沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

歳月人を待たず

2012年01月31日 | 日々のこと

夕方スーパーへ寄った時、「先生!」と声を掛けられ、見ると、一瞬はだれ?と思ったが、名前がすぐ出てきた。「○○?」と言うと「うん」「元気?」「今は?」「今、介護の仕事しているんだよ先生、二年やっている」と。なんだか自信に満ちた良い顔をしている。「顔、変わったよね」「うん、よく言われる」と。
 三年前に事故で大けがをして、半身まひから今の状態まで回復したそうである。その時に思う所があったのだろう。「Hはどこどこで介護の仕事で、Tも介護の仕事している、五年になるよ」と、友人の近況も教えてくれた。 
 中学を卒業してから8年ぐらいなるかな、いろいろなことがあって、大人になった。いい顔をしていた。私は彼には何かの行き違いで嫌われていると、ずいぶん気になっていた。だから「声を掛けてくれて嬉しい、ありがとう」と、私は言葉を返した。「頑張ってね」と手を振って別れたが、嬉しかった~。彼らの仲間みんな心の優しいいい子なんだよね。
 歳月の流れは早いものだな~。一月も今日で終わる。やりたいことがあったら、後回しにせず後悔しないようにやっといたほうがいいのかも知れないと思うこの頃。

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第6回億首サクラ祭り

2012年01月29日 | 金武町の風景
 「第六回 億首サクラ祭り」が来る2月4日に行われるというチラシが届いた。国道のキャンプハンセン沿いは、昨年の台風の影響で、今年はサクラが咲く気配はない。祭りの行われる億首の方は、私はまだ見ていないが、咲いているのだろうか。
 寒くなって行くのかと思っていたのに、今日もそうだが、もう春になったの?と思せるような暖かい陽気が続いている。
 昨日も今日もお陽さまが顔を出している。外が明るいのはやはりいいね。気持ちが晴れる。
 
 山梨で震度5、関東や東北で震度3、4と地震が起っている。今、地殻変動が活発になっていると言うが、目に見えない敵が近づいてきているようで不気味だ。私達は、地球規模の災害にはどうすることも出来ない。小さな小さな蟻のようだ。
 みんな 今を精いっぱい生きるしかない。淡々と普通どおりの生活を続けて行くいしかない。のだと思う。

 (億首:金武町の大橋の下を流れる川の名)
 私達は聞きなれて何とも思わないが、初めて聞く人にはおどろおどろしい名前だよね。「うくくび」と呼んでいます。由来はいずれまた。

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冬の日

2012年01月25日 | 金武町の風景

左の写真は、今工事が行われている大川。「せせらぎ公園」となるらしい。中は並里区公民館。右は大川の上にある公園のトックリキワタの木。この木の形見て下さい。台風で折れ曲がった木がこのまま生き続けて、幹が変形はしているがたくましく育っている。また来年はきれいな花を咲かせてくれるでしょう。
 今日17℃、北風が強いと体感温度はぐっと下がる。沖縄もいよいよ本格的な冬となる。
 
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龍年

2012年01月23日 | 日々のこと
    
 今日は旧正月。糸満や勝連のうみんちゅの村や町では、ずーと変わらずに続いてきたこの日が、本当の正月。「今年一年の豊漁と健康祈願を込めて」大漁旗が掲げられた。それを見ながら、「おいしい酒を飲むのだ」とうみんちゅが嬉しそうに言った。
 今年は「龍年」。母は龍年生まれなので、沖縄では「85歳生年祝い」となる。父の85歳祝いは、父母と姉妹4人と孫の7人で、九州の温泉旅行に行った。だから、今年も又、みなで旅行に行こうと言っていたのに。
 父が逝ってしまったから、ぽっかりと穴が空いてしまった。父は自分勝手だな~。母のお祝いに今年はみんなで旅行に行こうね、また、父のかじまやーと母のトーカチーが一緒の年になるようなので、一緒に祝おうね、それまでは頑張って生きたいねと言っていたのにな~。
 
 金武町のキャンプハンセン沿いの桜並木、昨年の強い台風で痛めつけられて、今年は咲く力がない。
 今、沖縄ではつばきの花が咲いている。日陰でひっそりと。癒される。

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バルト優勝!(エストニア)

2012年01月21日 | 日々のこと
    

 先日、実家へ行ったら、ちょうどTVで大相撲中継で母が見入っていた。大きな把瑠都(バルト)に琴将菊が押し倒された所で、母が声を出して声援していた。私もそばに座って見たが、あれっ、次もバルト?と私は思ったが、琴欧州らしい。私より相撲に詳しいのは母。
 父母もある年代までは、相撲を見ようともしていなかった。塩をゆったり撒く動作や何回も仕切り直しをやる相撲は、いくら国技でもついていけないと私は思っていた。
 しかし、子どもたちが一人ずつ家を出て行ってからは、ドライブ以外の趣味を持たない父母には、一日は長く暇を持て余していたようであった。そしていつの間にか相撲中継が楽しみになっていた。
 ある時、相撲があってよかったと、年老いた父母をみていてつくづく思った。
 
 
 エストニア出身のバルトさん、優勝おめでとう。私が中東近辺にあると思っていたエストニアは、調べてみるとヨーロッパの北東に位置し、国の人口140万人。沖縄の人口と同じ。かつてはロシア、ドイツに支配された小国で、大国に翻弄されてきたが、国連に加盟し、EUに加盟したのはまだ最近。ITの盛んな国らしい。美しい国である。行って見たいな。

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新道(恩納村)

