思い出 : 香港

　角田光代さんの本を読んだ。

　彼女は香港に住んでみたいと書いてあった。

　夜景が綺麗で感動はしたが、とてもあの高層ビルがひしめく所には自分は住めないと思った。

　私たちが泊まったホテルは西洋人向けなのだろう。フロントのカウンターは私の胸の高さまであり、シャワーの蛇口は手を伸ばさないと届かない位置にあって、まるで自分が小人になったようで辟易した。

　旅行会社もホテルリサーチして小さなアジア人に合う宿にして欲しいなと思った。

　私の泊まったホテルの尖沙咀(ちむさーちょい)や九龍(かおるーん)など懐かしい。夜景見物に出たら夜風が気持ち良く、多くのパブが海岸に向いて店を開いていた。

　息を呑むほど美しい夜景は、私のカメラでは写し撮れなかった。いつまでも見ていたい光景だった。

　今、香港は中国に返還されたがどうなっているのだろうか。人々は幸せに暮らしているのだろうか。テレビで見た暴動鎮圧の様子は心が痛かった。

写真は絵葉書です。

🎈

伊豆大島旅行

　若い頃、幼馴染み4人で旅行をした。伊豆大島。

　今か今かと待っているも上ケイは来ない。出発時間が来て船は陸を離れてしまって3人で出発した。随分ヤキモキさせられたが、夜になってから無事宿で合流した。

　島ではアシタバの天ぷらを初めて食べ、自転車🚲を借りて島を散策。

　火山噴火後の黒い溶岩石が印象に残っている。

　(船乗り遅れの旅)は🚢、私たちの酒の肴になり楽しい思い出となっている。

　

　色々な所を友人達と旅をした。

　ここに記録として残したら少しづつ写真の整理処分もしていこうと思っている。

湯村温泉

湯村温泉は兵庫県で日本海側にある温泉郷。夕方着いたが、まだ明るいので、散歩がてら宿からもらった卵を持って、下の共同の温泉に行って温泉玉子を食べた。
その後、辺を散歩した。黄水仙が咲いていた。

朝野屋という旅館に泊まった。お出迎えといい、要所要所に飾られたお花も素敵で、生き生きとしていた。
温泉に入ると、熱くもなく、適度な温度の湯に感動した。普段なら朝湯には入らずに寝ている私だが、今度の旅は三泊とも朝夕二回入ったし。食事も満足した。

津山城

添乗員さんが、どうしても連れて行きたいと、夕飯を済ませてから行ったのが｟津山城》だった。
夜桜とお城が中々よかった。
添乗員さんの出身地らしい。愉快な添乗員さんだった。よく笑った。

奥入瀬渓谷

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東北の旅で、もう一度行きたいなと思ったのが「奥入瀬渓谷」よく聞く観光地だけどそんなに期待はしていなかった。だからその分感動した。垂直に切り立った岩や流れる川、さまざまな滝、まだ残っていた紅葉。バスの窓から右を見たり左を見たり忙しかった。あ〜さぞかし新緑の頃もいいだろうな、歩いて見たいなと思わせる、心踊るような景色だった。
でもバスガイドさん曰く、一週間前は、それはそれは一面紅葉で素晴らしかったですよ、申し訳ないですけど。ということだった。

リンゴ園に

　還暦祝いにと、長男が旅行に連れて行ってくれることになった。彼の仕事の都合と私の日程を調整したら、秋の東北6県をバスで巡るツアーが該当した。
　ずーと座るバス旅か…となんとなく気乗りがしなかったが、チラシを見ていたら何と「りんごもぎ取り体験」も入っていた。のでokをした。
　彼はとても身が軽い。少し休みが続くとすぐ旅に出る。慣れているから頼もしい。

　念願のリンゴ園に着いたのが４時前。なのに、東北は11月の初めというのに直ぐに薄暗くなってしまい、リンゴ園にいたのはわずか30分位、いや１５分くらいだったような。

　すごく残念だった。夢だったのに。この旅の中での私のハイライトだったのに。

　でもまたいつか行ける日が来ると願っています。

北陸の旅

　アルゼンチンの彼女が帰ってから、旅行積立をしているいつものメンバーで、北陸を旅した。今回はツアーでなく自分たちでいろいろ歩きたいということだったので、Mが手配してくれた。宿を三泊とも変えたので、ゆっくりするつもりが反って疲れたかも。毎朝荷物の整理で忙しかった。
　思いの外そんなに寒くはなかった。金沢の紅葉も見られて和倉温泉にも入り、朝市にも行った。
　最初の宿が一番で段々落ちて行ったので、少しテンションンも下がったが、次の課題かな。それでもみんなといればどこでも楽しめた四日間。
　来年はどこ行く？

春花さかり

東京の春を満喫。四季がはっきりしていてるっていいね。「寒くない」と始終気を使ってくれるが、本土の冷気もいいよ、なんかシャッキとする感じ。姉の住む町も私が学生の頃通っていた頃は、まだ田んぼが残っていて線路さえまたいで近道をしたのに。近所を散歩して、セリやフキノトウを摘んで天ぷらで食べたりしたのに。今はのどかな風景は全くなく、東京のベッドタウンと化してしまった。便利と引き換えにいろいろなものが変貌していくのだと、４０年経つというのはこういうことなのかと。
　しかし、春は盛り。花盛りはうれしかった。

東京の春

　３月の終わり上京。姉の家を訪ねた。
　ついてました！春の花盛り。上野の桜満開。いろいろな花を観ることが出来た。
　それにしても外国人が多かった。人が多いと道もごみごみして埃っぽくて風情がないものだと思った。林立するコンクリートの建物。活気ある魚屋で有名なアメ横は、義兄の言ったとおり多国籍の食べ物屋が連なり、もうすっかり別の顔に変貌していた。東京も変ったねと思ったが、私が上京したのは考えてみれば３０年前もと思っていたが、とんでもない錯覚で、４０年も前なんだと思って愕然とした。４０年もたってりゃ変わるのも当然だね。しかしね～あれから４０年も経ってしまったんだね。道理で、身体も弱くなっちまった。

ベトナム旅行

　旅行積み立てモアイをしている幼馴染４人でベトナム旅行へ行った。
　いろいろな思いのあるベトナム。一度も行ったことがないのに、昔からよく知っていたベトナム。戦争のときこの沖縄からB５２が飛び立っていったとき、すまないという気持ちでB５２が憎らしかった。あの時、思えば、少女雑誌に載っていた記事は人ごとのようだったが、基地最前線の沖縄の人たちは、ベトナム景気であわただしい日々を送っていた。いい仕事も、汚い仕事も、目を覆いたくなるような仕事もしながら。
　ベトナムは、活気があって若い人が多くて、バイクが町中を走っていた。細身の華奢なベトナム女性にはアオザイがよく似合っていた。
　帰る二日前から少しおなかが痛くなって、帰ってきてから下痢嘔吐があった。私の友人も同じ症状があった。後の二人は何ともなかったらしい。同じものを食べているのになんでだろう。
　初めてのベトナムに入るときに「こんにちわ」なのか「はじめまして」なのか「ごめんなさい」と言えばいいのか、はしゃぐような気持ちはなかった、けど、楽しかった。元気なベトナムが見られて、うれしかった。フランス人が一番多いらしいけど、アメリカ人も多かった。
　世界中からクチへやってきた観光客は思ったよね、二度と戦争は嫌だと。
　クチのトンネルにも入ってみたけど、長かった戦争だったけど、国を思う気持ちが勝ったんですね。ベトナム人の笑顔は誇りに満ち溢れていた。
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