裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

年始工作イロイロ

2013-01-06 16:28:20 | 東マト#30編成 製作記
年末にイロイロと部品を買い込んできたので工作開始。


別に銀座へ行ったわけではないのですが、行きつけの模型屋さんで貰っちゃいました。なんかラッキー。




この組み合わせで組み立ててみようかと思います。




IMONの商品名は『1527D両軸モーター』ですが、メーカー形式名は『CN15』なのでしょうか?と、云うことは3極モーターなのかな?定価で1,680円と云うのはE社の『LN15』の半分以下、コレが魅力です。




左側は既に絶版ですが『LN14』、右が今回の『1527D』 全長がかなり短いですね。




ブラケットも専用のものを買ってきました。片側のみの固定式。ああ、コレならフライホイール付けられるかな?




こうやって組んでみようと思っていました。
台車のマクラバリは、そのままMP用部品で組むとシャコタンになっちゃうので、結局MPボルスターEに換装しました。




元『EN22』用の穴を『LN15』用に改造した床板に、そのまま付けようと思いましたが、全長が短いため、既存穴を使うと偏ってしまいます。

ウェイトとの関係とか、いろいろ調整が面倒そうなので今回は採用見合わせ。素直に高価なLN15で組み立てます。次のキットから使おうと思います。





こんな感じで床板に穴を明けずに取付可能なので、床板加工が不要になります。
次作、お楽しみに。



てな訳で床下はこれくらいにして‥‥


仕掛かったままのクハ103-1028を仕上げます。
クーラーランボードの取付と連結器まわりの加工が残った仕事。




足掛けとTNカプラーを付けて調整完了。
あとは台車を買ってきます。カツミの台車は前回でお仕舞い、また日光に戻します。ボルスターはいつもと違うものを付ける予定。加工したら、またお披露目します。お楽しみに。



さてさて、次は何に手を付けましょうか?
103系がもう2編成残っているのと、あとはいよいよKRS48かぁ~?




カツミのDT33

2012-12-15 21:36:04 | 東マト#30編成 製作記
今回のカツミの103系は今までの製品の再生産ではなく新設計のようで、台車まで新規に準備したようです。そこで現在製作中のマト#30編成には、このカツミの新製品台車DT33/TR212を使用してみることにしました。

たまたま昨日の忘年会は桜木町から屋形船に乗るコースだったので、ちょっと早めに桜木町に着いて、ランドマークプラザのカツミで、お目当てのDT33を買ってきました。


いつもの袋です。車輪別売で1,890円(税込)、車輪を加えると2,730円と云う価格になりますが、日光モデルのDT33(1,722円)に対して10,000円1,000円も高いです。さて、それだけの差はあるでしょうか?




早速比較してみます。上段がカツミ製、下段が日光モデル製です。4ピース構成の日光に対して、カツミはブレーキシリンダーを含めて一体成形です。軸箱守周りがカツミの方が少し小振りのようです。やはり一体成形の弱みでブレーキシリンダーの表現は日光の方が良いですね。こうして並べてしまうと、日光に軍配が上がりますね。但し、今回のカツミ製は、軸受けにピボットとプレーンの2種を用意しており、プレーンのみの日光に対して、走り調整に対しては手間が掛からないようです。




上から見るとこんな感じ。でも車体に付けると、こんな角度から見ることはありませんが。日光製はMP用のマクラバリに交換してあります。




裏から見るとこんな感じ。MP用の止めピンで取り付けてあります。




ちょっと気になったのがコレ。マクラバリを止めるビスが差し込まれ側のタップ深さが少し足りないようでした。ムリクリねじ込んで締めましたが....orz ここは改良の余地ありですね。




左はTR212、右がDT33。今回、TR212は初の製品化でしょうか?日光製はTR62で代用していましたから。(いつもブレーキシューを切り落としています)




全体のイメージとして、カツミ製(上段)の方がちょっと小振りな感じですね。僅かですが。


さて、参考になったでしようか?
次は、コレにエンドウ製の集電シューを付けてみようと思います。上手く付くかな?



治具製作は任せろ!

2012-12-09 21:09:02 | 東マト#30編成 製作記
先週は前半に海外出張、後半は第一期忘年会シーズンと云うことで、更新もママなりませんでした。流石にこの週末は撮影に出掛けるエネルギーも残っておらず、土日は家でマッタリ......と行きたかったのですが、それもそうはいかず、カミさん孝行の2日間、合間を縫っての工作は....



一ヶ月前にAU712の取付台まで付けましたが、その先が進みません。




次はランボードなのですが、位置決めが無く、どうやって付けようかと思案中でした。写真はただ置いただけです。




昔執った杵柄、位置決め治具を作ってみました。何が昔執った杵柄かって?昔の仕事(本職)です。実は昔は実物の車両組立の生産技術をしていたので、組立するときの位置決めとか、バラツキ防止とかはお茶の子さいさい、と言うことで。




こんな風に嵌めます。屋根のRを利用して治具が上手くセンタリングするようにしてあります。




ランボードを接着したら、クーラー本体を被せて左右スキのチェック。




上手く付きました。




ということで車体上回りの工作は完成です。




残り4両も同様に進めますが、スキをついての工作では1両が精一杯。


あ~、また忘年会第2弾、第3弾が待っている......
次はいつ工作出来るやら.....


