拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

EXO@大阪城ホール2

2014-12-28 12:08:31 | ライブ

「EXO FROM EXO PLANET #1 THE LOST PLANET」(長ぇよ)大阪城ホール公演の思い出。ライブレポではなく本当にただの思い出。



●アリーナ4列目だったので視界良好だったよ何もかもよーく見えた。肌が荒れてるメンバーの心配とかもしちゃった。お疲れさま。アリーナ中央のサブステに彼らが移動すると当然後ろ姿や横顔を拝むことになるのだが、せっかくだから肉眼で見ておいたよ。正面からの映像なんて後でWOWOWやDVDでいっくらでも見られるし。時々「きゃぁぁあぁぁ!」って黄色い歓声上がるとスクリーンをチラ見。だいたいカイくんがほほ笑んだりはにかんだりした時。

●一曲目の「MAMA」のド迫力忘れられない。うわぁ今日はこの距離か。斜め右側からこの距離で彼らのダンスを見れるのか。特効も近かったからねぇ、爆音に素でびっくりしたししばらく火薬臭かったわ。間近で見るカイのダンス、キレキレかつしなやかで…うーん本当に動きが違って見えたよ周りの子たちと。

●今回は全員のソロコーナーがセットリストに組まれてた。結構短いソロタイムに、歌組は熱唱しダンス組は踊り狂い。ソロ一発目はレイさんのダンスコーナー。レイさん本当に目と鼻の先で踊ってたわ。優しい表情でバキバキ踊ってる彼をポーっと見上げてた。彼は日本人女子が好みそうな顔だろうなぁ。凄く大人っぽいけど、まだまだすごく若いんだよなぁこの子も。チャニョルことチャノルは噂通りhideの「ROCKET DIVE」のカバー。ピンクのウィッグと黄色いパーカーでコスプレもばっちり。花束片手にスーツでバシっとキメたスホさんのソロ冒頭で笑いが起きたのは気のせいか?スホさん、曲の最後で客席降りて、スホさんのうちわもってる子に花束渡してチェキで2ショット写真撮ってその場で写真プレゼントというとんでもない対応。

●いろんなメンバー、というかカイ君以外の全メンバーが目の前に入れ替わり立ち替わり来てくれた(お前も来んカーイ)。不思議な感覚だ。私の中でEXOはMVの印象しかほぼない。音楽番組とかバラエティもチェックしてない。そのMVはいつもスマホで見てた。いつもスマホの画面で見ていた人たちが、今は自分のすぐ目の前に居て、歌って踊ってニコニコ手を振っている。それぞれのメンバーをじーっと凝視しまくった。誰にも文句言われないもの。一番たくさん目の前に来たのはチャノルだった気がする。スラッっと背が高い、愛想の良い青年だったチャノル。「Thunder」の時のダンス素敵だったよ。長い手足がもつれそうでもつれないあの感じ。

●確か「Black pearl」だったかな。タオが目の前で踊ってくれたのは。気高く微笑みながら華麗に舞ってくれたので見惚れてしまった。まさに黒真珠級の美しさであった。

●途中でEXOメンバーの幼少期の写真を使ったVCRが流れた。あの印象的な目元もまゆげもそのまんまのチビドギョンスが映し出された時爆笑が起きた。ドギョンスはあくまでもドギョンス、いつだってドギョンスだった。

●SMの先輩たちのヒット曲をメドレーで歌う楽しいコーナーがあった。「Sorry sorry」ではしっかり掛け声叫んできた。だってエルプだもん。「Dream girl」ではちゃんとマイクスタンドを使用。

●SM異色の一重猫顔シウミンが目の前に来た時、ぴょんぴょん飛び跳ねる動きを「可愛いなぁ」と思いつつ真剣に見てたら、友達が「もーどっち見ればいいかわかんないよ!」と叫ぶ。「???」と思ってふと振り返ると、これまた目の前のメインステージ右端にセフンがちょこんと座ってて爆笑した。お前いつからそこに居たの。気付かなかったよ!いやぁ贅沢な席だ本当に。あの距離のセフン見逃しそうになるとか。

●サブステージでのドギョンスソロタイムの時、メインステージでは巨大な鏡が準備されていた。これが噂の鏡ダンス…。「My lady」の後半で、メンバーがメインステージに横一列で仰向けに寝転がって踊る様子を、斜め上に設置された大きな鏡にバッチリ映して見せるというパフォーマンス。鏡に向かって指を指したり、仰向けの状態でセクシーに足腰をくねらせたり。このダンス考えたの誰ですか。トニーテスタ先生ですか?このド変態。

