世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

区議会第4回定例会・三日目

2006年11月30日 | 議会報告
(写真:息子が作った厚焼玉子。本人は満足していないようでしたが、なかなか上手だなぁ!と感激)

本会議三日目。今日は、14人の議員が一般質問に立ちました。その後、議案の付託が行なわれました。(各委員会に付託して、そこで審査します)

「せたがや政策会議」のおおば正明議員は、今回、自殺対策を取り上げてくれました。「自殺対策と言えば田中優子」という感じだったので、おおば議員も関心を持ってくれたこと、心強いです。

今回の切り口は「多重債務者と自殺と税の滞納」との関係について。その切り込み方で、多重債務を解消することができて、自殺も防止でき、税も徴収できる、というすごいことを鹿児島県奄美市でやっているんです。

奄美市では、利息制限法による過払い分等を取り戻すなどして住民税等の納付につなげていて、人口4万9720人(世田谷区の20分の1の人口規模)ですが、昨年4月から今年の10月までの間に、金融業からの返還金は約3億1000万円、と、大きな成果を上げています。

このことを紹介し、提案したところ、「今後、債権管理委員会において、関係所管を含めた新たなプロジェクトチームを編成し、具体的に検討して参ります」という大変具体性のある前向きな答弁が得られました。


この他に、11月26日付の『読売ウィークリー』に、下北沢地区計画に関して「“まち壊し”世田谷区に怒り!」という記事が載っていたのですが、その中にいくつも疑問に思う点がありました。

その一つひとつについて、おおば議員が、質疑をし、疑問点を明らかにしていきました。

特に、「下北沢駅周辺地区地区計画」に対する意見書の提出について、自ら情報公開請求をして、1058通の意見書を取り寄せ、そのすべてに目を通し、しっかり分析した上で、質問に臨んだ姿は、議員として学ぶべきところがたくさんあると思いました。

この意見書の提出にあたっては、「区側の誘導があったのではないか」と、調査を求める動きがあります。それについて、おおば議員は、

「調査の基本はまず議員自身でどれだけ調査するかにかかっています。おかしいからといって調査委員会を作れと言う前に自分で調べるべきだと思います。もちろん公務員の中立性を外れた行為は断じて許されるものではありません。ただしそれはそのような内実を伴った行為があればこそであります。あやしいから何でも調査委員会にかけようとういう発想は極めて恐ろしいことです。 議会も立派な権力機関であることを肝に銘じるべきです。」と言っています。

まさに、その通りだと思います。実際、あやしいと騒いでいる議員の誰一人として情報公開請求をしていない。つまり、誰一人として、自ら実際に意見書を調査してはいない、のです。

で、おおば議員の結論。
「さて私の調査の結論は現段階では無理だということです。理由は簡単です。被害者がいないからです。この騒ぎが始まってしばらくたっています。今現在では、そういう行為を見た、そういうことはしていない、この2つの堂々巡りでしかありません。誘導とはどういうことでしょうか、誘導とはおそらくその本人の意思とは違う方向に導かれたということでしょう。ではそういう被害者がいるのでしょうか。少なくとも賢明な世田谷区民が自分たちのまちづくりに関して意見を述べる際に、区役所に言われたからホントのこととはちがうことを書いちゃったと、いうことあるでしょうか。区が誘導した誘導したということは、逆に下北沢地域の住民の判断力に疑問を呈しているようにも聞こえます。私は調査にはいつも前向きですよ。ただし現段階で被害者のいない事件を調査しろといっても、それは無理ではないでしょうか。少なくとも行政には区民からそういう疑いを向けられるような行動がないようにとクギをさすのが精一杯だと思います。」

おおば議員の質問が終わった途端、他の会派からも大拍手が起こっていました。


同じく「せたがや政策会議」の小泉たま子議員も一般質問に立ち、「地区・地域の重要性と、高齢者施策の取り扱いについて」いつもながらの熱い想いをこめた質問をしました。

69席の傍聴席が今日も全席埋まっていました。しかも、今日は、初めて傍聴に来た、という人が30人近くいたんだそうです。すごい・・・

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区議会第4回定例会・二日目

2006年11月29日 | 議会報告
今日は、本会議二日目。公明党の代表質問に続き、15人の議員が一般質問に立ちました。

一般質問は、議員個々人の質問なので、地域性のある質問(例えば、○○駅周辺街づくり・・・とか、△△線の踏み切り解消問題・・・とか)が出てくるのが特徴ですが、もちろん、世田谷区全体の施策についての質問もたくさんあります。

