さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

私の町の私の好きな家あちこち(1)

2018-02-07 | 日記
私は私の町の成り立ちや歴史などのにはまったく疎く建築などの知識は皆無です。それでも町中を散策していると「この家美しい」とか「この家にはこんな思いが私にはある」などと心惹かれる家があちこちにあるんです。知識も感性も貧しいわたしのつまらない感想ですけどブログに投稿して書き残してみようかと思いたちました。

このお家は会津坂下町市中二番甲にある味噌醤油醸造の蔵元「八二醸造」のお屋敷です。


  
瓦屋根にきれいな漆喰の蔵造りに落ち着いた格子戸の家が調和していて美しいといつも思いながら散歩しております。

正面玄関の暖簾です。


創業寛政二年とありますが寛政二年は1790年で今から228年前の創業なんですね。風格があります。ご当主の高久源右衛門さんのお名前は初代から襲名されて八代目。私風情からすると重々しいお名前で身が引きしまる感じです。


私がこのお屋敷で一番心惹かれるのは格子戸に掲げられている「街角に歴史あり」というこの掲示板です。町の成り立ちや戊辰戦争のときの様子が書かれています。





私の町にはたくさんの案内表示板があります。私はその案内表示板の中でこの表示板と同じく八二醸造の醤油もろみ蔵にある表示板が一番すきです。簡潔でそして要をきちんととらえて書かれていて立派だと思います。





案内板によるとこの大きな醤油もろみ蔵は旧会津藩の米蔵が移築されたものであることが分かります。大きいですね、東日本大震災で外の壁が壊れていた記憶があるんですけどきれいに修復されました。ほんと街角に歴史ありですね。いつも楽しませていただいているんです。

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