沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

快挙!サッカー日本代表

2011年01月31日 | 日々のこと
 いやー!本当によかったね!
 日本代表ががアジアの頂点に。寒い日本列島が熱くなった今大会。コートの中は試合と言うより男の闘いといった方がいい。一瞬の出来事がスローモーションで映し出される時、引っ張る、押し出す、絡み倒す、覆いかぶさる・・など実に激しいドラマが展開されているのである。
 大雪で車や電車が立ち往生している日本。ここ沖縄も非常に寒い。今日も11℃と、例年にない冷え込みだ。そんな列島を彼等は熱くしてくれた。
 
 ダイナミックなラストシュートを決めた李選手は、在日韓国4世だ。韓国と日本の間に立つ彼は、普通の日本人より背負っているものがある分多くのことを考えてきたことだろう。比嘉バイロン風にいえば、彼は「韓国系日本人」である。カッコイイ青年だ。

 写真は伊芸区の休耕田に咲く冬のこすもす。寒い中でけなげにも咲いている。サッカー日本代表の快挙を喜んでくれているようだ。

 今日は沖縄に斎藤祐樹選手(日本ハムファイターズ)もやってきた。二月は私にとって我慢の月。と言うのは風が強く寒くて、雨も多いので暗い季節なのである。そんな時期に毎年プロ野球軍団が来るのでちょっと気の毒な気がする。二週間のキャンプ中には、晴れた日もあってくれという気持ちになる。

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「僕と妻の1778通の物語」

2011年01月30日 | 日々のこと
「僕と妻の1778通の物語」を観た。感想は「よかった~」です。草剛の声がものすごくいい。
 静かに見守るような気持ちで観ていた。声を凝らして・・泣いていた人の鼻をすするのも聞こえて・・。

 たった一人の読者のために毎日三枚の小説を書く。「笑いは免疫力を高める」という医者の言葉を聞いて彼は、愛する者のために、笑える話を書き続けた。すてきな物語りだった。

 この朝、私は万年筆が欲しいなとネットでさんざん検索していたが、偶然にも映画の中で原稿用紙の上を走る万年筆が何回も映し出されていた。不思議な気持ちだった。ますます万年筆に魅かれた。

 いい映画を観ている私のすぐ隣に、途中から席を移ってきたオジサンが、座ったと思ったそばからポップコーンをポリポリ休みなく食べ続け、その音と紙袋のガサガサ音が延々と(ポップコーンのなくなるまで)続いていた。気になって仕方がなく、映画に集中できなかった。右隣に座っている友人に合図をしようとすると、彼女はコックンと居眠りをしていた。昨日のサッカー決勝戦を観た所為で寝不足だったのだろう。そのオジサン、始まってまだ三分の二ぐらいと言う所で出て行った。何をしに来たの?・・・な奴。

 映画はよかった。
 

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街路樹

2011年01月28日 | 日々のこと
 写真は北中城村瑞慶覧交差点の街路樹「ワシントン椰子」だ。
 ここから屋宜原あたりまでこのワシントン椰子並木が続く。もう大分成長している。その所為で、車の中から見える景色は、鉄柱のようなものが林立しているような感じである。

 金武町の入り口、イシジャ近くの道路両側にはこの木が植栽されている。道を走っていると、両側が縦に伸びた鉄柱に挟まれて圧迫感があり道路がいっそう狭く感じられる。よって街路樹として、この木は狭い沖縄には合わないと思う。アメリカのような国も道路も広い所なら似合うだろうが。

 ホウオウボクのように、横に広がり、陰を作ってくれるのが沖縄にはいいと私は思う。ホウオウボクはまた見事な花を咲かせ、私達の目を楽しませてくれる。

 我が町を走っている道であっても、国道なら国が管理するので、植栽する木を選ぶ権利は国にあると聞いたことがあるが、どうせなら、そこの土地の人に任せたらいいのに。皆が気にいっているいる木だったら大切にすると思うよ。どんな木がここの町に似合うのかだって、土地の物が一番よく知っている筈。