今日の質問で明らかになったのが、「健康せたがやプラン後期」の内容。(写真)

重点施策に以下の3つが入っていました。
 ■乳幼児からの食育の推進
 ■働く世代のこころの健康づくり(自殺対策)
 ■子どもからの生活習慣病予防対策の推進

これ、全部、私とウチの会派がこれまでに議会質問をして来たことです。こうしてプランの中に生かされている、ということがわかって、とても満足&うれしい気持ちになりました。

ウチの会派のメンバーの出番は明日(30日)の午前10時~おおば正明議員、12時50分~小泉たま子議員が、一般質問をします。議会の生中継、ぜひ見て下さい。


今日はちょっとおもしろいことがありました。

午前中の質疑が終わって昼休みとなった時、川上和彦議員が「メガネ忘れちゃったんだけど貸してくれない?」と。

いいけど、なんで他の議員に聞かないのかな?と思って、議場をぐる~っと見渡したところ、“老眼の度合い”が同じくらいなのは私だけなのでした。(貸してあげたら)「あ、ちょうどいい!!」だって。(笑)

私は、(実は)原稿の文字をすごく大きくして、議会質問ではメガネをかけないでがんばっているんですけれど。

なんか、“老眼鏡”っていうと、映画“恋愛適齢期”を思い出しちゃいます。なんとも言えず意味が深くていい作品なのですが、すっごく笑える映画でした。

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政務調査費

2006年11月29日 | 議員活動
    

このところ連日のようにマスコミなどで報道されている「政務調査費」の不正使用事件。しかも、現職の区議会議員が会派まるごと辞職する事態なんて前代未聞のことではないでしょうか。驚きました。

世田谷区議会においては、現在、「政務調査費」の報告書に領収書を添付する必要はありません。(個人で保管することにはなっていますが)

私は、以前より、領収書を添付した方が透明性が高まるのでよいという意見ですが、議会というのは、全体が納得するに至らないとルールを変えることが非常に難しいのです。

今回の、この目黒区議会の事件を受けて、世田谷区議会では、議会運営委員会の理事会(各会派の代表者会議)において、議題とする項目に上がっています。世田谷区議会としても避けられない課題でしょう。

ウチの会派「せたがや政策会議」では、おおば正明幹事長が、世田谷区議会でただ一人、「政務調査費」の全領収書をサイトで公開しています。私はそこまでやる時間的な余裕がなく、ノートに貼り付けて保存しています。(写真)

 

議会全体の合意が得られて、世田谷区議会もより透明性が高まるようになるといいな、と思います。

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区議会第4回定例会・初日

2006年11月28日 | 議会報告
   (写真:区役所中庭の紅葉)

今年最後の議会初日。熊本区長の召集挨拶に続き、代表質問が行なわれました。

今日は、「民主党・生活者ネット・社民党世田谷区民連合」、「せたがや政策会議」、「共産党」、「自民党」まで。

ウチの会派の質問になると、議場の空気が変わるのを感じます。ぐーっと周囲が集中して聴いているな、という雰囲気になるのです。議場全体の空気が壇上の質問者の声に集まってくるような。

さて、「せたがや政策会議」の代表質問ですが、
1)23区の再編について
2)子どもの健康の現状から見た和食文化の継承と食育について
3)在宅で暮らすということ

この中で、特に、「子どもの健康」については、様々なデータを紹介しながら質疑をしたので、驚きの実態を伝えることができたと思います。

例えば、千葉県の八日市場市が行なっている5歳児検診(全国で唯一、ここだけが血液検査を含め詳細にやっているのです)の結果では、動脈硬化指数の高い子が13%、コレステロール値の高い子が11%、肥満傾向の子が10%、と、小学校入学前から、3人に1人の子どもに成人病の初期病変が見られる、ということ。

