沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

反日デモの中国人よ

2010年10月18日 | 日々のこと
 反日デモがまた起ったというニュース。
 尖閣諸島から端を発した日本と中国の摩擦。同じアジア人であり、同じ肌の色をしている隣人でありながら、私達はあまりお互いを知らなさすぎるのでは?知らない人は怖いのはどちらも同じ。

 もうひとつの隣国である韓国は、ヨン様(効果?)のドラマを通して、ずいぶんと身近な隣国になったような気がする。これはひとえに民間レベルでの交流が行われた所為もあるのだろう。行ったり来たりして相手を知って行くことは、文化の違いを知り、認め合うことでもある。
 中国が今世界中から注目されている。世界一の人口(消費市場)を抱えているからだ。資本主義と共産主義の違いで、こちら側から見ると、公の場で言いたいことが言えないもどかしさがある窮屈な国だと映るが。

 しかし、お互いから学びあうことも多いはず。日本人は欧米社会に憧憬の念を抱いて、追いつけ追い越せとひたすら頑張ってきた。今後はアジアの隣人として、中国人を解ろうとするべきかも知れない。中国人も日本人を知ろうと歩みよることは必要である。
 そうすれば、中国だって、「ちょっと、太平洋に出たいから、通りますよ、失礼しますよ」と言って、尖閣諸島海域を通っていけるようになるよ。
 軍事費に費やされる膨大な金が、いいことに使われて行ったら、世界はどのように変わるのだろうか。

 自分の行きたい所へ行けて、見たい外国へ行くことができ、弱い人は助けてあげられるゆとりも生まれるだろう。なんか こんなことを最近よく想像する。そうすると「理念」という言葉が浮かんでくる。その言葉の重みをひしひしと感じる。

 自分が生きている間に見てみたい。私達は同じ星に生きている「地球人」ということ・・で争いのない世界を。
 

   海に境界線なんて引かれていないし、地面に国境線なんて引かれていないのに、
    私の眼の前にある地球儀がいつも言っている

   「地球は丸いんだよ」
   「地球と言う星の中にみんな住んでいる」
   「君たちは地球人である」

             仲良くしようよ。





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