裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

もう一つの電源車:床下工作

2017-09-30 19:19:11 | 明星・彗星 1978~1980
カニ25に燃料タンクを供出してしまったカヤ24の床下機器を何とかします。市販品にカニ24用でもあれば簡単なんでしょうが、無いです。昔はナカセイの床下機器セットがあったんですが、既に30年近く前に品切れです(^^;)
そこで市販品のパーツを使って何とか似たようなものを作ります。先ずは燃料タンク。これはナハネ20用の床下機器の空調装置を使いました。ノッペラボウなんで加工が楽!先ずは切り出しました。




背中合わせにして寸法を整えます。




カニ24と大きさは異なるようですが、見た目、だいたい同じかな?と言うことで、カニ24の部品図をもとに作りました。




一通りそろいました。



エアータンクのドレンコックの取り付けが一般的な車両とは90度違うので、付け直しました。


これで床下機器の心配は必要なくなりました。



さて、お次はこちらも車体改造です。どこまでイジルかが課題です。
車体裏側には懐かしの管球が付いていましたが、これもお役御免です。

(つづく)

キッチンのパーツ

2017-09-27 22:46:01 | 紀勢本線
郵便で届きました。
でもキッチンって、Nゲージのガレージメーカーでは?と思うでしょう?




こんなパーツをゲット。
えっ?よく見えない?




ハイ、御開帳!




これですよ!欲しかったパーツ! 485系暖地型タイフォンカバー。
クハ481をクハ480に改造するときに必要なパーツですが市販品は無かったんです。16番用はね。
でも、Nゲージパーツメーカーのキッチンから出ていたんです、16番用が!


ふとしたきっかけで見つけてしまった貴重なパーツ、これで“485系くろしお”の工作がスタートできそうです。


カニ22→カニ25化計画(2)

2017-09-24 22:47:29 | 明星・彗星 1978~1980
簡単な所から行きます。先ずは連結器の交換。相棒はKATOの24系25型なのでKATOの密自連に替えます。製品はその様な連結器交換を想定してモールドが作られています。
駄菓子菓子!
中梁が干渉するので削りました。復元バネの尻尾も干渉するので彫り込みます。




付きました(*^^)v

駄菓子菓子!




台車と干渉して台車が首を振れません。と、言うことでKATO密自連は取りやめです(/ω\)
替わりは、もちろんイモンカプラーです。KATO密自連とムリなく連結できますので。


気を取り直して床下機器をいじります。

既にカニ22時代に降ろされてしまったMG関連機器を取り外します。個別成形されたものが差し込まれていますので抜き取るだけか?と、思ったら中華製の必殺技!の接着!!でした。シンナーを滴下して弛めます。
駄菓子菓子!
何分経っても緩みません(/ω\) 瞬間接着剤が使われていました。超必殺業ですね(*^-^*)




しょうがないので1.2ミリのキリでボスをもみます。




外れました。再利用の計画はありませんがもったいないので捨てません。




一体モールドのパーツもカットします。これで電装品と思われるパーツは外れました。


で、ここで問題発生です。
カニ25の歴史を考察します。改造当初の目的は"あかつき"の長崎本線分割編成の電源車確保でした。ですから走っても距離は知れています。しかも編成は半分。なので燃料使用量は知れたもの。ところが、長崎本線での役目が終わり、2両のうち1番だけが関西ブルトレの予備車として向日町区に転属します。ここでの任務は"彗星・明星"、大阪~西鹿児島フルサポートです。どうもこの時点で燃料タンクが増設されたようなのです。では、燃タンを.....
駄菓子菓子!
20系仕様の燃タンってあったか?昔の小高模型のプラパーツ?って何十年前のパーツだよ!




