おきなわの家

写真は名護市にある津嘉山酒造所。ここを訪れる沖縄のおじい、おばあは、
「こんな大きなクロキみたことない」
と、必ず言うそうであるが、例にもれず私も、ついこの木に見入ってしまう。先の台風でここも大被害を受けたらしいが、クロキは大丈夫だったんですね。
　私も生まれて初めて遭遇した大きな台風（１７号）だった。

　クロキの外に、青々とした葉を残して生き残った木には、フクギがある。
　フクギと言えば、フクギ並木に守られた集落、本部の備瀬がある。今度の台風はどうだったのだろう？気になる。

　コンクリートが丈夫とは言っても、どうしてどうして赤瓦屋根のむかしやーも、持ちこたえている。すばらしい。
　
　昔から長く持ちこたえている家屋敷を見ると、感心するほど、良くできているね。
　塀の高さと、軒下の高さがほぼ同じ。風が入り込めないようにね。
　また、門から直接風が吹きこめないようにヒンプンがある。
　その上、家の周囲にフクギが植栽されている。返しの風（ケーシ）が強かった台風からも、完璧に守られたんだね。

　沖縄の風水、長い間の生活の知恵が詰まっているんですね。

　三枚目の写真は、昔のヒンプン。

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親切

　今日も大変だった。
　午前中コザへ出かけて、その帰り、伊芸を過ぎたあたりから、車が、なんか変な音がしていた。なんか変だなと思いながら、流しているCDの所為かな？と思ったので、一応音楽を止めてみた。が、まだ変だ。振動と音が大きくなっている。バックミラーを覗くと、後ろはバイクだ。
　あ、バイクの所為だなと、少しホットしたのもつかの間、カタカタ見たいな音がして、車が揺れている！「やばい！」と思って、サイドミラーを覗くと右のタイヤがヒラヒラしているではないか！何と言う事だ！
一懸命気を使ってどうにか近くの路側帯まで行って停車した。

　あ～～びっくりびっくり！

　降りてタイヤを見ると、あちこち破れている。こんなの初めて見た。
　「どうしよう、どうしよう」と思ったが、すかさず、修理工場をやっている同級生のＧに電話を入れSOS。今から行くからと、返事をもらって私は車の陰に座って待っていた。

　その間、「スペヤタイヤがあればすぐ替えられますよ、替えてあげましょうか？」と、二台の車が止まってくれた。とても嬉しくて涙がでそうだった。ありがとう、漢那の安富祖さん、ありがとう、ブラジルで一緒だった森田さん、超～うれしかった～。

　何よりも、同級生のG、ありがとう。

　「スペアタイヤはあくまでもスペアで、タイヤ屋さん（昔風に言うとパンクヤー）で、本物のタイヤと交換しないとだめらしい」今日、一つ新しいことを学びました。

　原因は、何と！タイヤに真新しいねじ釘が、刺さっていた。いつ？どこで？


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ぎりぎりセーフ！

　　

　今日は、ほんとに大変だった。
　
　公民館の講座は夜も多いが、夜勤手当がつかない代わりに代休がある。その代休がたまっているので、今朝は疲れてもいるし、午前中代休を取りますとTELを入れて、ゆったりと、パソコンに向かっていた。金武町のフェイスブックを覗いたら、いつも公民館の講座に来てくれているYさんが、伊芸区の観月祭で踊っている姿があった。

　そう言えば、彼女に
「今度の講座行きたいけど、忙しくなっていけないさー、残念だけど、先生に宜しくね」
と言われたんだっけ～＊＊＊＊＊と、そこで、ハタと気がついた。

　ん？ん？ん？えっ！えっ！

　その講座、待ってよ、今日から始まるんじゃない？今日何日？
「あ～～～～、大変だ、大変だ」
　時計を見ると、９時、講座は１０時から、今日から始まる新講座！
　
　すっかり、ド忘れしていました。取るのもとりあえず急ぎ着替え、駈けだして行った。職場には９時１５分着。
　間にあった。職場と家が近くてよかった～。

　こんな事もあるんだ。講座終了後には、疲れも何もかも吹っ飛んでいました。

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帰して

　昨日、テレビからこの音楽が流れていた。聴いていたら、隣国に拉致された横田めぐみさんが浮かんできた。
　めぐみさんや拉致された方々の親族も、きっとこういう心境なのだろうと思う。
　一日でも早く、返して下さい。お願いします。今年ももう、１０月が過ぎ去ろうとしている。日本政府も何か解決策を見つけて下さい。お願いします。


涙そうそう

作詞：森山良子　作曲：BEGIN　

古いアルバムめくり　ありがとうってつぶやいた
いつもいつも胸の中　励ましてくれる人よ
晴れ渡る日も　雨の日も　浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
おもかげ探して　よみがえる日は　涙そうそう

一番星に祈る　それが私のくせになり
夕暮れに見上げる空　心いっぱいあなた探す
悲しみにも　喜びにも　おもうあの笑顔
あなたの場所から私が
見えたら　きっといつか　会えると信じ　生きてゆく