また、“背筋力指数”を用いて今の子どもたちの体力が危機的状況にある、ということを説明したのですが、それは、親世代に比べると今の子どもたちは、背筋力が落ちている(男子の半数が介護に耐えられない、女子の半数が育児ができないくらい、背筋力=身体を支える腰の力が衰えている)という結果が出ている、ということです。

今、改正だなんだと騒がれている「教育基本法」ですが、その第1条には、「教育の目的は心身ともに健康な国民の育成」と謳われていて、それは与党改正案でも野党案でも変わっていない、ということを考えれば、教育の重大さがわかるというものです。

学校現場では、学力だけ考えればいいのではなく、もっと、子どもたちの体力、健康について、そしてその基礎となっている食事と睡眠について、指導しなければならないのではないか!と思います。

「在宅で暮らすということ」については、思ったよりいい答弁が引き出せました。やはり、地域と地域住民の力を効果的に活用して、在宅生活を意味のあるものにすること、は、これから大変重要になってくる施策だと思います。そのための拠点づくりを、空き家や空き店舗などの効果的利用で進めてほしいと思います。

帰り際に、「いい質問でしたねー!」と、他の会派の議員の方に声をかけていただきました。

そうなんです、原稿作るの、苦労しましたからねー。会派のみんなで最終的に仕上げるまでの工程と言ったら、たった20分の質問に、どれだけの時間を要しただろうと思います。だから、非常に中身の濃い質問となっていると自負しています。

富永さなえ議員の語り口もとてもよかったと思います。(お疲れ様でした~!)

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代表質問の最終仕上げ

2006年11月27日 | 議員活動
最近撮った写真(その1)

 


明日から、今年最後の議会、第4回定例会が始まります。

ウチの会派「せたがや政策会議」の代表質問は、午後2時30分~(富永さなえ議員)です。議会の生中継はこちらからご覧下さい。

 1)23区の再編について
 2)子どもの健康の現状から見た和食文化の継承と食育について
 3)在宅で暮らすということ

代表質問、一般質問の全体の順番は、こちらをクリックして確認して下さい。

今日は、その、代表質問の原稿の最終推敲を会派メンバーでしました。・・・やはり、言いたいことがたくさんあって、どの項目もずいぶん原稿を削って・・・、なんとか20分以内に収めましたが、でもぎりぎりです。

あとは、富永議員の読むスピードに託すしかない!という感じ。(富永さん、頑張って~!)


最近撮った写真(その2)

 


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ふれあいフェスタ’06

2006年11月26日 | お知らせ
来週の日曜日(12月3日)は、世田谷区民会館&中庭にて、「世田谷福祉まつり・ふれあいフェスタ’06」が障害者週間記念事業として開催されます。

今年で26回目を迎えるイベントです。

区民会館ホールでは、「境界線を越えて」と題して、イラストレーターのエム・ナマエ氏による記念講演があります。(13:10~14:10、入場無料)

(※ホームページを見て初めて知りましたが、エム・ナマエ氏ってすごい方なんですね!!)

中庭では、バザーや模擬店、手作り菓子の販売などもありますので、お時間のある方は、来週の日曜日、ぜひお出かけ下さい。


今日は、やっとの思いで“衣替え”をしました。(今頃・・・)

寒くなりましたよね。さすがにこれでは冬物がなければ生きていけない、という感じです。でも、まだ、コートなど本格的な冬物はトランクルームにおいてあって、取りに行く時間がないままですが・・・。

あちこち連絡しなければならないことに追われていて、メールの返信がたまってしまっています・・・フラグを設定しているメールがなんと49件も!!何しろ、毎日、時間が経つのがあっという間で・・・。

いつもいつも、「あー、またこれも今日出来なかったなぁ・・・明日の宿題」と思って寝る日が続いていて、これって、結構、ストレスになっているよなぁ、と思う毎日なのです。

これから選挙に向けて、もっともっとやることが増えていくというのに、どうしよう?!と、気持ちはあせるばかりです。(ため息・・・)

ため息をついている場合じゃない!頑張らなくっちゃ 
では、なさーい!

