拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

水着

2007-11-17 18:59:58 | L'Arc-en-Ciel
青木さやかとキングコング司会の音楽番組「音楽戦士」。この番組は、ラルクのトークが一番盛り上がる貴重な番組である。なんか、この番組出てる時のラルク、4人とも異様なまでにニコニコしてんだよなー。意外に司会者としての力量があるのかもしれません、青木さやかとキンコン(単にラルクと相性が良いだけだったりして?)。11月16日の放送も最高だった。ラルク16年の歩みを、時折笑えるエピソードを織り交ぜながら超軽快なテンポで振り返るという企画。結成当時の話とかはインタビューで何度か読んだことがあるが、文字を読むのと直接本人たちの口から語られるのを観るのとでは面白さが違うんだよなー。ラルク結成のきっかけは、大阪で「ジェルサレムズロット」というバンドを組んでいたhydeにtetsuが目をつけ、そのバンドを抜け、自分とバンドを組んだ方が良い!と必死にhydeを勧誘したことに拠る。hydeのライブに毎回足を運び、強引に勧誘してくるtetsuをhydeは「ストーカーみたいだった…」と振り返った。
他にもいろいろなエピソードが語られた。突然辞めたメンバーを補完するため、tetsuの幼なじみkenが加入した直後のライブでは、当時大学生で(名古屋工業大学)就職活動中だったkenの髪型(真面目なリクルートカット)に客がドン引きしてた、とか。関西人のくせに関西弁のキツいイントネーションを恐れていたhydeは、標準語を話す東京人がとても優しい人に思えた、とか。前ドラムsakuraの後任として事務所の大先輩・yukihiro(他の3人と年齢は変わらないが芸歴がとても長いので先輩)を新メンバーに迎え、初めての音合わせをする日、気を引き締めてちゃんとした服でその場に現れたyukihiroに対し、hydeは何故かピッチピチの短パンを穿いていて脱力させられた、とか(実は短パンではなく水着だったことが判明。おかしいっつーの)。バンドを休止しソロ活動をした際、tetsuはバンドとソロでは予算が全然違うことを痛感した、とか(さらに個々のメンバーによって予算が違うと思う、という生々しい懐事情も暴露。そりゃ、hydeのソロよりは予算少ないだろうねぇ…)。ちなみに自虐的な予算の話をしたtetsuがキンコン西野に「生々しいっすよ!」とつっこまれた時、彼はなぜか満面の笑みを浮かべていた。わけがわからない。
テレビに出ても、大体の場合テンションが低く、西川貴教が司会をしていた時のポップジャムに出た際は西川に「絡む気ゼロです、ラルクアンシエルのみなさんです」と紹介されたり、会話の弾まなさ加減に「これ、放送事故寸前ですよ!」つっこまれたりしてきたラルク。そのノリの悪い感じもそれはそれで最高に面白いのだが、音楽戦士のようにガンガン喋るのも最高だ。永久保存するべきだ。特に水着でyukihiroと会ったhydeの話ね。


画像はMステのホームページ内の「アフターMステ」より。毎回、出演者にボードにサインやメッセージを書いてもらい、それを公開するコーナーに掲載された、ラルクが描いたボード。おそらくhydeが描いたであろう力作(笑)。最近、番組自体よりもアフターMステのほうが楽しみだったりして。