遅々としていますが着実に進んでいる“とびうお号”のEF65500Fの製作ですが、ちょっと調べ物をしていてとんでもない事実にぶち当たりましたのでご報告。
今回の500Fは532番と533番の重連を準備しているのですが、その532/533番と同一ロットで同一メーカーで製造された534番の新製直後の画像が掲載されているサイトを見つけ出してしまったのです。そこには今まで語られることのなかった新事実が画像として残っていたのです。
先ずはサイトのご紹介、『
記憶の中の鉄道』と言うサイトです。そのサイト内の
EF90のページに 1966年9月8日に撮影されたとするEF65534の画像があります。534番は最新のRP誌によると1966年8月26日の新製となっていますので、まさに新製直後の姿を捉えられているのです。見た感じでは全く汚れが付いていませんので、まだ運用に就いていない整備中の写真ではないかと思われる状態でした。そこで解ったショッキングな新事実!
いま仕上げ中のウチの532番です。532番も新製年月日は1966年8月10日です。
問題なのは、スカート周りの仕上げ色です。
では思い込みと真実を列挙します。
左側が私の思い込み、右側が真実です。
1)スカートに付くコックの色:MR管は白、ER管は赤、ブレーキ管は黒 ⇒ MR管もER管もブレーキ管もねずみ色
2)復芯器カバー色:スカートと同色のねずみ色 ⇒ カバーは黒色
実はあるブログに掲載されたEF65532+EF65533の重連が牽引するとびうお号の写真を見て、復芯器カバーが黒っぽいのですが、まさか?汚れているんだよね?って決めつけていましたが、事実は黒色だったということでした。その画像が
コチラ
実はこのブログには撮影日が記載されていないのですが、すれ違いを撮影した列車が、岡山での第18回植樹祭へ向かうお召列車だったといことで、植樹祭の歴史を調べたら、この日は1967年4月9日だと言うことが解り、532番としても新製から約半年程度しか経っていないということが解ったのです。即ち重検査(要検や全検)には入っていない、これは再塗装されていないということですので、新製時の状態である、と断言できるだろう考え、やはり復芯器カバーは黒色だった、となった訳です。
百聞は一見に如かず、事実が解ってモヤモヤが晴れましたので、落ち着いて手直しします。
ちなみにパンタグラフも上枠組を銀色、台枠を黒色、そして避雷器を銀色に塗り替えます。こちらも慌てずに進めます。一応、完成目標は年末まで延期できましたので(^^;)(謎)