沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

一日が終わった

2010年10月03日 | 日々のこと
 平凡な何事もない一日が終わった。
 今、出先から帰ってきたが、車を降りたら、満天の星が輝いていた。星座の形もくっきりと。生きているのが、この地球に生まれてきてよかったなと思える、幸せを感じさせてくれる星の輝きだ。

 写真は先月の観月祭のスナップ写真。
 獅子舞が終わると、いよいよクライマックスとなるのだが、人々は中々帰ろうとしない。 夜風が冷たく心地良い南国の夜。まだまだ寝るには早いのだ。

 間もなく、会場では踊りだす人が出てきた。二人、三人と。演目が終って、空いた舞台では酒で興じた方が我も我もと舞台に上がり踊りだした。司会の機転で「ムッスナイナイどうぞ!踊って下さい」と、アナウンスがされたので、三線の音が入って宴はもう一度盛り上がった。

 酒が入っても入らなくても、踊らずにはいられない人がいる。往々にして彼等には、天性のリズム感のある人が多い。私にはうらやましい限りである。いつも指をくわえて見入り、楽しませてもらっている。

 
 ムッスナイナイ:金武町独特のことばで「カチャーシー」を意味する。

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