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駆け足の土曜日

2006年11月25日 | 日常生活&プライベート
今日は、朝から深夜まで予定びっしり、“充実の&駆け足の”土曜日でした。

まず、母校、中央大学杉並高校で「公開授業と高校説明会」が開催されていたのですが、今年度で退職される予定の恩師(高尾弘先生)の、「最後の“生授業”を見ましょう!」という呼びかけがあり、久しぶりに数学ⅡBの授業を参観しました。

その後、有志メンバーで「高尾先生を囲む会」を、杉並会館マツヤサロンで開催。担任をしてもらった学年の先輩方と、水泳部のメンバーなど、16名の卒業生が先生を囲み、和やかな昼食会となりました。(私は幹事の一人)

一人ひとり、自己紹介をしながら先生の思い出やエピソードを話したのですが、私の思い出といえば、「数学が一番苦手だったので、数学研究室に通っていつも特別に教えてもらっていた(それで何とか赤点をしのいできた)こと」ですね。(笑‥先生、本当にお世話になりました!!)

高校時代には、「私ってこの学校、あんまり合っていないなー」と感じていたのですが、今になって、「中大杉並を卒業してよかったなぁ~!」と、ほのぼのした気持ちになっています。

昼食会終了後には、荻窪から六本木(写真)に移動して、「バウハウス」というお店でヘビメタロックのライブを聴きました。

知る人ぞ知る、あの、区立松沢中学校でお世話になったT先生率いるバンドです。いや~、すごい迫力とノリ!メンバー全員が教員という珍しいバンドですが、こういう先生たちだったら学校が楽しくなるだろうなぁ~!!と思いましたね。

ライブの後には、PTA関係のT先生ファンクラブ(?)のメンバーで、六本木交差点にある、かの有名な“アマンド”でお茶しながら、学校関係のこと、子どもたちのこと等々で、話がはずみました。現場のお母さん方は、本当に色々な情報を持っていて、真剣に子どもたちのこと、地域のこと、学校のことを考えているんだなぁ、ということが、よくわかり、また、楽しいひとときでした。

※アマンドって、待ち合わせでは有名ですが、実際に中でお茶したのは初めてでした。3階まであるのも知らなかったなー。(どうも、高齢?の集団が3階に案内されるみたい・・・??)

最後に、六本木から帰宅して、息子の眼が大丈夫か確認してから、経堂へ。(おかげさまで、眼は腫れもひいてよくなっていました。昨夜の騒ぎは何だったんだろう??)

知人から、梅丘で気孔教室や治療をやっていらっしゃるという気孔師の先生を紹介していただきました。

「今日は顔がひどい。むくんでいるんじゃない?一度、気孔の先生に診てもらった方がいいですよ」と心配してくださって・・・。(えーっ!そんなに“顔がひどい”??)

というわけで、最終的に帰宅したのは翌日の0時15分でした。

本当の本当は、今日の午後、ものすごくためになる“財政勉強会”に誘われていたのですが、あきらめました。(これは本当に残念でした)

それにしてもすごいスケジュールの一日でした。

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いじめに関する相談先

2006年11月24日 | お知らせ
 いじめに関する主な相談先
ひとりで悩まないで!とにかく相談してみよう!!

■法務省 子どもの人権110番
 0570-070-110(平日8時30分~17時15分)

東京都教育相談センター
03-3493-8008
(平日9時~21時、土日祝9時~17時。メール相談あり)

■東京弁護士会 子どもの人権110番
03-3503-0110
(平日13時30分~16時30分、17時~20時、土13時~16時)

警視庁ヤングテレホン
03-3580-4970
(平日8時30分~20時 土日祝8時30分~17時、メール相談受付あり)

チャイルドライン
0120-7-26266
(地域により番号と開設時間が異なるので詳細はHP参照)

■トヨタ子ども110番
03-3470-0110
(月~土17時~21時)

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救急外来へ・・・

2006年11月24日 | 議員活動
(今日の夜食:デニーズの“15種類の根菜のスープ”)