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「今日もいいことがあるよー」

2011年01月24日 | 日々のこと
 
 今日もいいことがあるよー 
 
 祖父が朝子どもたちを起こすときの言葉は
 「はーい起きて 今日もいいことがあるよー」
  

 四十代で 戦争で 妻と三人の子を亡くしたが
 いつも朝は決まった言葉で呼びかけた
 「はーい起きて 今日もいいことがあるよー」


 残った四人の子らだって
 満腹はそんなにない時代だったのに
 毎朝 毎朝 この子らのために
 いい一日であるように
 「はーい起きて 今日もいいことがあるよー」 

    詩集 「ガラスの少女」:大石直樹より  P94

 詩集の中に納められたこの詩いいですね。
 「はーい起きて 今日もいいことがあるよー」と、おじいちゃんがいつもそう言って起こしてくれたそうです。
 私の子どもたちが小さい時、この詩ができていたら、そう言って起こして上げたかったな。絶対にまねしていたと思う。
 言霊というのがあると言うが、この言葉で朝が始まったら、いい一日がまっているに決まっている。希望につながる言葉。祖父が子どもたち を思いやる祈りの込められた言葉。
 孫・・かな~、機会が訪れたら、きっと言おう、「はーい起きて 今日もいいことがあるよー」 
  
コメント (2)
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刈り入れ時

2011年01月20日 | 日々のこと
 今日は午後から南部をドライブ。「ニライカナイ橋がみたい」という父を連れてまた、いつもの四人で。
 やけに警察の姿があちらこちらで見掛けられた、と思ったら、「沖縄の基地負担軽減で、新たな基地を作りたい」とやってきた某大臣が来沖した所為らしい。
 沖縄は今、サトウキビ収穫の時期である。今日、日昼は21℃という暖かさだった。例年なら、サトウキビの収穫時期は寒くて雨の多い時期でかなりきつい労働となるが、今日刈り取りの番にあたった人はラッキーだっただろう。

 ラジオやテレビで沖縄入りした大臣のニュースが流れているが、沖縄の所得は日本一低い。日本一大きな基地が置かれているのに。いや、その基地が立ちはだかっているからと言えるのかも。日本一失業率も高いのである。基地がおかれているために沖縄の人はずいぶん不便な生活を強いられている。と言うのは本島の二つの幹線58号線と329号線をまたぐのには、普天間基地と嘉手納基地が大きな弊害となっている。フェンスとフェンスの間を大きく迂回しなくてはならないのである。

 基地の中の住人達は、58号線に出るのも、329号線に出るのも楽々である。日本全土を守っている米軍隊のために、なぜ?沖縄だけが不便な生活を強いられているの?もう、そろそろ変わってくれてもいいんじゃないの???
 
国に追いつめられて兵糧攻めにあっている名護市。(新基地建設を受け入れなければ、交付金は上げない)と。その名護市に暖かい手が差し伸べられている。「ふるさと納税」と言う形で全国から支えてくれ、応援してくれる人々もいる。名護市にとってのタイガーマスク(伊達直人)と言えるかもしれない。

 明日も某大臣が沖縄入りすると言うが。この国も転換期を迎えているのかも知れない。 

 写真のサトウキビは真っ直ぐでよく育って凛々しいではないか。筋の通った政治家はどこかにいるのか。待ち遠しい。

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目が覚める

2011年01月19日 | 日々のこと
 


 この所、夜中にすっと目が覚める。時計を見ると、2時。な~んだと言ってまた寝る。次に目が覚めるのが4時頃。このパターンが続いている。目が覚めた時、深夜でそれほど寝ていないので、寝足りない筈なのに、苦もなくすっと目が覚めるから不思議だ。

 これもこの年頃に普通にあることらしい。私は目が覚めてもまた二度寝、三度寝ができるからいい方かもしれない。知り合いに3時頃目が覚めてその後は全然寝られないという人がいる。従って睡眠時間も3時間4時間ぐらいらしい。外が明るいのなら起き出してやることもあるが。で、どうするのかと言うと、今はテレビがやっているからそれを見ているそうだ。

 実家の父もずいぶん早い時間から目が覚めて、やはりテレビの前にいるらしい。皆、閉じこもって息をひそめているような気がする。

 寿命も長くなったが、寝る時間まで短縮しなくてもよさそうなのに神様よ。ありあまる時間をどういうふうに過ごしていけばいいのだろうか。急速な超高齢化社会の中でみんな戸惑っている現状が見え隠れする。

 車社会になって、皆が大型店舗へ行くので(私も反省)、近くの雑貨店が消え失せた。歩かないのでメタボが増えた。車社会の味気ないことよ。この世知辛い高齢化社会に必要なのは、歩いて行けて、「今日の夕飯はなんにしようかね~」と会話のできる、昔あったマチヤー(雑貨店)だ。
 そいう所があったら、みんな出て歩いておいでよ~といえるのに。

 あ~あ、今日もまた2時に目が覚めるのだろうか。

 (写真は大川近くのマチヤー。昔ここは3店舗のマチヤーがあり村でも賑やかな所であった。)

