沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

心遣い②

2010年10月31日 | 日々のこと
 片方の隅にはこの花が活けられていた。すがすがしい気持ちになった。

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心遣い

2010年10月31日 | 日々のこと
 先日、南風原の某デパートに行った。近くに住む友人と3人で久しぶりにコーヒーを飲みながら互いの近況やとりとめのないおしゃべりをした。
 私達の年代になると、よく話題になるのが、嫁・姑・小姑・後継ぎ・介護の話。
 みんながよく言ううのは、実家は娘が継いだ方がいいよね、ということ。実家を継承するということは、家、屋敷を引き継ぐということ。なので、ちゃんと両親を見てほしいというのが小姑の気持ち。なのに、大抵の場合老親の面倒は娘たちの方がよく見ているという所が多い。だったら、女系継承が良いように思うが、沖縄は長男継承は根強い。で、男はバカだよねということになる。
 逆に自分の嫁としての立場から言えば、自分を小姑から守ってくれる夫はいいよね。実家にいい顔ばっかりする男は嫌だよね。
 姑という立場からなら、親の(自分の)面倒はちゃんと見てほしい、孫の世話ばかりさせるなよ・・となるようだ。
 
 要するにみんなそれぞれの置かれた立場(嫁・姑・小姑)から言えば、どれも折り合わないことになる。が、言わずには居られないということだ。だから友人とたまにはに会っておしゃべりができるのは女性の金のかからないストレス解消である。気の置けない友人がいることで、不平、不満を口にし、解消出来る。そして、日常の生活に戻れる。女性のゆんたくは男系継承の沖縄を救っている?のかもよ。
 私は息子三人、さてどうなるのか。

 帰り際に入ったトイレの片隅に写真の花が活けられていた。ペットボトルの空き容器を使ったアイデアとセンスのいい花。そこを掃除する係の方が活けたのだろうか、心遣いが感じられた。 
 
 

 
 

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台風14号まっただ中

2010年10月28日 | 台風
 早く暴風警報がでないかなと期待しながら、台風情報を聞いていたが、普通通りに仕事を終え帰宅した。今日は、時間の経過とともに風が強くなって来ているのよくがわかった。公民館の北側の部屋はビュービューと鋭い風の音がして、怖くていられないほど。
 広々としたキャンプ・ハンセン前の国道は一番風が強い所。注意が必要である。何しろ4、5年前に、コンクリート造りの鉄柱が二本も折れたのだから。速度を落としておそるおそる通ってきた。木の葉も道路に散らばり、枝から折れた木も道端に転がっていた。

 今どの辺?もうどこまで来ている?と、この訪問者ほど皆に注目されるのもそうないだろうな。直撃は免れたが沖縄本島に接近しながら北上する。私の住む金武はこの2、3時間後が最接近となるのだろうか。

 こういう時、やはり鉄筋コンクリートの家は心強いという気がする。実家は木造なので、吹き荒れる風に翻弄されるようにきしむ。揺れる。木の涼しい家がいいと思う反面、今日みたいな日は、コンクリが良いかなと。

 田んぼの稲は黄金色に染まり稔りの時を迎えている。被害が無いように祈るのみ。

 (写真は伊芸区の田んぼ)

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大型台風がやってくる

2010年10月27日 | 日々のこと
 秋が深くなった。一昨日あたりから急に肌寒くなってきたというのに、季節外れの台風が今、時速10キロで沖縄へ近づいている。秋の台風は大きいよと皆言っている。
 なので、今仕事から帰ってきたばかりだが、明日になって風雨が強くなってくる、その前にと、急いでいつもの如く、ベランダの物干しを倒し、いろいろなものを部屋の中に仕舞いこんだ。飛ばされそうなものはすべて、それがマナー。

 台風銀座の沖縄の生活は、シンプルがいい。台風がやってくるたびに思う。
 あすは、カップラーメンと懐中電灯の電池、ろうそくを準備しなくては。店頭にはきっと大量のカップラーメンが準備され、昼過ぎから混み合うだろうな。