昨日(祝日)は、代表質問の原稿を書いて、書いて、やっとまとめました!!・・・ら、6400字(原稿用紙17枚分)にもなっていて、それだけで20分の時間が終わってしまうという事態に。

で、まず、幹事長のおおば正明議員に修正(というか、ひたすら削除、削除、ですね)してもらい、3400字までダイエットが成功。その後、富永さなえ議員も加わってプロジェクターを使って原稿の読み合わせ&推敲をしました。(壇上で質問をする富永議員が最終の仕上げをするのですが)

「ん~、しかし、私が苦労して時間も費やして書いた3000字(原稿用紙7枚半)は何だったんだろう?」という気持ちにもなりましたが、でも、多目の原稿を削除しながらまとめていった方がいい原稿になる、と思いますから、ま、いいんですけれど。

で、今日は私が担当していた部分の原稿が完成したので、「バンザーイ!!今日はゆっくり、ぐっすり眠れるぞ~!!」と思っていました。


ところが、夜になって息子が、「急に目が腫れてきた!痛い~!かゆい~!」と言い出すではありませんか。

見ると、左眼が真っ赤に充血して白眼がぼっこりと腫れ上がって飛び出している。どうしよう?と迷いましたが、何かあってからでは遅いので、救急外来に連れて行くことにしました。

夜11時前に家を出て、杏林大学付属病院の救急救命センターへ。深夜の外来、結構混んでいました。

1時間ちょっと待って診察を受けたら、原因不明だけれど大したことはない、ということでひと安心。会計を済ませると、もう翌日の午前1時を過ぎていました。

「お腹空いた~!!」「そうだねぇ~!」

というわけで、帰り道の途中で、デニーズ(烏山店)で食べたのが、写真のスープ(とクルミパン)。

帰宅したのは午前2時過ぎで、メールチェックやブログの更新などをしていたらもう4時・・・。実は、このブログ、「今日の分、完成!」と思って、アップした・・・つもりが、タイトルを入力していなかったせいか?消え去ってしまって、同じ内容を2度、書いています。(もう、ホント、そういうのってショックですよね)

一体どうしてこういう事態が起こるんでしょ。悲しい・・・!!

というわけで、結局、今日も、ゆっくり、ぐっすり眠る時間はなくなってしまいました。(ふぅ・・・)

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障がい者週間

2006年11月23日 | 議員活動


12月3日~9日は「障がい者週間」です。障がい者問題について知ってもらい、関心を持ってもらう機会として設定されたものです。

「障がい者週間」によせて、今、世田谷区役所第2庁舎の入り口ロビーでは、障がいのある方々の作品が展示されています。

特に、上に載せた絵はすばらしく、見ていてとてもあたたかい気持ちにさせられる作品でした。


区役所を訪れた際には、ぜひ、お立ち寄りいただき、一人でも多くの方に見ていただけるといいな、と思います。

私は、「障害者自立支援法」は、ある意味、画期的な理念が盛り込まれた法律だと思っています。「税金を使う立場から税金を払う立場になろう」というコンセプトを打ち出したこと、それによって、障がいがあっても誇りと責任を持って社会で生きていくことができるように、という考え方はその通りだと思うから、です。

しかしながら、社会において、その基盤整備(受け入れ態勢)が出来ていない。現状は全く追いついていない。そこが大きな問題だと考えます。

経済効率優先の価値観を持った社会では、民間企業(特に中小企業などで)障がいを持った方々を雇うことは非常に難しいでしょう。日本はどういう社会を目指すのか?政府は「障害者自立支援法」が生かされるような社会基盤整備を早急に進める必要があります。

教育基本法改正よりも、もっと優先して取り組まなければならないことがあるんじゃないの?!と、現国会を見ていると感じます。国会議員を選んでいるのも我々国民ですから、もっともっと真剣に選ぶ目をもたなければならない!と、最近、特に危機感を持ってそう感じています。

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チェックポイント黒点島

2006年11月22日 | 趣味&ホッと一息
今日は、会派で代表質問の打ち合わせと周辺の取材。

「せたがや政策会議」の代表質問は以下の3つの項目です。
 ■23区の再編について
 ■子どもの健康の現状から見た和食文化の継承と食育について
 ■在宅で暮らすということ

