裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

オリエント急行'88 殿(しんがり)はマニ50(終)

2021-09-06 20:01:52 | オリエント急行88
いよいよオリエント急行'88の加飾工作も最終回を迎えました。2両目の控車マニ50の工作です。ネタはお馴染みネコパブのプラキットです。このキット、なかなかいい出来だと思っていたのですが、ネコパブが模型業をやめてしまったので再生産は望めませんね。残念です。
はい、工作ですがこちらもロゴのディカールは『夢ソフトウェア工房』さんの製品です。実はコレがクセモノで.....


画像上が1両目、下が2両目です。画像ではなかなな解りにくいのですが1両目の工作は途中まで順調でしたが、帯ディカールで最初のつまずきをします。1.5ミリ程度の細い帯ディカールを水平に一直線に貼るのは私には至難の業でして、かなり波打ちました。まあ、そこは走っちゃえば解らないや、と妥協したのですが、次に塗装で躓きます。ジェイズの少しツヤあるクリヤーを上掛けしたのですが、テカテカつるつるに仕上がってしまったのです。ちょっとリカバリーする気になれず、車体のみ作り替えることにしました。それが下の工作中車体です。帯はディカールを諦めて、くろま屋さんのトワカニ用の黄帯を使用しました。


なんとかOKレベルです。


車体塗装まで上手くいけば勝ったも同然!ちょっと遊びます。車内に荷物を入れます。これはタミヤのWW2米軍用食料資材運搬用の段ボール箱でスケールは1/35です。ちょっと大きいかな?って感じですが段ボール感が気に入っています。


これだけ作りました。


車内に配置して....


ちょっとお遊びでカートも(^-^;


チラリズムがなんとも言えず!


バッファーと大きな幌。


これで完成です。

以上でオリエント急行'88の編成加飾・工作記を終了します。
さて編成試運転はトレインドリームさんかな?




オリエント急行'88 オニ23の工作

2021-09-05 22:07:28 | オリエント急行88
鬼兄さんです。いや、オニ23です。KATOのナハネフ23そのままです。カラーは青20号とクリーム1号。マスキングはOTK師匠ご推薦のセロテープマスキング。素材が薄いので非常にシャープな見切りになります。


金色のストライプがいっぱい入ります。くろま屋さんの北斗星用帯インレタを使います。


なんでこんな複雑な帯入れるの?って感じですが、くろま屋さんのインレタだと綺麗に貼れます。


NIOEおよびハイビジョンののロゴは『夢ソフトウェア工房』さんのディカールを使います。これはN小屋さんにご教示戴いたもので、通販で入手しました。これがあったからこそ実現できたロゴ標記です。


床下はクーラー1個と水タンクの撤去、発電ユニット2式の追加です。この仕様はRP誌の20系アーカイブ集にあった言語情報から仕様を割り出しました。(けっこういい加減)


発電ユニットの実態はよく解らないので適当な床下機器ででっち上げています。


窓は全てシェードを下していたようなので、N小屋さんの20系用ブラインドをそのまま利用。


リバロッシ製の客車を1台ドナーにしてオニとマニの幌とバッファーをねん出しています。

オニ23は結構スンナリ、出来ました。実はマニ50は色々......つづく

オリエント急行'88 プルマン車の加飾

2021-08-26 20:12:18 | オリエント急行88
いよいよクライマックスです。プルマン車の加飾です。このモデルはLSモデル製で今まで見て戴いたリバロッシ製とは一線を画す高級品です。


先ずは屋根を外します。既に着色されているソファーなどが見えて来ました。


4枚におろしたところです。下の白い板は天井板です。天井の形状がきちんと表現されています。


そして車内照明の検討です。IMON製のスーパーキャパシターにするか、TROMのユニットにするか。今回は光量調節が可能なTORM製を採用します。


インテリアは既に着色済みなので、お客様の乗車をお願いしました。


実は工作中に相模原のレンタルレイアウト『トレインドリーム』さんを訪れる機会があり、店主に見せて戴いた貴重な資料です。


お料理につきましては、プレジデンシャルの伊勢エビ料理に対して、こちらは仔牛のフィレ肉ブルゴーニュ風グリーンアスパラソース添えでおもてなしです。


ちなみに肉は爪楊枝の先端部をスライスし、塗装ではなく染料で染めています。

照明工事に戻ります。

ランプシェード用のLEDを仕込みます。


IMON社長ブログでもこの車両が取り上げられており、ここの光漏れが激しい、とあったのでメタルテープで遮光します。


ランプシェード用LEDの配線を作ります。


台車はKATOのTR47に換装しています。集電用のリード線を半田付けし、室内に引き込みます。


良いところに穴がありました。


車内に引っ張り出して


照明基盤に半田付けします。これで車体を被せます。


イイ感じに車内が見えます。


デッキ用にもLEDを追加しました。


ランプシェードの点灯していますが、バー車ほど綺麗に見えません。残念。


と言うことで、バー車とプルマン車、ここがオリエント急行'88の見せ場ですね。

さて、残りは控え車オニ23とマニ50の工作です。


オリエント急行'88 食堂車・バー車の車内仕上げ

2021-08-24 18:41:10 | オリエント急行88
こちらの乗客さんにもお着替えをお願いしました。


お客様はフォーマルウェア、食堂のおねーさんも紺色制服にお着替えです。


テーブルセンターはエヌ小屋さんの特急車シート用枕カバーです。料理はYFSさんの食堂車料理セットを使いました。ランプシェードは上手く光ってくれるでしょうか?


バー車も同様にご乗車戴きました。こちらはランプシェードの光るギミックは無かったのですが、食堂車で取り外した導光材を利用して光るギミックを組み込んでみました。


プレジデンシャルの大テーブルです。先ずは着席とテーブルセンター・ナプキンの取り付け。


テーブルセンターはコレです。


お花を置きます。


料理は大伊勢海老料理です。デカすぎますが(笑)


伊勢海老の元(笑)


照明を組み込んで車外から見たプレジデンシャルです。料理など見えません(残念)


バー車の見付です。ちょっと車内が明るすぎてランプシェードが光っているのが解りませんね。


車内灯の光量を少し落としてみました。これでランプシェードが光っているのが解ります。

つづく

オリエント急行'88 食堂車・バー車の加飾

2021-08-22 11:26:27 | オリエント急行88
これは食堂車の車内ですね。この食堂車、実は35年以上前に買ったものです。当時の価格で1万円以上したのですが、たまたま半額バーゲンで買えたものです。電球ですが車内の照明が付いていました。今回は日本へ来た食堂車タイプに改造します。プレジデンシャルと呼ばれる大テーブルを備えた食堂車ですので、4人テーブルの2/3は撤去します。


スライスカットしました。


ランプシェードを燈すための導光ユニットも一旦外します。


照明ユニットは電球タイプですのでこれも撤去。


バー車の車内も改造します。日本へ来た車両にはピアノが搭載されていたので、そのスペースを確保するため、いくつかのソファーを撤去します。


バーカウンターの窓を開けます。


こんな感じです。


それぞれプラ板で床を復元しました。


寝台車と同様にオキサイドレッドで塗装。
試しにフィギュアを置いてみました。ほとんど膝から下が無くなりました(怖)