拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

夏休み映画2008

2008-07-22 14:47:15 | 映画
劇場公開映画が一番盛り上がる季節・夏。やはり今年はスタジオジブリ最新作『崖の上のポニョ』が話題を独占中。一度聴いたら耳から離れない「ポ~ニョポ~ニョポニョさかなの子~」というテーマソングのインパクトがとにかく凄い。しかし……なんだ、あの…人面魚。ポスター見た瞬間「だ、大丈夫か!!?」と不安になったが、いち早く見に行った周囲のジブリファンは皆さん絶賛。とにかくポニョの動きが可愛いとのこと。…ジブリファンとは程遠い私でも楽しめるだろうか。まぁ、遅かれ早かれ見ることになるだろう。可愛くないポニョの造形も、良くも悪くもただならぬインパクトを見る者に与えているのは確かだから映画自体も凄いかも。『千と千尋』のように、監督の「ルイス・キャロル的趣味」が、豊かなイマジネーションの裏に隠蔽されてるような作品だったら面白いな。
『ポニョ』以外で気になる映画は「『ダイハード』の田舎の駐在さんバージョン」との呼び声高い『ホットファズ~俺たちスーパーポリスメン』とか、素敵バカ映画『俺たちフィギュアスケーター』の監督の最新作『俺たちダンクシューター』、オランダ人鬼畜監督ポール・バーホーベン総指揮の『スターシップトゥルーパーズ3』とか。ま、全部見に行くのは無理だろうな。そういえばまだ『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』も見てないし…。なんだかんだで今年は気になる映画盛り沢山。見逃した映画も盛り沢山で、夏はTSUTAYA通いになるかしら。
あと、気になるといえば実写版『20世紀少年』。8月30日公開だから夏休み映画じゃないけども。漫画版のラスト読んで開いた口が塞がらなかったが、少なくない期間、漫画版読んで興奮した者として無視出来ない存在である。漫画版の物語の収束の仕方は悪い意味で衝撃だったけど映画版は三部作で、今年公開の一作目は『20世紀少年』で最もスリリングな部分、謎が謎を呼ぶ展開に物凄い引力で引き寄せられる部分が映像化されてるはず。しかも原作者である浦沢直樹が脚本に参加している…これは見るしかない。漫画の実写映画化で成功した例なんてほぼ無いから『20世紀少年』もヤバそう。だからあまり期待しないで待ってます。
「期待しない」なんて言っちゃったけど、30代後半~40代前半の実力派俳優たちが集結したようなキャスティングには興味あり。あの人たちなら各キャラの魅力をきっちり表現してくれるだろう…脚本がダメでもキャラの魅力だけで映画を引っ張ってくれるはずだ。脇役も秀逸で、「友民党の集会に出てくるロックバンドのボーカル」というチョイ役にも程がある役を及川ミッチーにやらせたりとか…良いと思うよ~。ただ、心配なのはカンナ役だね。一作目にはまだ出てこないらしく、カンナ役はまだハッキリしてないけど、一部では無名の若手女優がやる、なんて報道も…や、やめてくれ…。

というわけで、とりあえずは『崖の上のポニョ』ですな。「♪ポ~ニョポ~ニョポニョ」に洗脳されに、行ってきます!!

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