●チャノルとベッキョンの二人がサブステージに出てきてMCをする場面が二回。EXOの喋り担当は君たちなのか。「はいどーもー!!!」みたいなテンションがちょっと若手漫才コンビっぽかった二人。ちょっとした日本語の一言も覚えてきたようだし、日本語に同時通訳してもらった言葉をその場ですぐにマネして言ってみたり。発音も悪くなかったね。

●決して進んで面白いことを言うキャラではなさそうなEXO達。直前に見たのがスパショだったからな。「みんな真面目だなぁMC中も」って思った。韓国語のMC、私にも結構内容理解できたぐらいだから、言葉遣いも多分丁寧だったんだよね?SJだと、ふざけモードに入るとクロストークしまくりだし早口だしで私レベルでは聞きとるの難しいんだけど、EXOはそうでもなかったの。MCしてる彼らを間近で見守りながら、「あぁ、この子の喋り声ってこんな感じかぁ」と新鮮な気分になった。

●武術の腕前をこれでもかと見せつけてくれたタオさんのソロコーナー。暗殺者の眼差しで華麗に舞って舞って舞いまくったと思ったら、ソロ終了後、ステージ上でニコニコ笑顔で汗を拭って、その姿を至近距離でカメラに撮らせて。しかも結構長い時間。タオのニコニコタイム…!すると、カメラに向かって「こっちだよ」って感じで手招きし、ステージ袖に導くタオ。そのままカメラは舞台裏へ潜入…

●で、そのまま、いつのまにか、素敵過ぎる映像に切り替わってるわけですよ。「Growl」のMVでもおなじみの、SMが多用するお得意のワンカット撮影で、メンバー達が「Heart attack」を歌いながら、スタッフが行き来し機材などもたくさん置いてある会場の裏通路を軽やかに練り歩き、「こんな感じで普段ぼくたちがんばっておりまーす」って案内してくれる映像。これはぶったまげた。みんな可愛すぎて。「Heart attack」って結構シリアスでミステリアスな曲調じゃん。あの曲に乗せて舞台裏に潜入する映像、すごくドキドキしたよ。でも出てくるメンバーは超笑顔(そんな顔で歌う曲じゃない気がwいやそのギャップがいいのか)。楽屋にはEXO-L-JAPANタオルが飾ってあった。日本の会場の映像ぽかったから、ちゃんと各国ver作ってるんだね。

●で、裏側に潜入してたカメラはステージ袖まで戻ってきて、遂にダンス狂人カイのソロタイムがスタート。常人離れしたオーラを身にまとい、何かに憑りつかれたかのように踊りながら狂気を放ちまくるカイ君。踊りながら時々ニヤっと笑う。鳥肌がたつ瞬間。

●カイくんのマッドネスなソロタイムから、そのまま恍惚の「Overdose」になだれ込む神展開。全身が操られてるかのようにぐいぐいっと引っ張り上げられるあのダンス。こんなパフォーマンスが出来るアイドルだったら、いくつかスキャンダルがあったって当分は負けないよ。クライマックス、メンバーが縦に並んでのギャラクシートルネードの時、最後の大回転のために、後方に待機して呼吸を整え、そして助走つけてグルっと回るタオをしっかりと見届けた。

●大きな真っ白の幕でステージが覆われ、そこに狼の映像が映し出される。アンコールは「Wolf」でスタート。これ正面からだったら木の影が映って、幕が取り払われて本物キター!って感じだったのかな。私は幕の後ろでスタンバイするEXOたちに釘づけだったけど。正面から見ないと「生命の木」に見えないことでおなじみの「Wolf」。今回も横から拝見したけど、木に見えないとかどうでもよくなる距離だったから良いんですよ。

●クライマックスでやっと登場した「Growl」。言葉はいらない!名曲(もう文字打つの疲れてきた)。後ろを向いてる時に大急ぎで前髪を直し、ふり返って甘く歌いながら歩くチェンとか見れたね。ダンス中、前半組が踊って一旦ステージ袖にはけて待機してる様子も可愛かった。

●最後のボール投げタイムでは、己の遠投力を競うかのようにみんな遠くのスタンドに向けてボールを投げ込んでいた。がんばっても全然ボールが遠くに飛ばないSHINeeのキーくんとは対照的だ。

●ということでEXOの単独、しっかり満喫してきたわけだが、不満が。何故「12月の奇跡」歌ってくんなかったんだよ。今12月じゃん!歌おうよ!