11月28日午後2時30分から、富永さなえ議員が担当します。ぜひ、傍聴にいらして下さい。


夜は、知人に勧められたお芝居「チェックポイント黒点島」を観に行きました。今日の日経新聞夕刊でも取り上げられていましたね。

下北沢のザ・スズナリで、12月3日まで上演されています。その後、名古屋、浜松、大阪、福岡、と回るようです。

「チェックポイント」とは、国境を通過する際の“検問所”を意味するもので、竹島、尖閣諸島、対馬、北方領土などで揺れる日本の領土問題を背景としていて、“社会や政治を風刺している”作品のように感じました。

以前、ベルリンの路上に、東西分断時代のモニュメントとして残された検問所ボックス「チェックポイント・チャーリー」の存在があったそうですが、それに触発された作者が、この劇で今を生きる人間の心象を描き出している、とのことです。

意外だったのは、このお芝居の中には、6年前(2000年12月30日)に世田谷区で起きた「上祖師谷一家4人惨殺事件」のことが、何回も出てくるのです。

未だ解決していない殺人事件を風化させてはいけない、という作者の気持ちがこめられているのでしょうか。

「国境とは何か?」ということを考えさせられ、自由を束縛する“検問所”は、もしかしたら、私たちの心の中にも生じかねないものかもしれない、と気づかされたような・・・大変見応えのあるお芝居でした。

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ごはんミュージアム

2006年11月21日 | 視察&勉強会
   

今日は、質問通告の後、議会質問の取材を受け、その後、視察を2ヶ所。

ひとつは、区内の小学校。給食のあれこれを栄養士さんに伺いました。とても熱心な栄養士さんで、「噛む噛むデー」を設けて子どもたちに食教育をしたり、「給食だより」の発行や「給食試食会」で保護者教育にも取り組んでいる様子がよくわかりました。

・・・が、(栄養士さんだから仕方ないのでしょうけれど)“食文化”よりも、まずは“栄養至上主義”のような・・・。このことは、先日の「真の食育とは何か?」について講演された小泉武夫先生も同じ問題提起をされていましたが・・・。

その後、役所に戻って再び質問の取材。

そして、夕方には、東京国際フォーラム(有楽町)まで出向いて、「ごはんミュージアム」へ。

和食文化の継承を唱えている我が会派としては、一度、見にいかなければ!と、以前から話していたのですが、今日、会派メンバーで視察することができました。


規模はそれほど大きくないですが、お米を使った料理講習会が行なわれていたり、お米に関する色々なものが販売されていて、なかなか楽しいところです。

入り口に植えられている稲のミドリもとてもきれいでした。

   

夕食は、併設されている「ごはんカフェ」で和食を堪能。リーゾナブルな値段でおいしかったですよー!

デザートも、お米の粉で作ったロールケーキ、お餅、アイスクリームなど、珍しくておいしかったです。(写真を撮るのを忘れてしまったのが残念!)

来週から始まる議会の代表質問にも関連していますが、今、ウチの会派では「健康な心身を育成するための日本の食文化の継承」にこだわっています。

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世田谷ハーフマラソン

2006年11月20日 | 議員活動
昨日は、「世田谷ハーフマラソン」が開催されました。

写真は、今日の読売新聞。雨の中、寒い日でしたが、730人が力走した、と出ています。(参加者は842人。応募者数は3000人以上)

世田谷区では、これまで、「健康マラソン」(10km)を30年に渡り開催してきましたが、今回初めて、ハーフマラソンに挑戦です。文化の世田谷だけでなく、スポーツの世田谷も!ということから新事業が打ち出されたのです。

議員仲間からも、二人(山内あきら議員&大場やすのぶ議員)が参加。行政(職員)からも、齋藤泰蔵総務部長はじめ何名かが参加していたようです。(齋藤部長は、退職する60歳までに年齢と同じだけ‥60回‥フルマラソンを走る!と目標を定め頑張っているそうです)

長距離走が苦手な私としては、マラソンをしよう!と思う人のこと、心から尊敬してしまいます。なんて根性があるんでしょう?!

