沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

島ん人ぬ絆(しまんちゅぬきずな)

2013年06月29日 | 日々のこと
 

 上のCDは、作詞者の上原顕蔵さん(金武町出身)が、「第五回世界のウチナーンチュ大会」に参加した時、感動のあまりその気持ちを走り書きしてメモに残してあったそうです。で、来月ロサンゼルスで「世界若者しまんちゅ大会」(2015年7月18日~22日)が行われると聞いて、何か協力したい、応援したいと、今回このCDが作成されました。
 売り上げは、利益全額この大会へ寄付するとのことです。
 彼の周りの多くの友人知人達の協力の元、このCDが出来上がりました。

 私は、このCDを聴きながら、移民一世の人の苦労、戦後焼け野原となった沖縄を外から助けてくれた移民の人々の故郷を思う気持ちを思いました。

 年老いて亡くなってしまった一世の方の志と、沖縄(うちなー)と移民者たちの絆を、次の世代までもつないで欲しいというメッセージが込められています。
 
 島ん人の絆
 
      歌:比嘉善春  作詞:上原顕蔵
  

  言葉しる 心通わする

    島言葉ぬ ねーらんなれー

  沖縄ぬ 心までぃん ねーらんなすんどー

           
  移民しんかぬ 百年ぬ苦労

    世界うてぃ 喜びぬ花咲かち

  御万人し 祝らな 島ん人ぬ絆

  
  島言葉んかい 情ぬしてぃ

    島唄んかい 心ぬしてぃ

  世界の沖縄人ぬ 心てぃーち


  移民しんかぬ 子御孫ぬちゃー

    忘んなよー 親祖先ぬ生まり島

  忘んなよー 沖縄人の 胆心

  
  世界ぬ 島ん人ぬ絆

   誠に行会りば 兄弟ぬ心

 
 またん かんなじ めんそーりよー

 待っちょーんどーやー 兄弟ぬちゃー

 待っちょーんどーやー 兄弟ぬちゃー

 待っちょーんどーやー 兄弟ぬちゃー

 (ルビはふっていませんが、うちなー読みして下さい。)

 心のこもったいい詩だと思います。

 ブログ訪問ありがとうございます。





 
 
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夏至南風

2013年06月27日 | 日々のこと


 台風かなと思わせるぐらいの強い風が吹いていた昨日。
 男性Tさんによると、「すく」がやって来るんじゃないの?と。「すく」がやって来る時、こんなふうに風がつよくなるのだと知った。大好きな「すく」が・・うれしいな。

 朝から、一斉にセミが鳴き出した。
 
 夏至も過ぎ、これから段々夜が長くなってくる。これから本格的な台風と暑さがやってくる沖縄。10月まで外を歩けない、歩きたくない日々が始まる。

 
 ある方のブログを覗いたら、「夏至南風」もあると知った。それが昨日の風だったのかな~、涼しくていいけどね。 

 
 夏至南風(カーチーベー、カーチーバイ)とは、沖縄県において梅雨明け直後に吹く、湿気を帯びた南~南西の比較的強い風のことである。夏至の頃に吹く南風ということから夏至南風と呼ばれる。(wikipedia) 


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ミフクラギ

2013年06月24日 | 日々のこと


 白い花が目について、近づいて見たら「ミフクラギ」と言う木でした。
 この木の樹液のついた手で、目を擦ると、目が膨れるというので付いたそうで、そのまま和名となっているみたいです。
 キョウチクトウ科で、別名「オキナワキョウチクトウ」。

 この木の実は、青いと、パションフルーツに似て、赤く熟すると、小ぶりのマンゴーにも似ているので、本土から来る観光客の方は、かぶれたりすることがあるそうですよ。気をつけて下さいね。

 花は白くかわいいんだけど。

 今日も一日暑かった~。コンクリートの家は蒸し風呂のようです。鞄を掛けたまま、とりあえず、窓をみな開け放して熱を追い出してからでないと、一息つけません。あ~~、長い夏が思いやられる。


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今宵の月

2013年06月23日 | 日々のこと
  

 テレビを見ていたら、メールが。「お月さん、観てみて。この時間地球に最接近らしいです」と。
 さっそく、ベランダへ出たら、大きな丸い月。
 写真を撮りましたが、今一つ。

 こんな友人がいてくれて、うれしい。風がさわさわ吹いて、今宵はきもちがいい。

 昨日は、コンベンションセンターで、「宮良長包生誕130年記念音楽祭」へ出かけた。
 金武町出身の「与儀巧」さんが出演すると言うので楽しみだった。オーケストラをバックに素晴らしい歌いっぷりで、素晴らしい声量で。オーケストラの演奏といい華やかな女性の歌い手の方々も目の前で見ることができ、豪華な気分だった。