晴れ渡る日も　雨の日も　浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
さみしくて　恋しくて　君への思い　涙そうそう
会いたくて　会いたくて　君への想い　涙そうそう

　写真は東シナ海、北朝鮮と日本の間にある日本海は溝が深い。

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沖縄県立美術館

　某日、息子と美術館巡りをした。沖縄県立美術館は、那覇市おもろまちに建つ白亜の建築物。
　建物の裏側に行ったら、おもしろい大きなオブジェが。ここからの建物もいいね。大小の四角い穴が模様となっている。芝生の緑とのコントラストがいいね。都会のオアシスのよう。





建物の前面には、年々減少する赤瓦屋根の沖縄の家が再現されている。

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秋らしい？

　

　同じ場所の写真、台風が葉をごっそりと、そぎ取っていった。
　


左の写真は台風後。

　台風１７号の通過した沖縄の景色は、木々の葉の緑がなく、塩害で植物が枯れ、どこもかしこもすかすか。
　本土から来た観光客は、「沖縄の方が秋らしい景色」と言ったそうです。

　植物たちよ、頑張って芽を出し、町を潤して下さい。

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マチヤグァー

　

　先週、名護市にあるオリオンビール工場を見学する機会があった。
　写真は、工場内の一角に設けられた「昔のマチヤーグァー」。私の年代の小さい頃は、店はこんな感じで、こんな物が売られていた。

　タバコを見て思いだすことがある。
　学生の時、アルバイトしていた新宿の小田急デパートの１４階レストランでのこと。お客さんが
「タバコ買ってきて」
「何がいいですか？」
「何でもいいよ」
というので、私はレジに行って、
「バイオレット下さい」
と言った。レジの先輩は、
「ん？」
「バイオレット下さい」
もう一度言った。
「Mちゃん、もしかして、それって、沖縄のタバコじゃない？」
と、先輩は言ったのだ。
「え！？ここにはないの？」
で、大笑い。
何でもいいよと言われた時は、大抵「マイルドセブン」らしい。
　私は、タバコっていうと、祖父に時々頼まれて買ってきた「バイオレット」が頭に浮かんだのだった。

　（マチヤーグァー：雑貨店）
　
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秋の桜

　　

　一昨日、仕事帰り実家へ寄った。母の顔を見に行ったのに、さっそく「夕飯食べに行く？」と来た。やっぱり、言われると思っていた。一日中家の中にいる母は、誰かが来ると、出かけたくなるんだよね。
　家でゆっくりしたい気もあるが、一週間に一度しか、母と出かけられないから、ま、いいかと、母を待つ間庭を見ていた。台風でかき乱された庭の修復中のようである。

　桜の木に目をやると、何と＊＊　花が咲いているではありませんか！　今年の天候や、台風の度重なる襲来で、桜も狂い咲き？なのでしょうか。

　人間だって調子を崩している人が多いんだから、植物だってそうなるよね。

　昨日は、女性に性的暴行を加えた米兵二人が逮捕されたというニュースが駆け巡った。今朝の新聞には自身も米兵にレイプをされた女性キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんが
「沖縄は戦後６７年間もレイプされ続けている」
と言った。

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秋

　台風２1号は、停滞して北上して後戻り？不思議な動きをしています。お陰で、風はあるけど、湿度の高い日が続いています。
　夕方、３２９号を伊芸方面へ車を走らせていたら、海に黒いアザラシの頭のようなものがたくさん浮いている？と、思いきや、やっぱり、サーフィンをする若者達だった。

　この頃、沖縄では台風が近づくと、高い波を求めてサーファーが、集まって来る。なんだか大丈夫なのかなーと、心配になる。２，３年前、消防隊が注意をしているのを、見たことがあるが、年々増えているような気がする。
　
　本当に今年は、台風の当たり年である。秋も深まっているんだね、暗くなるのが早い。

　季節の変わり目は、体調を崩しやすいので気をつけましょう。

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佐喜眞美術館

某日、息子と美術館巡りをした。宜野湾市にある「佐喜眞美術館」。ここは普天間基地の一部を返還して建てた、私設美術館です。常設展示には、丸木位里・丸木俊作の「沖縄戦の図」が展示されています。その大きさに圧倒されます（4ｍX8.5mの大作です）。

　私は、夏休みの講座で、子どもたちを何度か連れて来ているが、考えてみれば我が子を連れてきたことはなかった。丸木夫妻の絵に向き合うと、いつも考えさせられる。まさにここは「もの想う空間」とても素敵な美術館です。

　屋上の階段は、６段と２３段からなり、階段の先の四角い穴からは、沖縄戦が終結したといわれる６月２３日の慰霊の日の夕方の太陽の光が差し込む設計になっている。

　行ったことのない方は、一度は訪れてほしい所です。もの想う秋にはなおさら。

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