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「ああ結婚」:映画

2011年01月18日 | 日々のこと
 


 身勝手で遊び好きな金持ちの男と娼婦だった女が、ひょんな出来事で結婚することになった。結婚してはいるが、男は女をもと娼婦だったと蔑み相も変わらず遊び続け、ついには他の女と結婚しようとする。男女の葛藤が始まるが、女は実は隠し子3人がいる事を明かす。男を利用してその金で子どもたちを立派な大人にすることができたと。三人は父親が違うが、「実は一人はあなたの子よ」と男は言われ、最初は半信半疑だが、中年になった己を省みる。「子どもが?俺の?」と言いながらも、そのことが頭から離れず、「どの子が自分の子なんだ」と女に詰め寄る。
 が、女は強しである。私も母親だから同感出来るが、母親にとってはどの子も同じかわいいのである。だから自分の子だけ引き取って大事に育てようとする父親に吐き捨てるように「どの子も私にとっては同じ子どもよ」と突き放す。

 中年になったかつての遊び人の男が、三人の息子に近づき、「好きな事は?」「得意な事は?」と質問し、自分と似ている所があるのはどの子なのかと、どんなにかして我が子を探りだそうとする場面が面白い。母親役のソフィア・ローレンがいい。男は(いい男だね~)マルチェロ・マストロヤンニ。

 BSのチャンネルをひねって、途中からだったがいい映画だった。
 
 デ・シーカ監督、マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン3人の共作による、もう一つの男と女の物語「昨日・今日・明日」があるらしい。また見たい・な。

 (写真は金武町共進会で:どの子もかわいい黒豚ちゃん)

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懐メロ

2011年01月17日 | 日々のこと
  

 私の若い頃の歌が流れると、決まって息子がチャンネルを変えようとする。「待って今変えないで」と言うと、息子は「懐メロの感じがするな」という。
「懐メロじゃないよ」と言うが。
 懐メロっていうのはもっと古い歌を言うんだよ」と言ったが、私が若い頃流行っていた歌が、もはや彼には古臭く感じると言うことなのか。悔しいので、「今、お前さんが聞いている歌もラップだって、全部いつかは懐メロになるんだよ」と言ってやった。

 中三トリオの山口百恵、森昌子、桜だ淳子やチェリシュ、小柳ルミ子、天地真理、アグネスチャン、麻丘めぐみ、ちあきなおみ、拓郎、青い三角定規、ガロ、新御三家と呼ばれた郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹の歌や70年代フォークのかぐや姫、グレープ、ビリーバンバン、風・・が懐メロ呼ばわりされるとは。悪いということではないが、そう言われる年代になったのか~と。

 私はコープで70年代フォークのCDを買ったが、先日友人の車に乗ったら、70年代フォークが流れていた。彼女も買っていた。

 しかし、懐かしい歌や、口ずさむ歌がどうして中学や高校の時流行っていた歌なのだろう。いくつになっても。
 この年頃というのは、これまでの人生の中で一番音楽に対して情熱があったのだろうか。歌の下手な私でも、風呂までカセットテープを持ち込んで聴いていた時があった、そんな事までも今、思い出された。

 (写真は金武町のイシジャ近く・金武湾の夕方)

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道草?

2011年01月16日 | こども&孫


年末家の片づけものをしていたら、子どもの保育園の時の写真や絵が出てきた。今までは捨てるかどうしようかずいぶん悩まされたが、今はこのようにデジカメで映して残すことができるので便利だ。

 当時は子育て仕事とゆっくり見てあげられなかったが、今こうやって見ると、本当に子どもの絵はどうしてこんな風に描くのかしら?これはなに?何を見て描いたの?とか・見ていると飽きない。面白い。以前すごくきれいな色遣いの絵があったのに、引っ越しばかりしているので、無くしてしまった。残念だ。自分は幼いころどんな絵を描いていたのだろうか、残っていたらな~と思うことがあるので、こうして残せるものは残してあげようと思う。

 家の片づけをしていると、子どもたちのこういう絵や写真が出てきて、思い出にふけったりするので、仕事が中々はかどらなかった。
その道草した分は、当時ゆっくりしてあげられなかった罪滅ぼしかも知れない。
コメント (2)
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ハイビスカス

2011年01月15日 | 大好きなハイビスカス


先日行ったガーデンセンターで見かけたハイビスカス。
初めて見た花びらの様子。交配によって多くの品種ができるらしい。

 今日の沖縄は風が強く吹き荒れ、その分体感温度も低くすっごい寒い。小雨も降った分明日はもっと冷え込むらしい。

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