 客のほとんどが、中高年層だったのが気になった。若い方は「宮良長包音楽」を知っているのだろうか?と。

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台風一過

2013年06月21日 | 台風






 台風一過。なごりの風も吹き渡って気持ちがいい。

 空と海と雲。あきない風景。青のコントラスト

 波が寄せては返す その音の心地よさ







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アレッポの石鹸

2013年06月19日 | 日々のこと



 あんなに欲しかったアレッポの石鹸、やっと手に入れることができた。結構高い値段していたのに、安くなっていた。
 それにしても、シリア情勢はどうなの?早く戦闘が終わって元の穏やかな日常が戻って来るといいのにと願うばかり。

 今、すご~く蒸し暑い。今年初めて、接近した台風4号です。
 台風が近づくといつもこんな感じ。風も少しずつ強くなってきています。

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ニ階にだって

2013年06月18日 | 日々のこと
 


 土曜日の朝、沖縄市ミュージックタウン付近。
 信号待ちしている時、何気なく目に入った緑。琉球銀行のある建物の二階に大きな木が。土に接していないあんな所にも大きな木が植えられるのかと、ちょっとうれしくなった。
 庭がなくても、ベランダで癒しの空間作りが可能なんだね。
 この景色、何か広々清々しいと思ったら、電柱や電線がない?

 マンションに住んでいる方々にも、お薦め。植物があるだけで景色がなごむ。


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タイで

2013年06月16日 | 





 

 タイで、初めてフリータイム。一人行動。
 タイ人の友人と伊勢丹で待ち合わせ。ISETANというビルがあるのかと思いきや、あるビルの中の店舗だった。以前書いた通り、着くまで私は四苦八苦。二時間近く炎天下のなか、歩道橋を登ったり降りたり建物へ入ったり出たりした。

 結果一時間遅れで、出会ったものの、あんな所誰もわからないよ・・と、逢ったら文句の一つでも言おうと思ったのに、懐かしさでいっぱいになって、ハグして、その後は、ず~~~~としゃべりっ放しだったから。(18年ぶりの再会)
 
 ジンタナの彼氏の車で、遠いけどそこに連れて行きたいからと、連れて行かれた海辺のレストラン。おいしかったけど、行きで二時間半ぐらい、往復だけで5時間、その間ず~と話していたので、どこへ連れて行かれたのか、景色を見るゆとりもなかった。タイ語で、と言いたいが、彼女は日本の大学へ留学していたし、私のいた会社へ就職したので、日本語は私よりきれいな言葉を話す優等生です。



 この度、戻ってからメールで尋ねたら、何と、バンコクからかなりの距離、チョンブリ県まで。有名なレストランらしい。無口な彼氏はただ優しく見守っていた。その後、なんとカオサンまで送ってもらった。サワディカップ。

 また行くことはあるのでしょうか。

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うちなーとマヤ

2013年06月16日 | 日々のこと


 昨日TVで「私の好きな500の色:メキシコの青」を見た。
 その中で、ちょっと発見したことがあった。
 メキシコのマヤの子孫の方が、
「マヤには、緑という言葉はない、緑も青もすべて、ヨシと言うのよ」
 メキシコの人々は、「青」の色はみんな好き特別だそうです。古代から受け継がれてきた青は、
 「美しく 明るくて 清々しいから。」
 青は、セノーテの色。
「そして、青は水を意味し、水があるから木が育って、緑を作る」
「だから青と緑は、同じ言葉」

 で、一昨日の事。

 バイロンさんの「うちなー民謡の歌意を学ぶ」講座に来ていた山城夫妻。旦那さんが、緑のシャツを着て、奥さんが青いTシャツを着ていた。それを見て、バイロンさんが、うちなーでは、この緑も「おうるー」、その青も「おうるー」と言う。

 いやー、びっくり、マヤの言葉とうちなーグチで、「青」と「緑」は同じ言語。で、同じメキシコの中でもマヤの子孫の方達は、彼らだけに通じる「ツォツィル語」を話し、「私達は二つの言葉が話せるからバイリンガルよ」とほほ笑んでいた。

 何か通ずるものがあるよ。

 ブログ訪問ありがとうございました。

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ためになるよ~

2013年06月13日 | 日々のこと


中央公民館で行われている講座「うちなー民謡の歌意を学ぶ講座」5回目の今日は、「めでたい節」「祝い節」の解説。歌詞は、琉歌8886の30音から作られている。
 三線をやっている人もいるので、前に出てもらって、バイロンさんと一緒に演奏したり、歌ったり、踊ったりして楽しみながら講座を展開しています。
 彼は、来月、アメリカ・ロサンゼルスで行われる「第二回 世界の若者うちなーんちゅ大会」に派遣される予定になっています。
 全く民謡の知識のない私でも、勉強になっています。
 民謡の好きな人や、三線をやっている方には是非とも受けて欲しい講座だなと、もっとたくさんの人に来てほしい、もったいないなと思っています。来週は慰霊の日が近いと言う事もあって「屋嘉節」をやるそうです。
 あと5回の講座があります。興味のある方はいらして下さいね。



 ブログ訪問ありがとうございます。

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