裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

ワキ10000丸屋根車を作る

2020-05-24 20:06:08 | 模型製作記
コキ10000が完成して緊張感が途切れてしまい、ブログネタが無くなってしまった。



‥‥わけが無いです(^^;)
コキ10000の編成はワキ10000を併結した混載編成ですので、それらも設えなければなりません。以前にモデルアイコンのワキ8000改造車と天賞堂の完成品は入手してありましたが、それらは全て角屋根車でしたので、初期車たる丸屋根車がありませんでした。そこで、これも以前に準備したワキ50000の丸屋根車同様の工法で準備することにしました。実際、車体周りはワキ50000=ワキ10000ですから、そのまま同じものを作れば良い訳です。そもそもこのホビーモデルのワキ5000が入手難で困っていたのですが......
と言うことで屋根改造中の図です。ワキ50000の時と同じ絵です。


台車はTR203ですモデルアイコンのマニ44を作った時の余剰パーツを活用してTR203をでっちあげます。そんな出処不明台車を使う関係で既存の床板のボルスター部は全撤去してしまいました。車体高さを下げるために床板側のリブ類も全撤去の図です。


で、箱になります。(はや~)


今回は床下機器にエコーのパーツを色々驕ってみました。でも電磁ブレーキ用の電空ユニットは適当なパーツが見つかりません。ん?103系のブレーキユニットが使えないか?


塗装待ち状態です。


アルミシルバー塗装迄行きつきました!

あとちょっとだな!本当のゴールまで!

なけなしのブルトレ of 65P

2020-05-14 20:11:59 | 撮影記
なけなしのデータから500Pのブルトレ画像をお送りいたします。既に42年も前の画像です。
1978年5月16日 1レ 田町にて



やっぱりスノープローが付いているだけでカッコよく見えるのかな?
同日 3レ 東京駅



時制が戻りますが上り列車到着後の機回しですね。出雲は両面にHMが付いていましたから気兼ねなく撮れました。


その後、ゴハチ撮影のついでに撮れたのは、PFブルトレばかりでした。

以上です(^^;)

貨物列車のエースナンバー

2020-05-12 21:54:11 | 撮影記
ここのところコンテナ模型の画像ばかりなので、たまには実物の写真でも。
コンテナ貨物に因んで、こちらも貨物の写真です。この列車は52レ、実質的に東海道本線貨物列車の上りエースナンバーです。牽引される貨車は10000系、ワキ10000とコキ10000の編成です。後ろの貨車が何故コキ10000って解るかって?台車のダンパー保護リングが白く光ってますので確実ですね。50000系にはコキフに1個しか付いていませんから。
1982年3月28日 熱海駅にて




上で"実質的な"って書いた意味はコレです。こちらはご存知『とびうお』号。下り列車ですから5051レです。本来貨物列車のエースナンバーは51/50レですので、こちらがエースを名乗るべきですが、専用貨物列車になっている関係で5000番代となり5051/5050レになってしまったのです。高速貨物Aなのに貨車の中身は空っぽです。返空列車なのですが、明後日の鮮魚を積み込むために高速でかっ飛ばします。カッコよかったですよね♪
1981年7月25日 金谷~菊川(上倉沢)にて


"ブルトレはEF66牽引がイイよね"って言う方がいらっしゃいますが、私的には"ブルトレはPF" "特急貨はロクロク"です。
決してゼロロクとか言いませんから(^^;)

昭和41年10月想定の高速コンテナ貨物列車が完成しました

2020-05-09 22:52:09 | 模型製作記
ディカール修行も終了し、この通り25個(画像には24個しか見えていませんが)のC10コンテナが完成しました。今回、コキ/コキフ10000は合計9両を予定していますので、コンテナ満載時には44個のコンテナが必要なはずですが、手元工作分は25個です。これに天賞堂コキ5500から奪取したコンテナを10個加え、更に弊ブログ御常連様でいらっしゃるぐりれさんに製造委託した分10個を加えると、都合45個になる訳です。製造委託分は近々に落成予定とのことですので、落成を待って搭載していきます。


コンテナには底板がありますので、ここで底板を接着します。組立時に5面体のコーナー部に無理が掛からぬように、底板のチャンファーを取っておきます。またこの底板は外装色ではなく、実物がアンダーコートを塗られていることを想定して艶消し黒に塗っておきました。走行時には見えませんが、手に取って裏返したときに"あっ"って言ってもらう為です。