 カップラーメンがない幼い頃は、母がいつも芋を蒸かしていた。台風よあまり大暴れしないで、速やかに去って行ってね。

 (写真はきれいに咲いたリュウキュウハギ)

 

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人生はかわりばんこ

2010年10月26日 | 日々のこと
 先日の晴れた日、また両親と妹N子とドライブに行った。329号線を南下して、与那原、佐敷を通って、新里坂(しんざとびら)を登って行った。どこへ行くとも聞かないので、N子の気の向くまま車は走っていた。と、よく行く玉城の風景が見えてきたが、
「あれっ?どこだっけ?」
「なにが?どこ?」と言いながらも車は走らせたまま・・なので、
「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」といった時には既に大通りに出ていた。私が息子と二月にそこを目指しドライブしたのに結局通り過ぎて行ったのと全く同じパターンだった。
「早く聞けばいいのに!」
私も残念だった。私は金武大川のほとりで育ったので、湧水、川なるものが大好きなのだ。だからまたまた残念だった。N子は
「また、今度にしよう」
と軽く言った。すぐそこだったのにな~~~。

 そこから下って大通りを右折、どこというあてはないまま糸満向け走る。私は言った。
「行きたい所があったら、早め早めに言った方がいいよ、そうじゃないと、すぐ通り過ぎるから、このワンマン運転手は」と。皆大爆笑。
すると、父が
「ここまで来たら奥武島まで行ってみよう」
「なんで、魚買うわけ?」とN子
「買わなくても、行くさ。買ってもいいし」また皆大爆笑。

 父は半年前ぐらいここへきて魚を買ったが、買った魚を忘れてきた。その時妹N子に電話して取りに行ったことがある。
 その時、
妹:「わざわざ行くわけ?」
父:「忙しいなら、いいよ」
妹:「近くで買った方がいいんじゃない?わざわざ行かなくても」
父:「そうだね」
とずけずけものを言う、言いたいことははっきり大きな声で言う妹。しかし、老親に言ったものの心がとがめ、翌日、午前中の仕事が終わってから、実家に迎えに行って、二日続けて奥武島へ連れて行ったのである。根はやさしいいい奴なのだ。
 
 ドライブの大好きだった両親に、昔連れて行ってもらった所を、今度は私と妹が、折々に連れて行く。人生はかわりばんこだ。

 (写真は奥武島の入り口、今その辺りに新道路建設工事が進められている)

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三原色

2010年10月25日 | 日々のこと
 赤・青・黄、この三つの色は色の三原色とよばれ、三つの色からどんな色も作ることができるという。分量を加減しながら20分ぐらいでどれくらいの色が作れるのかやってみたら、すごい、私は30色ぐらいの色を作ることができた。
 色の世界も地球儀みたいに丸(円)の世界になるという。
 
 写真は三原色(三つ)の絵具だけを使って描いた静物画。「柿と芋」
 鉛筆だけのデッサンも楽しいが、絵の具を使ってオリジナルの色を作るのも楽しい。

 編み物もやりたいし、習字の練習もやらなくてはならないし、パソコンも楽しいし、秋の夜長とは言うが私にはまだまだ時間がほしい。といいながら、まだ気温は高くせっかくの休日だったが、編み物をしていたらうとうとしてしまった。退屈している暇はないと気持ちはあっても体が付いていかない。
 どれもこれも私のやりたいことは、右手を使う事ばかりで、右腕、手首が疲労気味。

 一つに絞れば、ゆっくりゆったりできるのに・・・。
 

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金武大川

2010年10月23日 | 金武町の風景
 故郷を離れ遠くに住んでいる方に故郷の風景を届けようとカテゴリーに「金武町の風景」を追加した。

 第一回目は何と言っても、私の大好きな「大川」。川と呼んでいるが湧泉である。沖縄では湧泉をカー(川)と呼んでいる。

 私は小さいころからこの川で遊び、水を飲み、学校の行き帰りは毎日ここを通っていたので、間違いなく金武町で好きな場所は?と聞かれたら「大川」と答える。沖縄は昔から水不足でよく断水が行われたが、ここは年中枯れることなくこんこんと水を湛えていた。お陰で金武は断水することがなかった。誇らしいありがたい泉である。
 
