拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

今日は何の日?

2014-12-26 00:09:26 | 音楽

今日は何の日?んなもん決まってんだろ。アジアの伝説、東方神起先輩のデビュー記念日だ!「EXO FROM EXO PLANET #1 THE LOST PLANET」(長ぇよ)の感想の残りは後まわし。



●12月26日は東方神起のデビュー日。11年前のこの日、東方神起は韓国のテレビ番組に初めて出演し、デビュー曲「HUG」を歌った。その後の活躍と波乱万丈な歩みは周知の通り。

●12月半ばを過ぎて26日が近づくと、向こうで出たDVD「ALL ABOUT 東方神起 vol.1」を寝る前に見る事が多くなった。これはデビューから2005年までのMVや「人気歌謡」出演時の映像を集めたDVD。初々しい「HUG」とか見てると泣けてくる。チャンミンが歌うブリッジ部分「in my heart in my soul~」辺り以降特にね。テレビ初出演映像が作品として残ってるのはすごく良いよね。

●このDVDには好きな映像が沢山詰め込まれてるけど、特にお気に入りはデビュー直後のSJと共演した、かの有名な「ぽよよ~」でおなじみの「Show me your love」かな。垢抜けないSJと混ざると際立つジェジュンの声と顔のプレミア感が眩しい。

●「東方神起がまた5人に戻って欲しい」なんて思わない。今の東方神起はユノとチャンミンのもの。でも「5人時代は黒歴史」とまで言われると腹が立つ。2009年まで、5人で素敵な曲を沢山歌ってくれた事実は消えない。今も昔も素敵なの。

●5人に戻って欲しいなんて思わないけど、「一日でいいからShow me your loveのMVに出てた人たち全員再集合して欲しい」とは思う。ぽよよ~

●今年の最後の最後に出たアルバム「WITH」は、大人っぽく冬っぽくしっとり、そして彼ららしい勢いや堂々とした佇まい、適度なチャラさと節操の無さも混じった良作。1月に向こうで出たアルバム「TENSE」の影響からか、生のバンドやホーン隊をフィーチャーした曲が多め。「TENSE」にJ-POP的な親しみやすさと男っぽさを足したような感じ。こういう、JともKとも違う世界を見せられるのが彼らの強み。

●本当はスパショ福岡から帰ってくるまで「WITH」聴かずに置いておこうと思ってた。でも待ちきれなくて聴いちゃった。冒頭の「Spinning」からぶっ飛ばされた。これが欲しかった!って思った。ドームツアーも期待出来るねこれは。

●韓国でのアルバムのリード曲で、日本語verもリリースされた「Something」「SURI SURI」は、デビュー10周年を超えた二人にぴったりの曲だった。

●「Something」はユノの曲。モテモテのイケメンが、自分に惚れてる女の子に向かって「本気でアピールしてこないと僕を手に入れられないよ?」と、からかってる曲。でもそれだけじゃない。これは夢や目標を持ってるのに、それに本気で向き合ってなかったり、そのために大した努力をせず中途半端な状態になってたりする全ての人への叱咤激励の曲。「夢を叶えたいならもっと頑張らないとダメだよ?欲しいものがあるなら、ボロボロになるのを恐れずに努力しないと絶対手に入らないよ?」というユノ先輩からの、松岡修造さん並みに熱いメッセージソング。ライブのステージで、沢山のダンサーさんと息を合わせながら複雑怪奇なロープパフォーマンスを、汗だくになりながらも笑顔でやってのけるユノが、「俺は今も昔も必死だよ。だからお前も頑張れよ!」というメッセージを伝えてくれる。

「クールなふりで本当は臆病なんじゃないの もっと熱くさせてよ」(「Something」より)

●「スリスリ」はチャンミンの曲。軽い気持ちで付き合い始めた女の子に、気づけば深くハマり込んでしまった男の曲。これは、スカウトされて軽いノリで事務所に入ってアイドルになって、10周年を迎えたチャンミンに重なる。さすがに「歌手になるとかあり得ない嫌だマジ無理無理無理無理」って子では無かったと思うけど、基本は周りの友達と同じように普通に勉強の日々を送っていたチャンミン。子供の頃からダンスが好きで、自らSMのオーディションを受けに来たユノとは違う。チャンミンはSMに入り、あっという間に社運をかけたエリートチーム東方神起に加入。以降、ハイレベルな歌やダンスのスキルを誇る兄貴達の後を必死で追いかけ続けた。そして時に悩み苦しみながら歌う喜びや自分の居場所を見つけ、「東方神起のチャンミン」としての自信と誇りを手にした。「スリスリ」は、そんなチャンミンの10年間のアイドル人生そのものを歌にしたように思える。

「例えば君はどんな存在なんだろう 無くなれば死んでしまうよ」(「SURI SURI」より)



割り込みぽよよ


ウィー!アー!!