現象だったし。「あー、これが噂の綾波レイかー」みたいな感じで、深くハマるまではいかないけど普通に楽しく鑑賞した。それにしても主人公シンジ君のファンっているのだろうか…。
全て見終わった後、97年秋ごろのラルク、ちょうどシングル「虹」を出した頃のラルクの発言がエヴァンゲリオンのことばかりだったのを思い出した。その年の2月、ドラマーsakuraの覚せい剤使用が発覚し、活動休止せざるをえなくなったラルク。その後メンバーチェンジを経て復活を遂げた97年秋、「活動休止中を振り返って」という旨のインタビューでメンバーは「エヴァ見まくってた」「エヴァのプラモデル作ってた」と各所で何度も発言している。リーダーのtetsuに至っては、今にして思えば、発言は殆どエヴァのセリフの引用だったんだなぁ…。「『汚されちゃった』って気持ちと『逃げちゃダメだ!』って思いがせめぎあってた」「でも途中から『そこにいたのね!ママ!』ってなって。ATフィールドの意味がわかったんですよ!」。…当時は意味がよくわからなかったが、今ならわかる。また、新ドラマーとして加入したyukihiroに関してtetsuは「彼とは趣味が合うんですよ。エヴァ好き。でも彼はレイ派だけど僕はアスカ派。取り合いにならなくてよかった~。ていうか僕とアスカ似てるんですよ。凄く共感する」と発言している。ハマりすぎだろ…。とりあえず、活動休止の危機からラルクを救ったものの一つにエヴァがあったのは確かなようだ。
本当に意外なほど普通に楽しめたエヴァンゲリオン。友人が言うには、「エヴァは見ないと損。でもハマったら一生涯の損」と言っていた。エヴァ関連のものにいろいろと金をかけるようになったら終わりだと。なるほど~…。


あんまりサクっとしてないなぁ。

追記
2003年4月7日に生まれた子供に、「アトムと生年月日同じだね記念」でアトムのマーブルチョコとフォトスタンドが明治製菓からプレゼントされた、というのはマジなのか?



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3 コメント

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ココロノカベ。 (may99)
2006-04-08 22:35:41
そっか、全部観たかぁ。あれの解釈はいろいろあるだろうけれど、私は文学としてみたら何げに薄いかなと思う。。。そーゆーのが流行ったっていう社会の傾向については少し興味があるけどね( ´д`)
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まごころ (shallow)
2006-04-08 23:40:09
全部見てみて、何を訴えているのかわかるようなわからないようなって感じでした。「ひきこもり達よ、自分の足で動かないとどーにもならないぞ!」って感じなのでしょーか。
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メッセージ性。 (may99)
2006-04-09 01:22:01
うむうむ、そーゆー解釈もあるんだと思う。あのアスカの「気持ち悪い」ですら観てる人に向けた言葉だって取る人もいるらしいね。
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