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12月3日~9日は「障がい者週間」です。障がい者問題について知ってもらい、関心を持ってもらう機会として設定されたものです。
「障がい者週間」によせて、今、世田谷区役所第2庁舎の入り口ロビーでは、障がいのある方々の作品が展示されています。
特に、上に載せた絵はすばらしく、見ていてとてもあたたかい気持ちにさせられる作品でした。
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区役所を訪れた際には、ぜひ、お立ち寄りいただき、一人でも多くの方に見ていただけるといいな、と思います。
私は、「障害者自立支援法」は、ある意味、画期的な理念が盛り込まれた法律だと思っています。「税金を使う立場から税金を払う立場になろう」というコンセプトを打ち出したこと、それによって、障がいがあっても誇りと責任を持って社会で生きていくことができるように、という考え方はその通りだと思うから、です。
しかしながら、社会において、その基盤整備(受け入れ態勢)が出来ていない。現状は全く追いついていない。そこが大きな問題だと考えます。
経済効率優先の価値観を持った社会では、民間企業(特に中小企業などで)障がいを持った方々を雇うことは非常に難しいでしょう。日本はどういう社会を目指すのか?政府は「障害者自立支援法」が生かされるような社会基盤整備を早急に進める必要があります。
教育基本法改正よりも、もっと優先して取り組まなければならないことがあるんじゃないの?!と、現国会を見ていると感じます。国会議員を選んでいるのも我々国民ですから、もっともっと真剣に選ぶ目をもたなければならない!と、最近、特に危機感を持ってそう感じています。