沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

勝山(名護市)

2012年02月29日 | 日々のこと

 去年の今ごろ、名護市の勝山公民館へ行く機会があった。市街からそれほど離れていないのに、ここは遠くの田舎に来たような錯覚を覚える。静かでそぼ降る雨の中、坂道をひたすら上って行くと目の前に
   
 嘉津宇岳をはじめとする山々が静かに佇んでいた。すごくよかった。心が動かされた。
 勝山は「ヒージャー料理」が有名。ヒージャーは食べれないと言った私に、「勝山のは、他の所のとは違うから、食べてごらん」と、勝山出身のY氏に言われて初めて口にした。それがとてもおいしかった。フーチュバーの香りと相まって、得も言われぬ、野生味とでも言うのか、それ以来、山羊汁が好きになった。

 (左の写真は)公民館の横の松の木。何?こんな松の木見たことない!と目を凝らして見ると、枝にびっしりと何かシダのような植物が取りついている。中の写真は、「勝山農村交流センター」:ここで山羊汁を食べることが出来ます。。右の写真は、ヤギの絵(公民館の中に飾られていたもの)。

 勝山は「シークァーサー」も有名で、坂の途中にある土産屋さんでは、いろいろ売ってます。
 名護市街からすぐです。今の時期、細かい雨に煙る山の景色、いいよ。

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自分さがし

2012年02月26日 | 日々のこと
 先日、TVを見ていた時、そうか、なるほどと思うことがあった。
 「サワコの朝」と言う番組で、福岡伸一氏が言った「自分を探そうと思ったら、自分の内面に向かうのではなく、多くの人と会ったほうがいい。自分と(他人との)の関係性の中から自分をさがしなさい。自分の内面に向かっても何も出てこない」と言うような事を。
 自分とかかわる人々を見つめることで、自分が相手にどのように映っているか、相手は自分を写す鏡の役割をしてくれているのかも知れない。
 思いもかけないことを言われた時、気にいらない人に対する時、「自分の気付かない、自分に気づかされる時がある」から。なるほどと思った。
 混濁した世の中。まやかしのものに、惑わされないように、内でなく外に向かって多くの人とかかわりたいものですね。福岡伸一氏の本を読んでみたいな。

 そのことで、思い出したことがあって、探してみたらあった。それが上の写真。開高健に夢中になっていた頃、彼を知りたくて、彼の小説でなく、エッセイや、彼にかかわった友人や知人など、彼の周囲にいる人を通して彼を知ろうと思って、関係性を図にしたノート。この方法と自分さがしは似ている。

 福岡氏のフェルメールのお話も面白かった。

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財布事件

2012年02月24日 | 日々のこと
    今から5,6年前のこと。
 ある日、警察署から電話が掛って来た。
「免許証が届いていますよ」と。
 「それがですね、ふしぎなんですが、大型スーパーSの、財布売り場の財布の中に入っていたみたいなんですよ」
 「えっ!」と言ったそばから、思い出した。額からは汗が。
 実は、以前に息子と、そのスーパーで、財布を買おうと色々見ていたが、時々、財布のポケットが浅くて免許証やカードが入りきれないものがあるので、私は、自分の免許証を取り出して、気に入った財布に入れて、試していたのだ。なのに、それを取り出すのを忘れてしまった事を今、思い出した。
「拾った方に、お礼の電話を入れて下さいね」
と言われ、
「はい」
と言ったものの、恥ずかしくて。と同時に何と言えばいいの?

 「あの~、免許証を拾って頂いてありがとうございます」
 「そうなんですよ~、それが、不思議なんですが、財布売り場の財布の中からなんですよ~」
と。私もむこうも我慢できずに大笑い
「はい、実は息子が入れてしまったようで…!?」
と誤魔化してしまった。

 本当に私はいろいろやってしまう。だからこの「ドジでマヌケな…」というカテゴリーを作ったのですが。

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如月

2012年02月22日 | 日々のこと
  
 伊芸のこすもすが一面に花開いていましたよ。その近くに大ガジュマルもある。
 今年は、昨年の台風で痛めつけられた所為で、町内では桜の花を見かけなかった。ところが、この一週間、咲いている何本かの桜の木を見た。桜の季節はとっくに過ぎて、二月も中旬になると言うのに。
 もうなんだか、変。たがが外れたような感じがする。何もかも。
 しっかりしよう

 週末は金武ベースボールスタジアムは、楽天キャンプを見学に来た人たちがいっぱいで、駐車場が足りなくて、しかたなかくパスして、隣の宜野座村の阪神のキャンプ見学へ行ったという人もいた。
 そのキャンプ見学帰りの人達で、国道329号は、週末の夕方大混雑する。
 私も見に行ったが、マークンをはじめ、選手の皆さんの大きなこと。やはりプロの体つきは違うなと感心して見ていた。星野監督も大きな人ですね。
 
