さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

おだやかな緑の道の遠くまで

2019-04-12 | 日記
春の花を求めての今日の散歩でした


でも昨日まで続いた冷たい春に野の花も少なく、桜の蕾も赤い部分をちょっと見せながら固い蕾のままでした。

ようやっと西洋タンポポの花があちこちに見えてきました。





でも日本古来の エゾタンポポの花はまだでした。
西洋タンポポはたくましくて、造成された荒れ地でも早春から群落を作って咲き誇ります。、そlしてちらほらですけど雪の降るちょっと前まで咲き続けます。
エゾタンポポは荒れ地でない豊かに肥えた場所に西洋タンポポよりちょっとおくれて咲きます。そしてセイヨウタンポポのように咲き続けることはありません。そんなこんなでエゾタンポポの群落はは西洋タンポポに押されぎみで少なくなっています。

今宅地の回りはいろんな水仙の花でいっぱいです。でもこの水仙の花はどうしたんでしょうか堤の土手に一株だけ美しく咲いていて私の心を惹きました。




今野に咲いている花は本当に少ないんです。山の道に行けばカタクリやシュンランやアヅマイチゲなどいろんな花が見られるのに車のない私はたやすく山には行けません。山太郎心で泣いています。

堤の土手の上を歩いていたらキバナノアマナが綺麗に咲き残っていました。嬉しくなってシャッターをきりました。



フキノトウが茎を長くして咲いていました。



小立岩に暮らしていた子供の頃フキノトウの茎で小さな水車を作って山から流れてくる雪解けの流れにかけてくるくる回して楽しんだことを思いだしました。店などない山の集落のこどもは自分のおもちゃは自分で作って遊びました。おはじきだって茶碗のかけらを丁寧に石で叩いて丸くして作りました。お祭りの時の出店で買った色ガラス製のきれいなおはじきはギヤマンといってすごく大事にしました。あの頃の子供は縄文字時代の技術をもっていたんだなと懐かしく思いだしました。

ちょっと横道にそれましたけど汗をかいて散歩するほんとの春、桜満開の喜びの春が早くきてほしいと思っている私です。 

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2 コメント

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フキノトウの水車 (M.H)
2019-04-16 21:59:08
今晩は。夜の会合で飲んで帰宅し、ブログを読ませて頂いています。(ほとんどそんな毎日です)
返事も少々酔っ払っていると思います。ご容赦ください。小立岩の話が書かれていれば、コメントせずにはおられません。
今回も初めて聞く話を紹介頂き感謝します。フキノトウの水車ですか。
大発見です。有り難うございます。今晩は、小立岩の夢を見ながら安らかに休めそうです。有り難うございました。
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M.Hさん (さんたろう)
2019-04-17 14:47:20
コメント有り難うございます。

フキノトウの茎で作った水車はM..Hさんの頃はもうなかったんですか。葉と花を落としたフキノトウの茎の両端にたくさんの切れ目を入れてしばらくすると切れた部分が反り返って両端に水車が出来るんです。茎に細い木の棒を通して沢の両端に石を積んでしかけるとフキノトウの水車がくるくる回るんです。

当時の小立岩には精米のための「バッタリ」が鎮守様参道の入り口にありましたけど精米のための水車はありませんでした。まだ見ぬ水車への思いいっぱいにくるくる回るフキノトウの水車をじーっと見つめていたもんです。

農民文学の春の号、楽しみに待っているんですけどなかなか発行されませんね。秋の号は受注を受けているようですから、そのうちにと我慢して待っております。
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