札差に白いインレタの白札を入れ運用中を強調しました。


既に完成している同じくパンケーキコンテナ製のコキ10000に搭載して、これにて完成です。


9両揃った図です。コンテナ歯抜けのところに、外製コンテナが載る予定です。


古くはエンドウのブリキ製コキ10000が5個載せでしたが、あまりにもトイチックで現世の模型にはそぐわないかな、と考えつつ作り始めたキットでしたが、ようやく完成し嬉しさも一入です。


ロックロッドやヒンジの細かさはペーパーとは思えない造形です。組立も息が詰まりましたが(^^;)

想定した列車は昭和41年10月改正で登場した高速コンテナ貨物列車、コキ10000とEF65 500Fのペアで東海道を疾走した姿です。
EF65 500F単機で600t貨物を100km/hで牽引、重連で1000t貨物を牽引していたということですので、今回は500F単機で牽引した600t貨物を再現します。コキ10000の5個搭載車は積車で換算4.5車ですので編成で600t以内とするためには現車13車(両)が限界です。今回はこの13両編成を目指し、コキ/コキフ車9車にワキ10000を4車連結し換算58.5車、現車13車という想定です。参考までに1000t列車の場合は換算99車、現車22車となります。(ワキ10000も積車で換算4.5車です)ちなみにコンテナ4個搭載になってからは積車が軽くなり1000t列車では現車24車まで連結できました。(コキ4.0車、ワキ4.5車想定)

で、お供をするワキ10000はどうするんだよ?と聞かれそうですが......




出来ています。こちらはモデルアイコンのワキ8000のキットを素組して黄緑6号で塗装しただけです。元々、モデルアイコンのワキ8000はワキ10000からの改造編入車をモデル化しているので、何もいじっていません。ワキ8000にだけあった屋根上のベンチレーターを付けないだけです。


天賞堂製3両、モデルアイコン製5両の8両が在籍しているので、この中から4両を引き抜いて編成に組み込みます。実はこちらはコンテナ4個積み編成用に準備していたのですが、いつまでたっても編成が揃わない4個積み編成を差し置いて、5個積み編成で活躍してもらうことにしました。

これで3月29日に着工した“ちょっと息抜きに作ったコンテナ編成”の製作記を終了します。
全然息抜きじゃなくて、特にディカール貼りはメチャメチャ神経使う工作でした。
外出自粛のおかげで、もの凄い短時間で完成しました。 いじょ!

連休工作〆:コキの塗装とコンテナディカール貼付

2020-05-07 18:23:23 | 模型製作記
連休も大詰めです。ウチの業界は5/10まで連休なんでもうちょっとありますが、連休の残りは家事のヨシナシ事が待っていますので、工作に割く時間は無さそうなので、ここで〆ます。
コキを缶スプレーでシュッと仕上げ、インレタを入れます。GM缶スプレーのままだとツヤがあり過ぎますので、後から艶消しクリヤーを吹きます。


落ち着きました。実車は艶消しというか、埃だらけで青15号と言う色すら判別できない状態で走っていましたが、模型的にはこれで行きます。


コンテナにディカールを貼ります。マークセッターやマークソフターを駆使して角波外板にディカールを馴染ませます。
と、ここで事件です。


マークセッターやソフターを塗ったくったところが膨れてしまいました。いわゆるブリスターです。外板は塗装されていますが、貼合わせの隙間などから素材の紙が液体を吸ってしまった様です。この状態でのリカバリーはほぼ不可能(*_*) でもメゲずに工作続行します。


あと口のコンテナはもう一回上塗りを吹き重ねて隙間を埋めリスク低減を図っておきます。


第一ロットの5個が完成しました。この後、艶消し・半艶クリヤーを吹き最終仕上げしました。5個貼り終わるのに二日間かかりました。(休み休みですが)


第二ロットはコキに搭載後に見えなくなる妻板のディカールを省略したおかげで、1日で10個の貼り付けが完了しました。残り、あと10個あります。今回のディカール貼りは治具など位置決め機構無しに、エイヤー!で貼っていますが、それほどバラつきは感じられません(自画自賛)


ここまでくると完成が射程圏内に入って来た感じがします。(ってここで止まるのがツネ(^-^; )