 三年前父が米寿の祝いをしたが、その年の同級生は50人以上いたらしい。皆この川の水を飲んできた。まさしく長寿の泉だと思う。

一日1,000tの湧水量は沖縄一だそう。(昔はもっと多く3500tだったそう)

    金武小学校の校歌にも歌われている。

 ♪「緑したたる大川の国土深く湧き出づる・・・」
 

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動物的本能の危機か

2010年10月22日 | 日々のこと
 熊が普通に住宅地に降りてくるようになった。このニュースは今年に入って何度となく聞くようになった。先日のニュース番組のコメンテーターが言った言葉に「そうかも」と思い出すことがあった。
 彼は、熊がよく出没する原因は、人間が怖いものではないということ、動物的な生命の危機感がないので、人里へ降りてくるのではないかと。
 私はそれを聞いて思った。出勤時に職場の駐車場には鳩や雀をよく見かけるが、私の車が近づいても一向に逃げないのである。逃げないので、轢いてしまったら・・とスピードを落としてゆっくりさらに近づいて行くとやっと飛び立って行くということが最近よくある。感覚が鈍っている?と気になっていた。私達に対して危機感がないのだ。

 同じ事が、猫にも言える。最近は道路の真ん中に寝そべって車が近づいても逃げない、仕方なく車から降りて追っ払った事が何度かある。私が友人たちに話すとカラスもだよという。みんな感じているのだ。

 昔は熊を人間が狩猟していたし、何もない時代は鳥や鳩も人間に食べられていたかも知れない。今はそういう時代ではなくなった、としたらこれが本来の姿なのか?。鳥も猫も熊も人間も住み分けないで、天下太平に暮らす?お互いを知れば怖くない?そんなこと・・、いや、言葉が分かれば、いや、愛があれば、

 果たしてお互いが住みやすくなるにはどんな策があるのか。

  チロも迷うよね(写真:ふくらしやのアイドル)

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笑顔

2010年10月20日 | 大好きなハイビスカス
 ガソリンを入れるのをすっかり忘れていた。仕事帰りの夜10時5分前くらいだろうか、開いているだろうかと思いながらガソリンスタンドへ向かった。(よかった~)開いていた。
「2千円分いっぱい入れてね」と言った。
入れ終わって金を払う時、
「いっぱい入れてくれた?」と言った。すると、若いお兄ちゃんがにこっと笑顔になって、
「はい、それなりに、心をこめて」と返してくれた。

 気のきいた返事を返してくれたので、疲れが吹っ飛んだ。

 写真のハイビスカスは咲いてくれるだけで、私を笑顔にしてくれる。私はちょっとした言葉で若い兄ちゃんを笑顔にすることができた。


 奄美の大雨被害心配ですね、今TVをつけたらニュースで。
 いきなりやって来た自然災害、気をつけよう。

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馬鹿野郎な奴

2010年10月19日 | 日々のこと
 先日夕刻、沖縄北から高速に乗った。私の横からバイクの兄ちゃんが入ってきて前に並んだ。「あ~~仕事帰りなんだな、暑い一日だったから大変だったでしょ!ご苦労さん」と心の中でつぶやいた。
 この兄ちゃんが高速の整理券を取った。途端、ブルン!ブルン!パパパラー、ブウォ~~・・と爆音を撒き散らして、飛び立っていきよった。 思わず、「ばかやろ~」と心の中で叫んだ。
 
 大きな音にひどくびっくりしてしまう私。ましてや、お年寄りや小さな子供のいる家庭ではいやな思いをしているに違いない。

 私の経験から言ううと、赤ん坊のいる家庭では、母親は夜も授乳のためろくに寝ていられないのである。だから子どもがすやすや寝入っている時間だけが心身共に休める唯一の時間なのだ。それなのにあの爆音に驚いて飛び起きてしまうのだ。爆音は憎らしいことこの上ない。

 社会人として働いているのだったら、社会のルールくらいは守ってくれ。馬鹿野郎ー(あっごめんなさい、汚い言葉で)


 (写真は那覇市のモノレール)

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