モハ103-1200の床下機器を作る

2012-11-18 15:20:23 | 東マト#30編成 製作記
車体関係の工作も一段落してきたので、次は床下機器の組立に入りました。その前に.....


元々非冷房車のモハ103-1200の車体に行先方向幕窓を付けました。右側は古いバリエーションキットの車体です。こちらは元々穴が開いていたので、ちょっと拡大してKSのHゴムパーツを半埋め込み半田付けしました。左側は今回剥離した車体で、比較的新しいエンドウのモハ103-1200の車体です。穴を開けずにHゴムパーツを直に半田付け。どうせ方向幕はシール式なのでコレでいいかな?という妥協の産物。いや、お気軽改造でした。それにしても、ユニットサッシも枠も、幕板の寸法も随分ちがうな....



さて、本題の床下機器です。

動力車用はEN22モーターを想定した床板と合うように、こんな薄っぺらな床下機器です。




おっと、紹介するのを忘れました。このパーツはMPエンドウのみ販売していた、完成品に付けていたのと同一の床下機器ユニットです。1000番台をシコタマ作るつもりだったので、相当な数、買い込んであります。

ところが、最近こんな記事を読んでしまったので、モーターは既定のEN22を止めてLN15に変更することにしました。その理由は床下機器があまりにも外に出っ張りすぎているから。これをなんとかスケール位置まで引っ込められないか考えていたのです。その結論がコレ。

もう一つ、編成中2両あるモハ103のウチ1両はM付きですが、もう一両はT車になります。T車なのに、こんな薄っぺらな床下機器は付けたくない、なんて思っていたらこんな記事が(笑)
やっていることは真逆ですが、皆さん、考えること似たり寄ったりだったりして...



バラします。




余り物の床下機器取り付け板に、重ねて穴をトレース。
※床下機器取り付け板は、190kwhのBLMGを手に入れるために買ったモハ201の床下機器ユニットの発生品です。これは旧製品で、現在のモハ201床下機器セットには取り付け板は同梱されていません。




車体外側からの寸法はスケール通りにしました。....が、裏側はそれでもスカスカ。



そこで思い出したのが、この写真。さて、なんでしょう?

去年、長野総合車両センターの公開で、クモユニ143の床下に潜って撮った、制御器ユニットの裏側。実は裏側はノッペラボウの箱ではなく、点検蓋が表側同様に付いています。




と、いうことで抵抗器と制御器は2個一で張り合わせて奥行きを出します。スケール寸法に合わせるため、真ん中に1.5ミリのプラ板を挟んで接着してあります。シベリアみたいに(笑)




抵抗器拡大の図。えっ?抵抗器と制御器が足りなくなるんじゃないの?って?
ご心配頂きましてありがとう御座いますm(_ _)m でもご心配には及びません!




ちゃんと補充パーツは仕入れてあります。




ということで、T車用床下機器ユニットは目鼻が付きました。



次、M車用行きます。

モーターが細身になりますので、取り付け板も幅広にします。これはLN14用の取り付け板です。LN15ならば、もう少し広くできますが既製品の在庫があったので、コレで行きます。



こんな感じですかね?




こちらは引っ込めただけで張り合わせるまでは行きませんでした。もっともエコーの新型抵抗器パーツでも付ければ、多少奥行きが出たのでしょうが、こっちも余っちゃうので....



これでモハ103-1200用は完成。

モハ102-1200用です。こちらは既製品その物ですが、部品をひとつ追加。蓄電池箱(バッテリー箱)です。製品ではクハ103-1000やクハ111-1000’等に付いている大型の蓄電池箱が同梱されていますが、実車はごくノーマルな蓄電池箱なのです。なのでエコーモデル製に交換。写真は仮付けですが、単品黒塗装してから接着しました。

1200番台編成ではモハ102/クモハ102全ての偶数車に蓄電池が付いているので、各車の容量は小さいのでしょうね。


以上、1200番台の床下機器工作でした。






ハクリ

2012-11-04 18:16:53 | 東マト#30編成 製作記
パクリじゃないですよ、剥離。



ゼリー状の水性剥離剤で塗膜を剥がします。




程なく塗膜が浮いてきます。




水洗いで流すのですが、完全ではありません。




2回ほど剥離剤でコシコシした後、結局ラッカーシンナーで洗浄。




まあ、なんとかなるかな?のレベルと‥‥




ん~ん、なんか膜張っているみたいでスッキリしません。




結局、サンポールで酸洗いしてしまいましたので、ピカピカに!


さて、次は冷房改造ですね。
サクサク行きましょう。