灯台下暗しでした(*^^)v
これから改造しようと思っていたカヤ24にカニ21向けの床下機器が付いているではありませんか!これって全然実物と違うから捨てちゃおう!っと思っていたパーツが正に20系用。これを戴きます。




こんな感じ。





整形しますが、これってキセル燃タン?(笑)




ニコイチにします。これでおけ!
実は微妙に抜きテーパーがあり、接着後に直線に再整形してます。




次、台車です。KATOのTR66です。チョー立体的でこれを使いたいです。
駄菓子菓子!
ボルスター形状が特異で全然つきません(*_*)




ショウガナイので、日光のDT21のメインフレームにDT22用の枕ばねを組み合わせてエセTR66をでっちあげます。でも結構いけてます。




床板のボルスター部はのっぺらぼうにしてちょうどいい高さでした。集電方法を考えなければなりませんが。




これで、床下関係はとりあえず改造完了です。まだ塗装がありますが。




お次、車体です。
実は購入前には車体の改造方法を「屋根だけ外してパンタ周り改造すれば塗装も楽!」って想定していたました。
駄菓子菓子!
なんとこの車体、側構・妻構と屋根板が一体成型! ショウガナイので車体のキズ防止の養生をします。




車掌室側はノッペラボウになるまで削ります。




一方、連結面側はランボードもパンタ碍子台も残します。

お次は穴埋め.....to be continued

TR54Cという台車

2017-09-17 23:08:39 | 明星・彗星 1978~1980
カヤ24(マヤ24)用の台車です。他に使用されていないんですね。TR54というサフィックスの付かない台車はカニ21が使用していますので模型もあります。そもそも外観はTR50と酷似ですけど。で、サフィックスCが付くとガラッと雰囲気が変わります。それが上の写真。そもそもネットを探しても、カヤ24の台車なんて撮っている奴がいない。上の写真は国鉄車両形式集を部分撮影したものです。



当初の検討仕様です。ベースはTR50、これのFS329のブレーキユニットとTR232のブレーキシリンダーを組み合わせる豪華仕様(*^^)v



もう一つ比較用が下のFS329ベースに枕ばねをTR50にしたもの。ところがこの枕ばねが16番用の物が無く、13ミリ用。



なもんで、組み立てたら当然全幅オーバー! 見ての通り全幅が38ミリですので車体からハミ出します。トラムウェイを笑っていられません(笑)



閑話休題。トラムウェイのカニ22のTR66が酷いことは先日も書いた通り。そこでそれを逆手に取り逆利用を思いつきます。我ながら名案! ん?迷案? そこで早速分解。



ところがこの台車、軟質プラなんで接着剤でくっ付きません(´;ω;`)



と言うことは、これもダメか?



めげませんよ!これでどうだ!



出来た!



製品には止まれないTR55が付いていましたから、それに比べたら近似形だよなあ!斜めから見ると枕ばねが厚すぎますが....



車体の下に入ると、まあ見れますよ。
これで行きます。っていうか、もう作っちゃいましたから!


収納箱

2017-09-16 23:20:50 | 模型製作記
このブログでも時折話題になる車両収納箱の話です。
先ずは、我がげたでんくらぶでは四半世紀前からスタンダードだった6両箱です。
これは無印良品で販売されていたクラフトボックス。1個450円(後に500円)という低価格のおかげでお安く揃った収納が出来ました。




しかし、程なくして廃番になってしまったので、クラブメンバーが集まって必要数をまとめて、無印良品と同一仕様で業者に発注したものが上の物です。確か200個ぐらいまとめて1個当たり350円くらいだったと思います。

2回ほど追加発注しましたが、その後は数がまとまらず、増える車両をいかに効率的に収納するかを考えていました。




専用市販品も試しています。これは段ボールで出来た7両箱。1個1,700円と高価です。(パッキン類込み)



蓋が一体で出来ています。可動部が有るものは早晩破損しますので、長くは使えないでしょう。



こちらも有名は市販品。4両箱で1,400円、ちょっとお高いです。(パッキン類込み)



工夫すれば5両収納できますので、台当たり単価は下がります。



大きさの近い製品箱を補強して使ってみようとも思いましたが、イマイチ。


で、最近、いにしえの無印良品とほぼ近似仕様のクラフトボックスを通販で見つけました。

サイズはA4ですので同一です。色がちょっと暗めです。ナチュラル感満点?



さて、代替品となるでしょうか?価格は送料込みで1個594円、5個まとめると2,673円で、25年前の無印良品とほぼ同一レベル。




収納後の強度感等はまたレポートします。
ちなみに通販サイトはこちらです。