裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

配給電車のレストアを試みる

2010-07-31 21:27:38 | 模型製作記
今日は本当は“白い砂”を撮りに行きたかったのですが、昨晩ちょっと呑みすぎまして‥(^^;)
と云うことで今日は家事手伝いと模型工作に切り替えました。明日は午後から仕事があり、また“白い砂”を撮りに行けない(T_T)

だいぶ前の表サロマニアでゲット報告などをしたことがあったので、御存知の方もいらっしゃると思いますが、某オークションで古の小高模型製クモル24+クル29をゲットしました。車体の歪みや致命的な塗装のダメージはない物のホコリの堆積が酷く、クリーニングは必至の状況でした。いっそのこと剥離して現代仕様にレストアしてしまおうとも思ったのですが、皆様のサジェッションでいにしえ仕様のままレストアしてみることにしました。


形態的には24000~24004に該当する形態です。↑の実車写真は24007なのでちょっと違います。運行灯窓が無いんですね。状態はオリジナルのままで、パンタがPS16であるのもオリジナルです。調べてみたら1967年の発売だったそうです。齢43年、よくぞ保存されていた物です。


荷台にはセレンを固定しているボルトナットや動力台車を支持しているボルスターを固定しているビス頭がニョッキリ出ています。何か荷物を載せることを想定していたのでしょうね。


側板にはリベットがびっしり、旧30系の面影が残ります。乗務員扉の下にはハシゴが付いており、当時としてはかなりの精密感です。


床下を見てみましょう。アオリを受ける金具が付いており、この部品は現在製作中のクモル145にも付けていないので、これを見たときは恐れ入りました。


クモル24の床下です。狭い車内に入りきらなかったセレン整流器を黒く塗り床下機器に化けさせています。この処理は流石です。走らせるために まず車輪の踏面はクリーニングしておきました。


こちらはクル29、魚腹台枠が表現されており、その中を配線が走ります。荷台部分の床板は固定されている一体構造です。


懐かしきべーカーカプラー、日光モデル製です。これもオリジナルのようです。曲がりを修正しておきました。


床板が一体構造なので、ボルスターはどのように絶縁固定しているのかと思ったら、ベークライトの部品を表からビスで固定しています。なかなかのアイディアです。

今日は分解清掃までしようと思ったのですが、灯火類の配線も含めて かなり手の込んだ組立をしており、バラすと戻すのが容易では無さそうなので、本日のところは外観清掃のみで終わらせました。もうちょっと時間の取れるときに一気にレストアしてみようと思います。

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