叩くと煙の出るきのこ「オニフスベ」です。
前々日の8月10日にこのブログに投稿した、ポンプ小屋跡の桜の木の下で見つけた直径20cmほどの丸くて白いキノコがこれなんですよ。
あんなに白くて大きくて綺麗なキノコが3日後の今日行ってみるとこんな醜いつぶれた姿になっていました。コメントで「野営人さん」が教えてくださったとおりでした。
試みに割ってみました。そしたらこんな綺麗なこまい茶黄色のスポンジ状の塊りになっていました。それが胞子の塊りだとウイキブデイアに書いてありました。やがて乾燥して風に吹かれて飛び散ってしまいなくなるんだそうです。
そうだ、このキノコでした。
85年前、小学校の子供だったトクオ君が山から採ってきたと言ってこの塊りをパンパン叩いて茶色の煙を出してみんなをうらやましがらせたのがこのキノコでした。
小学校の子供だった私はそれが欲しくて欲しくて一所懸命山や野でさがしましたけどどうにも見つかりませんでした。でもときおり思い出してはあのパンパン叩くと煙の出るものはなんだったろうと思っていたんです。
それが今日見つけ確認出来ました。あの茶色の煙はこのキノコの胞子だったんですよね。それが分かって嬉しくて嬉しくて91歳の爺いがすっかり小学校の子供になって心の中で「おいトクオ君、俺も見つけたよ!、嬉しいよ!・・]叫んでしまったんですよ。
きっかけをつくって下さった「野営にんさん」ありがとうございました。
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