沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

夕景

2008年06月30日 | 日々のこと

 七時までまだ明るい沖縄。家に帰ってくると、まず家中の窓や戸を開け放して、ムワっとする熱気を出す。

 そうして、一息ついていると、息子が帰ってきて、

「おっかあ、デージ外きれいだぜ」

というので、窓に目をやると窓が赤く染まっている。

 デジカメを持って、いざベランダへ。それがこの写真。 

 沖縄は今日も暑かったほんと~に暑い

 しかし、陽が落ちたなと思ったとたん、すっと涼しくなる。

今までよく我慢したね、ご苦労さん」とでも言うように、風が流れて来て、思わず顔がほころぶ瞬間。こんな一日の変わり目がいつもある。

 夏の夜はとても過ごしやすい沖縄。だから、みんな夜から飲み歩くのかも知れない。で、その結果、メタボが増えるのかも。  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小カゴの盛り花

2008年06月30日 | 趣味

 持ちやすい小さなカゴが手に入ったので、作りためていた花を、生け花をする要領で、活けてみたら、なかなかいい。花たちが生き生きしている。   

 今、実は粘土は全然触っていない。アパートが狭くて、もうこれ以上の花が置けない。早く、家が欲しい、家が欲しいといつもいつも言っている。いつか子どもたちも育て上げたら、趣味の物づくりをする部屋を持つのがです。いつの日になるやら・・・

 走ったり、歩いたり、時々、休んだり、疲れて寝転んだり、ふてくされて横になったり、しても

「夢があるうちは、それに向かって歩けるからいいよね。」・・ と自分を励ましている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

億首川の自然体験

2008年06月27日 | 金武町の風景

 金武町の億首川(うくくびがわ)でカヌーに乗った。 これまでも、4,5回乗っているが、カヌーで水の上をすべる楽しさは格別。水の上を歩いているような感じだ。

 この川には四種類のマングローブの木がある。写真の木もマングローブ。東南アジアの方では、20m~30ぐらいの巨木に成長するそうだが、ここの木はそこまではいかないが、なかなか大きい。

 マングローブの林の中を、ゆったりと2時間ぐらいかけてめぐって見ませんか?浮世のしがらみから解き放たれて、頭の中は、東南アジアのジャングルにいるようなイメージで、漕いでいこう身も心も軽くなりますよ 

 カヌー体験は、(ふくらしゃや)予約すればOK!気持ちのいい青年達が案内してくれる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう、稲刈り・ですよ!

2008年06月26日 | 金武町の風景

 田園の緑が風にゆれていた五月から、いつの間にか田んぼは、黄金色に染まっている。稲刈りの季節を迎えた。

 沖縄の米は二期作。 写真の場所は金武町の福花と書いて「ふっか」。小学生の時から田植えや稲刈りもよく手伝わされていた。ここは私の故郷の原風景

 梅雨明け宣言をした後から、よく雨が降る。雷もゴロゴロ。

 「まだ梅雨明けてなかったんじゃないの?」と、

 みんな言っている。でも、ウチナーンチュはそんなことで怒ったりしないんだよね。「ま、そんなもんだよね」と寛大。

 昔から当たったためしがない?から・・・ 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢車草

2008年06月22日 | 趣味

     
 
 樹脂粘土で花を作るのに凝っている。作っている時は夢中になってしまって、一日中でも座り続けてしまうので腰が痛い。

 出来た(矢車草)は、我ながら上出来。紫の細かい花弁の一つ一つを12個作って、やっと1本の矢車草の花になる。その後、油絵の具で色掛け作業。

 私は、作り始まると一度に大量に作ってしまう。そうすることで、手が慣れてくるから上達する。それだから大変。気の遠くなるような作業がえんえんと続く。 この辺は自分のいいところかも。我慢強い。

 私の手から生まれた花たちはいとおしくて、なかなか手放せない譲ってくれというな、君。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大輪のハイビスカス

2008年06月19日 | 大好きなハイビスカス

妹の家に寄ったら門の前に大きな真っ赤なハイビスカスが咲いていた。手入れもしてない筈なのに「見てください私を」と言わんばかりに、訪問者を招いているような感じで。きれいだった。 

 梅雨が明けた沖縄は、一足飛びに、な・つ・夏・な・つ・・暑い。汗がだらだら・・。陽射しが強すぎる~~~~

 今夜は十六夜月

 さっきベランダから見上げた月の美しかったこと。月の周囲まで明るい輪になって、あたりを煌煌と照らしていた。家の中にいるより外の空気の涼しいこと!