 金武町:東北楽天ゴールデンイーグルス(25日迄)
 宜野座村:阪神タイガース
 名護市:日本ハムファイターズ

 今日はそんなに寒く感じないので、半袖でいた。しかし、旧暦の二月内はまだ寒い日があるという。寒さもこれまでかと思われる頃、再び寒の戻りがあるそれを、沖縄では「別りびーさー」と呼ぶ。 

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旬の物

2012年02月20日 | 日々のこと
 私はきんかんが大好き。初めて食べた時だったろうか、おいしくて次から次と食べていったら、しばらくして、唇がびりびりしてきた。知ってたはずなのに、昨日10個食べたら、またびりびりしてきた。そこまで来て、やっと食べ過ぎたと気づいた私、懲りない。一日何個ぐらいが適当なんだろう。

 旬のものでおいしいものは、他に「らっきょう」食べ過ぎると、胸やけして寝られなくなる

「すくがらす」は、食べ過ぎると、唇のどこかにできものができる。数日間は消えないので恥ずかしい。がちまやーして罰を受けたような気持ちになる。

 「にんにくの茎の塩づけ」これもおいしい。食べると臭くなるので、週末しか口に出来ない。

 私の好きな物は、すべておつまみっぽい。母は酒を飲まないので、父は上記のようなつまみを自分で作っていたが、私は横でそれをつまむのが好きだった。旬の物は、どれも本当においしい。
 旬の季節が近づくとわくわくしてくるよね。でも、でも、おいしくても、みなさ~ん!食べ過ぎは禁物ですよ。私はどれも経験済みだからわかります。
 えっ!何?そうだよね、私が一番気をつけないと・ね。

 (写真は買って来た、きんかん「たまたま」宮崎産)

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「あきらめない」:著 村木厚子

2012年02月19日 | 
 昨日、夕方から読み始めたら止められなくなって、午前2時過ぎに読み終わった。
 目の廻るような子育ての頃をよく知っているので、そうだったよね、共稼って大変だった。実家は遠いから手伝ってもらえる親もいなかったし。あの頃のめまぐるしい日々が思い出された。
 
 有休はあっても、子どもの病気で呼び出されるかも知れないと思うと、中々自分のことでは休めなかった。毎日駆け足のような生活だった。朝、寝過ごして月島まで行ったことや、帰りの満員電車で寝過ごして、朝霞まで行って引き返したり。電車の中では、帰り道、(ほんとはいけないことだけど)駅前の魚屋寄って、八百屋の前を通って(どこも一分たらず)・・・とシュミレーションしていたっけ。
 
 
 任された急ぎの文書を打っている最中に、保育園から呼び出されて、仕事途中で帰る時の後ろめたい気持ち。何回もあった~。
 
 「二日酔いで休んだりする人もいることを思えば、子どもの病気で休むというのは、堂々と言っていい理由になる。」と書いてあるが、ほんと同感!でもあの時は、そんな風に思う事が出来なかった。ゆとりがなかった?
 
 本当にこの本に書いてあるように、仕事を持っている女の人って、真面目なんだよね。
 
 娘さんとのやり取りも面白い。働く父と母の後ろ姿をしっかりと見て成長してきた二人の娘さんに拍手したい。「うちの両親は、とっても仲がいい、ラブラブと言うのではないけど、価値観が近くて、相棒とか同志と言う言葉がぴったし」といっているが、私もいつもそう思っていた。子育てにいつもお二人で一生懸命関わっていたのを見て、うらやましいなーと思っていました。

 そう、そう、思わず噴き出してしまった箇所がありましたよ、

  ……退院する日の朝、ハッと気づきました。「これ(我が家の長女です)、家に持って帰ってどうするんだろう?」「夜中の授乳は、目覚まし時計を掛けて起きるのですか?」看護師さんに大笑いされた……(抜粋)。

 私も長男を出産し、退院の日「あなたの子ですよと渡されても・・」[大丈夫なのかしら」と、あの時の不安ったら、なかった。

 こんな事書いていいの?と思ったのに、村木さんが書いているので、なんだか気が軽くなった。あの頃、こんな話が出来るゆとりがあったら、よかったのに。私の職場では、結婚している女性は私一人で、子どものいるのも当然私ひとりだった。社宅の人は、専業主婦がほとんどで、同じような悩みやぐちを言い合える仲間がいなかった所為もあるかも、私は脱落してしまった。反省もある。

