試行錯誤の末(ってほど、たいした事は考えてませんが・・)、たどり着いた方法。
それは、実に真っ当なやり方でした。
最初に、=(等号)の意味を改めて刷り込みます。
=というのは、天秤ばかりやシーソーの真ん中のようなもの。
その右と左はつりあってなきゃいけないの。
今、つりあっているこんな式があります。
□+4 =10
「邪魔者を消せ!」
□がいくつか知りたいなら、邪魔なものを消さなきゃいけない。
「+4」を消すためにどうするか、
ここで、前回何度かすりこんだ
「+」の反対は「-」、
「×」の反対は「÷」が生きます。
+4を消すには、-4をくっつける事を教えます。
初めのうちは、実際に計算して見せて、0になるのを確認します。
=の両側はつりあっていなきゃいけないのだから、
片方に-4をくっつけたら、反対側にも同じ物をくっつけなきゃいけないと教えます。
(これははかりの絵を書いたり、シーソーをイメージさせたりして納得させます)
□+4-4=10 -4
+4-4のところは0になって消えちゃうから(と斜線を引かせます)、
残っているのは、
□=6
この調子で、簡単な問題を手助けしながら難問も解かせます。
同時に、答えあわせの仕方(□に数字を突っ込んで計算するだけです)も教えます。
ある程度なれたところで、次の段階です。
(ここからがかなりややこしかったです)
どんな問題でも、同じ様に解いていけないと、のんびりちゃんは混乱して間違えを引き起こします。
なので、最初は手順を端折らず、決まったパターンを刷り込む事にしました。
ルールはひとつ。
□は必ず左の端にもってくること。
そうしておいて、□のお尻にくっついた邪魔者を消していくのです。
4×□=8だったら、□×4に直して(直せる事がわかっているか確認はします)、
□×4=8 邪魔者×4を、上記のやり方で消すと、8÷4で2がでます。
では、
4÷□=2などのときに、どうするか。
(念のため、÷はひっくり返せないという事も例をあげて確認します)
「ひっくり返せなかったら、□を消そう」と、
これまで数字でやってきたことと同じことを□でするんです。
4÷□×□=2×□
4 = 2×□
ルールは「□は左端」ですから、
ここで、シーソーの右と左を入れ替え。
(入れ替えられることが理解できているかどうかも確認します)
2×□=4
ルールは左端なので、ここでもう一度ひっくり返し。
□×2=4
で、いつもどおり、邪魔者を消しておしまい。
手間はかかりますが、キッチリパターンを身につけるまでは
このやり方に拘りました。
入れ替えのできる、+と×、
入れ替えの出来ない-と÷は、
レポートのちょうど真ん中で縦に分けて問題を書くなどして、
娘が、区別を意識しやすい工夫もしました。
手順がキッチリ入ってくると、娘のほうも途中を飛ばそうとちょこちょこ工夫を始めます。が、中途半端な段階で省略を始めると、大概「大混乱!!!」になってしまうので、
しばらくは見守って形が崩れないようにします。
習熟が十分にされると、自然と正しい省略が出来るようになってくるので、
焦らない事、焦らせないことがいいように思います。
それは、実に真っ当なやり方でした。
最初に、=(等号)の意味を改めて刷り込みます。
=というのは、天秤ばかりやシーソーの真ん中のようなもの。
その右と左はつりあってなきゃいけないの。
今、つりあっているこんな式があります。
□+4 =10
「邪魔者を消せ!」
□がいくつか知りたいなら、邪魔なものを消さなきゃいけない。
「+4」を消すためにどうするか、
ここで、前回何度かすりこんだ
「+」の反対は「-」、
「×」の反対は「÷」が生きます。
+4を消すには、-4をくっつける事を教えます。
初めのうちは、実際に計算して見せて、0になるのを確認します。
=の両側はつりあっていなきゃいけないのだから、
片方に-4をくっつけたら、反対側にも同じ物をくっつけなきゃいけないと教えます。
(これははかりの絵を書いたり、シーソーをイメージさせたりして納得させます)
□+4-4=10 -4
+4-4のところは0になって消えちゃうから(と斜線を引かせます)、
残っているのは、
□=6
この調子で、簡単な問題を手助けしながら難問も解かせます。
同時に、答えあわせの仕方(□に数字を突っ込んで計算するだけです)も教えます。
ある程度なれたところで、次の段階です。
(ここからがかなりややこしかったです)
どんな問題でも、同じ様に解いていけないと、のんびりちゃんは混乱して間違えを引き起こします。
なので、最初は手順を端折らず、決まったパターンを刷り込む事にしました。
ルールはひとつ。
□は必ず左の端にもってくること。
そうしておいて、□のお尻にくっついた邪魔者を消していくのです。
4×□=8だったら、□×4に直して(直せる事がわかっているか確認はします)、
□×4=8 邪魔者×4を、上記のやり方で消すと、8÷4で2がでます。
では、
4÷□=2などのときに、どうするか。
(念のため、÷はひっくり返せないという事も例をあげて確認します)
「ひっくり返せなかったら、□を消そう」と、
これまで数字でやってきたことと同じことを□でするんです。
4÷□×□=2×□
4 = 2×□
ルールは「□は左端」ですから、
ここで、シーソーの右と左を入れ替え。
(入れ替えられることが理解できているかどうかも確認します)
2×□=4
ルールは左端なので、ここでもう一度ひっくり返し。
□×2=4
で、いつもどおり、邪魔者を消しておしまい。
手間はかかりますが、キッチリパターンを身につけるまでは
このやり方に拘りました。
入れ替えのできる、+と×、
入れ替えの出来ない-と÷は、
レポートのちょうど真ん中で縦に分けて問題を書くなどして、
娘が、区別を意識しやすい工夫もしました。
手順がキッチリ入ってくると、娘のほうも途中を飛ばそうとちょこちょこ工夫を始めます。が、中途半端な段階で省略を始めると、大概「大混乱!!!」になってしまうので、
しばらくは見守って形が崩れないようにします。
習熟が十分にされると、自然と正しい省略が出来るようになってくるので、
焦らない事、焦らせないことがいいように思います。
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