拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

西へ…(2)

2009-01-29 16:27:40 | ライブ
今更ですが、スピッツライブの日の話。今回は一緒に行った友人の提案で、初めて、近鉄特急で大阪に行ってみた。ラルクの時はJRを乗り継いで2時間半ぐらいかけてダラダラ行ったが、今回は2時間強ぐらい。あんまり変わんないが、近鉄特急ということで、ガヤガヤ騒がしい在来線よりもまったり行けて良かった。金券ショップで安く乗車券買えたしね。JRは岐阜~滋賀~京都を通って大阪に行くが、近鉄は三重~奈良~大阪。このルートは新鮮な感じがしたな。三重と奈良を経て大阪に入ると、一気に風景が変わってびっくりでした。「ぬおぉ、気付いたら都会じゃん?」みたいな。
近鉄特急の終点が難波だったので、しばらくここで時間を潰すことに。しかしこの日は雪がちらつくほど寒く、外を歩くのは若干気が引けたのでまずは地下街をウロウロし、何故か湯葉とモッツァレラチーズのパスタを食した(美味だった)。その後、意を決して地上へ。案の定すっげー寒かったが街は活気づきまくっていた。映像でしか見たことなかったけど、本っ当に派手な街ですねぇ。「あ、この店テレビで見たことあるー」とか軽薄な事を言いつつあっちこっちをブラブラしてたら「なんばグランド花月」に辿り着き、「おぉ…これがあのNGKか…」とプチ感激。色んなお店がひしめく通りで、一番騒がしかったのは多分ここでしょう、きっと。私の住んでる地域では土曜正午から吉本新喜劇が放送されてて(もちろん今も)、小学生の頃は学校から帰ってすぐ、吉本見ながら昼ご飯食べるのが定番だった。その後大体友達と遊びに行くのだが、まず最初に話題にのぼるのは新喜劇ネタで…………という回想が、なんばグランド花月の前で一瞬のうちに脳内を駆け抜けて行った。完全に刷り込まれてるもん、小学校時代の土曜昼→新喜劇って。あれを放送してた地域ってどれぐらいあるんだろ。初めてゴールデンタイムの全国ネットの番組で、新喜劇の人気者だった藤井隆や山田花子を見た時は感慨深かったな。大阪に住んでる人がM-1グランプリを見る時の気分と似てるんじゃないのかなぁ。
しばらく難波をフラついた後、地下鉄で大阪城公園に移動。特に城好きというわけでもないが、せっかくなので散策。公園には梅の木が沢山あったが、まだ殆ど咲いてないのばかりだった。あいにく大阪城の文化的価値などが私の頭には入っていないため、城を見ても「へぇ、ここに秀吉とか淀殿とか居たのかなぁ…」ぐらいにしか思えない自分が切ないが、一応写真を撮った。公園内をウロウロしてる若者達、ひょっとして仲間だったかな?スピッツファンはラルヲタと違って一目で判別出来ない。ラルクのライブの日だと、城周辺はラルヲタでごった返すのだろうか。超見てぇ…。
そういえば私が大阪行った翌日、大阪国際女子マラソンがあったみたいだね。大阪城公園もコースに組み込まれてた。スピッツのライブのチケット、この日のやつを取ってればマラソン見れたかな。でも人集まり過ぎで、まったり公園散策なんて出来ないだろうな。
そうこうしてるうちに開場時間が過ぎていた。会場周辺にはダフ屋のオッサンが。大阪のダフ屋は名古屋より微妙に怖いね。ルックスと言葉使いのインパクト大。あと屋台がポツポツ出てたが、その中にスピッツの海賊版グッズを売る店があって失笑。ジャニーズ系コンサートとかならともかくスピッツのライブで……。写真入りポスターとかうちわとか、需要無いだろ。私が見た時は客誰も居なかったよ。
以上、大阪プチ見物終わり。結局何を見たのかよくわからない日記になっちまいましたとさ。

追記
hydeさん誕生日おめでとうございます。遂に40代に突入ですね。