 「これからも一緒に歩いていこう」「彼女は共に歩む同士で、のんびりしたい時も隣にいて欲しい存在だと」いう御主人。すてきですね。

 
「裁判に至るまでの詳細」と、「子育てしながら働く女性の姿」を赤裸々に書いてあります。

 
 おっとりした自分でも、折れないでここまでやってこれたと謙虚に言っていますが、翻せば働く女性へのエールが込められています。

これから結婚する女性の皆さんにも読んで欲しい。よき伴侶を得るヒントがいっぱいあるよ。

  働く女性の皆さんには、是非とも読んで欲しい一冊です。

 心の中がほのぼのしています。ありがとう、村木さん。

 

 
 

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島らっきょう

2012年02月15日 | 日々のこと
 今、沖縄は「島らっきょう」の旬。思わず買ってしまったが、さてどうしようか。塩で揉んでつまみにしようか。天ぷらにしようか。
 やっぱ、塩揉みにしよう。旬の物はシンプルな料理が一番。こりっとした歯ごたえもらっきょうの魅力。おいしいし好きだけど、においがきついので、休みの前の日にしか食べられないのが残念。
 
 「島らっきょう」食べたことのない人は、是非一度食してみて下さい、えも言われぬおいしさです。
 
 今、この時間ヘリが低空飛行している、過ぎ去って行くのかと思いきや、近づいたり離れたりうるさい、イライラする。音がもたらす影響は大きいよ。一体何をしているのだろう?一日の仕事を終えてゆっくりしたい時間なのに。
 
 こんなブログに来て頂き感謝です。
 まだ飛んでます、ヘリ。うるさいよ
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なに?この暑さ

2012年02月14日 | 日々のこと
 
今日の暑さと言ったら、まるでもう夏になったよう。25℃。誰もみな半袖姿。雪国とはなんという差なのだろうか。
 何を着て行こうか迷うぐらい、朝から気温が高かった。今日職場で会った人が、夏物のかりゆしウェアを着ていた。
 伊芸の田んぼのこすもすは、先週より大分咲いていた。もう二月だと言うのに、本格的な寒さがまだない。冬の季節はこのまま行ってしまうのだろうか。

 ほんと、今日はあつかった~!

 ブログ訪問ありがとうございます。

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49日

2012年02月13日 | 日々のこと
 49日法要は前に書いたような理由で繰り上げて行われたが、父が亡くなってから本来の49日が過ぎた。
 父は、彼岸へ無事に成仏できたでしょうか。
 先日、気分転換にと母をドライブがてら買い物に連れ出した。その際に車の中で、母から次のようなことを聞かされた。はっきりと聞き取れるような話が出来なくなっていた父が、
 「おっか、今までありがとう。91歳なるまで、おかげでいい人生だったよ。最後まで看病してくれてありがとう。」
といったそうだ。母は、
「だから私も言ったよ、私こそありがとう、おっとー。91歳になるまで元気だったから、あっちこっち連れて行かれてとっても、うれしかったさー。みんなに羨ましがられたよ、おっとーが頑丈だから、車の運転が好きだからいいねーって。とっても楽しかった、私こそありがとうだよ、おっとー」
そう言ったら、父の目から涙が流れたそうである。手を動かすこともできないから「だから涙を拭いてあげた」と。
 私は父はもうとっくに話すことが出来ないと思っていた。そんな事を、最後にはっきりと言ったと聞いて私は泣きそうになった。 
「おっとーそんな事言えたんだ・・よかったね・・おっかー」

 父と母は晩年、毎日のように車に乗って出かけていた。私は、50年も元気で連れ添える伴侶のいる二人が時々羨ましかった。先日、父とよく行ったというBIG 1(びっぐわん)に初めて入ったら、こんな所に来ていたのか~、ふたりで・・・・忙しい忙しいと言わずに、もっと付き合ってあげればよかったな~と、思ったら目頭が熱くなった。
 「孝行したくとも親はなし」 

 こんな感謝の気持ちを伝えることができて、逝った父。だから成仏できたよね、おっか。

  

(こんなブログに来て頂き感謝です)

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なんだ そうなんだ

2012年02月09日 | 日々のこと
 ある音楽を聴いていた時、
「これいいね!」
と言うと、息子が
「ああKポップね」
と軽く言った。私はうちの息子すごい、音楽詳しいじゃん、Kポップって知っているんだ
「すごいね~、なんでこれがKポップってわかるの?」
と聞いた。
「韓国の人が歌っているからさ」
「え!?なんだ、そうなんだ」「なんだ、そうなのか~」
「じゃ、おっか、Jポップってわかる?」

私、「もちろん」

 KポップとかJポップとかを、ジャズとかクラシック等のようにジャンルの違いだと思っていたのだ。本当に知らないことが多い私。
 ちなみにフォークロアとか、バロックとかいう言葉に惹きつけられるけど、なんなのだろう。

 こんなブログに来て頂きありがとう。

 (写真はハイビスカスの葉。きれいなハート形をしているよ)

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