裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

アリイのプラ103系改修の記憶:その1

2015-03-01 18:30:47 | 東マト#8編成 製作の記憶
最近、新ネタもないのですが、ようやく確定申告の書類もまとまりつつあるので、特急やまばとさんからコメントを頂いたのを期に、昔作ったモデルの製作の記憶を辿ってみようと思います。

なんやら近々に旧アリイのプラ103系キットが再販されるとかで盛り上がっているんですね。最近、模型雑誌買わないので、最新情報に疎くて......
それを作ろうという方々がググると、このブログが当たるんでしょうね。ネタは古いですが皆様の参考になることがあるのなら、見てやってください。
ちなみに、実際の製作は2008年から2009年にかけて行っています。写真は当時撮影したものと、直近に撮影したものがごちゃ混ぜになっていますので、ご了承ください。

一応、新カテゴリーも作っちゃいました(笑)




とりあえず、現状はこんな感じの10両編成。マト#8とは詠っているものの、車番こそその通りですが、仕様的に拘った訳でもなく、お気楽工作ですので細かくチェックしないでくださいね。因みにサハ103はイイネタがなかったので暫定のままです。今回の再販を機に、追加するかぁ?



第一回目はクハの工作から。

アリイの103と言っていますが、本をただせばナカセイ;中村精密の103と言うのが正しいんでしょうね。ナカセイ時代はプラモではなく鉄道模型として売られていましたが、後年、アリイが発売した時はプラモとして出ていました。全く同じものかと言うと実は結構違っていて、車体構造は違っていたようです。写真の右側が旧ナカセイのものをストレートに組んだもの(頂き物です)、右側が今回のネタになります。改造したところがわかると思います。前面のモールドディティールは表示窓と飾り帯を除いて全て削り落としています。



ここで特急やまばとさんが書いておられた、ホビーモデルの高運転台パーツについて記しておきます。実は私も同様のことを考えて、ホビーモデルのパーツを買ってきました。ところが改造を始めてからとんでもないことが解ったのです。

ご覧の通り、屋根Rが合いません。屋根の固定方法にもよりますが、基本的に屋根板を接着固定してしまうと、窓ガラスと室内ユニットの同時取り付けが困難になってしまうため、屋根板は固定しません。ですからこの隙間を埋めるのは、結構困難なのです。そういう意味では、ホビーパーツへのコンバートはお勧めできるものではありません。むしろオリジナル前面を徹底改修するほうがいいでしょう。




因みに、ホビーモデルの前面を使うにしても、テールライトの位置が間違っていますので、写真のように改修する必要があります。これは別ネタ用の作りかけ.....何の車両かって?見る人が見れば解っちゃいますね(爆)




3両のクハお面の作りかけ状況。手を入れているところがどこだか解ると思います。




同じく塗ったところ。テールライトパーツはホビー前面とアリイ前面で違うものを使っています。大きさが全然違っちゃいました。
ベンチレーターの穴が開いていますが、これはオリジナルのグロベンの数が足らなくなったので、1両分だけ別パーツを使うために加工したものです。大半はオリジナル品を使っています。




ヘッドライトは穴を明けレンズを入れたノミ。点灯化はしていません。窓ガラスには立桟とワイパーのモールドがありましたが、見栄えが良くないので削ってしまっています。クリヤーパーツなので最後はコンパウンドで研磨して透明に戻しています。このままだとJRWの更新車みたいです。




右がホビー、左がオリジナル改。




室内は折角パーツがあるので、この程度はやっておきました。運転台はいろいろ塗り分けて運転手を乗せてあります。ガラスの透明度が低くてほとんど見えませんが(爆)




床下です。先頭になる部分は、将来の15連化を想定しTNカプラーを装着しておきました。




現時点で中間車として設定しているクハも将来的に先頭に出せるよう、TNカプラー取り付け準備はしてあります。因みに中間はエコードローバー。
台車はオーソドックスに日光モデルのものを、同じく日光モデルの木製床板用ボルスターを介して取り付けています。




床下機器に関しては何も手を加えていないのですが.....




クハ1両は最末期の電池ボックス付電動車仕様のものしか無かったので、色々思案の末、その床板はサハへ回し、こちらはサハの床板を使ったうえで、市販の床下機器を並べてみました。微妙に機器や機器配置が違います。




つづく

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1 Comments

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Unknown (鉄道模型大好きおじさん)
2021-05-30 13:08:17
懐かしいです。
このシリーズ、中高生時代によく作りました。
電池で走らせる仕様でしたが、それだとコストが嵩むし、速度調整も不可能なので車輪から集電可能なように改造しました。
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