 沖縄のコンクリート住宅は、ホント暑い、。屋上からでかいバケツで水をかけたら、この熱、取れるのでしょうか?誰か教えて?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レイシ

2008年06月18日 | 日々のこと

 うちの近所に大きなレイシの木を植えている所がある。青い実が日に日に赤く色づいてきた。
 レイシをみると、今から二十数年前、シンガポールへ旅行した頃を思い出す。シンガポールからマレーシアへ入る国境付近でこの木を見た。「あ~~、コレがあの有名な楊貴妃の好物というレイシの木なんだ」と。

 まさか、その木が沖縄にもあるとは。 とても大きな木だ。熟してくると、こうもりが食べてしまうのだそうで、人間も負けずに頃合をみて収穫しなくてはならないそうだ。 我が家にもおすそ分けがあった。冷やして食べるとおいしい。 楊貴妃の気分?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父ちゃん

2008年06月18日 | 日々のこと

 毎朝、329号線を宜野座方面に向けて車を走らせている。

  いつも漢那近くで目にする光景がある。それは、登校する子どもたちに合わせて、バイクにまたがった父ちゃんが一緒に歩いている光景。

 バイクにまたがったまま子どもたち3人の歩調に合わせて歩いている父ちゃん。その姿を見て、いつもいい光景だなと思って見ていた。学校の近くまで見送ってから父ちゃんは出勤するのだろう。慌しい朝の風景の中、ほのぼのとした気分にさせてくれた。 

 でも、いつしか時は経っていた、父ちゃんがある時から見えなくなった。子どもたちも成長して自分たちで通えるようになったのだ。

(写真はレンブという果物。色がきれいだが、味はいまひとつ?)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慰霊の日

2008年06月16日 | 日々のこと

 最近のカレンダーに「慰霊の日」は、沖縄県民にとっては祭日なのに今迄のように赤くなっていない。慰霊の日と書かれていないカレンダーも増えている。

 「慰霊の日」は、先の大戦で亡くなった人の霊を慰める日でもあり、戦争の悲惨さを知り、二度と戦争を起こしてはならないという誓いの日でもある。 

 なくしてはならない大事な日だ。自分たちで23日のところに赤い印をつけよう。そして、子どもたちに、この日の意味を語り継いでいこう。 

 昨日は父の日。私の父は大正九年生まれ。元海軍。23歳の時、召集令状がきて徴兵検査を受けた。甲種合格で佐世保海兵団第二海兵団へ入隊した。 

 南方方面で海戦しながら、仲間の船が次々にやられていくのを目の当たりにし、父も腕に弾を受けた。

 雨のように降ってくる弾をよけながら、船は蛇行し、何度もダメかも知れないと思いながら九死に一生を得て、日本の地に帰って来ることが出来たという。

  終戦を石川県の七尾市の地でむかえたが、鉄道が破壊されたために、沖縄に帰ろうにも帰れず、山の上にある「宝憧寺」というお寺で二年間寄宿生活の後、沖縄へ帰って来た。

 戦後の沖縄は焦土と化し、人々は、戦後の復興にまい進して精一杯生きてきた。父の一番楽しいはずの青年期は戦争に巻き込まれた激動の時代。敗戦後の、屈辱の沖縄を生きてきた。待ち望んだ施政権返還。しかし・・・

  語り継いでいかなくてはならない戦争の悲惨さ。平和の尊さを認識していく上でも。6月23日は埋もれさせてはならない。5月15日の「復帰記念日」とともに。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽雨(てぃーだあーみー)

2008年06月15日 | 日々のこと

 突然、雨が降り出した。太陽も出ている。 久しぶりに見た、「てぃーだあーみー」。太陽と雨が同時に出ている現象なので、ティーダ=太陽、アーミー=雨。そのままふたつの現象をくっつけて表現したのがここでの言い方。単純だ。

 本土の方では「きつねの嫁入り」という所があるのだそう。   この後、大降りになったがしばらくしたら、キチンと雨が上がり町の景色が、すがすがく感じられた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする