このところ連日のようにマスコミなどで報道されている「政務調査費」の不正使用事件。しかも、現職の区議会議員が会派まるごと辞職する事態なんて前代未聞のことではないでしょうか。驚きました。
世田谷区議会においては、現在、「政務調査費」の報告書に領収書を添付する必要はありません。(個人で保管することにはなっていますが)
私は、以前より、領収書を添付した方が透明性が高まるのでよいという意見ですが、議会というのは、全体が納得するに至らないとルールを変えることが非常に難しいのです。
今回の、この目黒区議会の事件を受けて、世田谷区議会では、議会運営委員会の理事会(各会派の代表者会議)において、議題とする項目に上がっています。世田谷区議会としても避けられない課題でしょう。
ウチの会派「せたがや政策会議」では、おおば正明幹事長が、世田谷区議会でただ一人、「政務調査費」の全領収書をサイトで公開しています。私はそこまでやる時間的な余裕がなく、ノートに貼り付けて保存しています。(写真)
議会全体の合意が得られて、世田谷区議会もより透明性が高まるようになるといいな、と思います。