今日は、「企画総務委員会」(要望書の提出についての審議)だったのですが、大場委員長と齋藤部長が所属している委員会なので、ハーフマラソンの話題で持ちきりでした。


委員会の後は、“代表質問”の打ち合わせ。夕方までかかって、「質問通告書」を議会事務局に提出しました。(とりあえずホッ・・・)

来週(28日に)始まる第4回定例会まで、行政ヒアリング、質問原稿の作成、会派でのすり合わせ等々、忙しい日が続きます。

会派の代表質問づくりって、とても大変ですが、でも、その都度ものすごく勉強するので、いい経験となります。今回も、“全体の勉強はみんなで。原稿作成は手分けして”やっています。

原稿を分担して持ち寄る、というやり方はありますが、ここまでのチームワークって、おそらくウチの会派「せたがや政策会議」だけの特徴だと思います。

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セミナー「パパの背中は遊園地」

2006年11月19日 | お知らせ
今日は、明けがた(というよりまだ深夜、という感じ)4時前に起きて、久しぶりに「朝起き会」へ。世田谷支部36周年記念の会、ということで盛大でした。

本年度、文科省では、1億数千万円を投じて「早寝、早起き、朝ごはん」キャンペーンをやっています。

確かに「早寝、早起き」の生活をしていれば、生活リズムが崩れることもなく、とても健康的です。本当に実践できれば世の中がいい方向に変わると思います。

しかしながら、私自身を振り返ってみても、とてもそういう生活ができないのが現状で・・・。「朝起き会」に行くと本当に気持ちがいいのですが、結局、その日は1時間とか2時間しか寝ていないので、帰って来てから二度寝をしてしまってリズムが大幅に崩れる、という、いいんだか悪いんだかになってしまうんですよねぇ・・・私の場合(トホホ・・・)。

毎朝、早起きを実践していらっしゃる皆さんのこと、本当に尊敬しています。たま~の参加ですが、そのエッセンスを感じるくらいはさせていただこうと思っています。



さて、今日のお知らせは、「パパの背中は遊園地~男の自立・女の意識改革」というセミナーです。

 日時 12月2日(土)午後1時30分~4時30分
 会場 女性と仕事の未来館
 参加費 1000円(先着250名、当日参加も可)
 申し込み (社)国際女性教育振興会  
       3-5472-4543 FAX 03-3436-5877
      メール iwea2@abelia.ocn.ne.jp

私も参加するつもりです。興味のある方、ぜひお申し込み下さい。子育て中の若いお父さん、お母さん方に参加していただけるといいですねー!


※今日中に何とか骨子を作らなければ、と思っていた“代表質問”が全然進んでいません。今日もまたこれから徹夜状態かなぁ・・・!!

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ルソーの夜会

2006年11月18日 | 視察&勉強会
 
(画家マヌエル・ブラスコ・アラルコーンが、さまざまな証言をもとにして描いた「1908年のルソーのための祝宴」という絵)

今、世田谷美術館では、「ルソー展」を開催しています。

今日は、それにちなんで、美術館のレストラン“ル・ジャルダン”にて、「ルソーの夜会」(スペシャルメニュー&イベント)があり、会派メンバーで行ってまいりました。

“ルソーの夜会”は、上の絵のように、1908年11月に、パリで実際に行なわれたそうです。

     

展覧会に絵を出すたびに爆笑の渦にさらされていた素人画家のアンリ・ルソーは、その夜会をきっかけとして歴史に残る大巨匠への道を歩んでいったと言われています。

その夜会に招いたのは、当時の若手の画家たち、ピカソアポリネールローランサン、サルモンらだったそうです。

今日の夜会は、その時の様子を再現した寸劇とヴァイオリン演奏があり、楽しいひとときでした。

(ヴァイオリンでは、ルソーが亡き妻クレマンスを偲んで作曲したという“クレマンスのワルツ”が、日本で初めて?演奏されました。寸劇は文化財団の職員の方々によって演じられました。皆様、お疲れ様でした~!)

世田谷美術館のルソー展は、12月10日までです。ぜひ、お出かけ下さい。

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