2012年01月17日 | 日々のこと
   
 用があって昨日、恩納村の「お菓子御殿ポルシェ」へ行った。金武からは喜瀬武原を通り抜け58号へ出る。左折して程なくするとポルシェへ着く筈なのに、
「んん?」
なんだか違う。これってもしかして新しい道?確認できるまでもう少し走って見た。やっぱり・・何時の間に開通したのだろうか。しばらくこの西線を通っていないのだなと思い知らされた。
 恩納村東恩納から仲泊までバイパスが開通したようだ。
 
 新しい道の方に違和感なく、スムーズに車が流れて行くようにして、旧道の方へ行くには、右折しないと行けないように仕掛ける。新道が出来る度に私はそのこと(道路を作る人)にいつも感心する。
 私は、しばらく行ってUターンし、旧道へ向けて引き返したが、私の後ろの車も同じようにUターンしていた。戸惑うよね、知らないと。
 58号線は本部町の海洋博へ行く観光客が増え、名護のセメント採石場からのトラックの通行とで、恐ろしいくらい混雑していた。しかし、新道ができたおかげで流れが変わり、以前は冷や冷やしながら右折のウインカーを出して、車の流れが止まるのを待っていたのに、ポルシェへの旧道は空いていたので、私は安心して店へ入ることが出来た。
 店は寒い地方からの団体の観光客では賑わっていた。

(写真左は喜瀬武原の菊畑・中は引き返した時・右はお菓子御殿ポルシェ)
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49日法要

2012年01月15日 | 日々のこと

  今日父の49日法要が終わった。今日の天気は曇りから雨になる予報だった。
 午前中、暑いね、暑いよねと言う会話があって、みな普通に着ているヒートテックの所為かしらと思っていたが、しばらくすると、雨がぽつぽつ降り出して来たかと思うと横殴りに降ってきた。
 2時になってお坊さんが来て、お経が始まった。何時になく長く感じた。お経の間中いろいろなことを考えていたら、ふいに背中の方が明るくなった。見ると、お陽さまが顔を出し、玄関から陽が差し込んでいた。
 みな玄関を背にしているのに気が付いていたようだった。
 夜、姉妹揃って話をしていたら、誰かが[気がついた?」「太陽が出ていたよ」と。「おっとーが、さよならを言いに来たんだよ」と言った。[ちゃんと挨拶しに来たんだよ,おっとー、偉いね]と。本当にそんな感じ。ほんの一瞬だけ、後光がさしたような感じだった。そしてまた曇った。
 おっとー、来てくれたんだ、ありがとう さようなら。

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(写真は母の好きな色、黄色いばら:東村のかぐや姫にて撮影)

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ガジュマル

2012年01月13日 | 金武町の風景

 写真は、金武区公民館前のがじゅんまるの木。この木も大分大きいが樹齢はどれくらいなんだろうか。
 公民館も古くなったが、次に建て替える時はこの木を生かして、セットバックして建てて欲しいな。
 暑い夏の日は、この木の陰が、きっと心休まる憩いの場所になる。

 昨日、日本列島が寒波に見舞われたというニュースがあった。
 昨日聞いた話。出先での友人の話。
 近くにいた親子が、「暑いね、暑いね」と何回も言うので、(こっちは寒いのに・と)思わず「そんなに暑いですか」と聞いたらしい、すると、「北海道から来たので」。道理でね、納得したと。
 私には-20℃で生活することはできないだろうね。なぜなら沖縄は今日曇り空で19℃と言うが、私には寒い。

 日本は縦に長いからいいね。同じ気温で「暑い」と感じる人がいて、「寒い」と感じる人がいる。冬の気温に40℃の差がある。

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法事

2012年01月08日 | 日々のこと
 
 年末に逝った父の49日が、普通に行くと二月になる。しかし、親戚の者から「旧正月が1月23日になるから、その前にやった方がいいよ」「そうでないと、じゅうるくにちーができないよ」と、言われた。その意味がよくわからなかった、私達兄妹。「私達のやり方で良いんじゃない」と思っていた。
 ところが、兄はやはり周りの親戚に言われて、日取りを変更することになった。私はちょっとしっくりいかなかった。ある友人にそのことを話すと、「新暦でそのままやるとなると、来年にじゅうるくにちをすることになるでしょ、不幸なことが二年にまたがるので、それをできたら避けたほうがいいよ」という理由から・らしい。そう言われて、私は納得することができた。
 父は信心深い人ではなかった。仏壇に手を合わせるのもろくにしなかったのに、晩年になってから熱心に取り組んでいた。年とると段々そういう心境になるのだろうかね~と私達は思った。
 
 じゅうるくにち:後生(ぐそー)の正月。すなわちあの世の正月。
 沖縄では、年が明けた16日に、去年一年間に亡くなった人の家を廻る習慣がある。
いろいろと知らなければならないことがある。
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(写真は年一度の帰郷の際に海で。マルコメの長男、父が髪を刈ってくれた)

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金武町成人式

2012年01月05日 | 金武町の風景
    
 今日、金武町では「成人式」が行われた。天気もまずまずで、幾分寒さも和らぎ、よかったー。
 我が末息子も成人。例年になく落ち着いた式でした。晴れ着姿のお嬢さん達の華やかなこと。その中でもひときわ目を引く、「琉装」の晴れ着姿のYさんがいた。帯をしない「うしんち姿」がいいですね。
 息子達が三人とも成人した。ここまで見守ってくれた父母に感謝します。
   

 こんなブログにm来てくれてにふぇーでーびる
コメント (2)
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