出張最終日の夜、現地駐在で現地法人の副総経理(日本で言う副社長)をしている先輩が食事に誘ってくれました。
先輩:何がイイ?有名な中華料理屋の四川料理? チェーン店の味千ラーメン? それとも地元重慶コテコテの料理?
私:もちろん『有名な中華料理屋の四川料理』
先輩:おまえ辛いのはお腹壊すからダメって言っていたよな。だから今日は地元重慶コテコテの料理にしてやる。ここなら絶対にお腹壊さないから!
って、先輩、行くところ決めてあったんでしょ?(笑)
で、連れてこられたのがココ
オープンテラスダイニング! 日本語で言うところの屋台料理ですな(^^;)
まあ、賑わっていますよ。オヤジだけでなく若いカップルも来ている。地元コテコテなんですね。
席について、まずすること。
冷蔵庫のあるところに行きます。
冷蔵庫の中は一面の串の海。肉や、貝や、<‥や、○※など‥‥
この料理、『串串香』って言うのだそうです。発音は‥‥聞いたんですが忘れました。
ひと串0.3元、大体1元で13円くらいですから、一串4円くらいかな?チャイナプライスですな。
トレーにとって自分のテーブルまで持ってきます。
一方、テーブルではブリキのタライの様なお鍋に汁(なんの汁だか知りません)を入れて火を点けて待機中。
お鍋が沸騰するまでのひとときは地元ビールで乾杯!ここで出てきたのが『1958』、そうです、スーパーで買ったときに一番まともだったヤツ!
お鍋が煮立ってきたら串串を投入!
ここで先輩曰く『地元民だったら、こんなの半生でも食べちゃうんだけどな、おまえらは日本から来たばかりだから免疫無いだろ。だからじっくり煮込む。最低10分、そうすればどんな菌だって死んじゃうよ!だからこの料理は絶対にお腹壊さない。串焼きって言うのもあるんだけど、あれは焼きムラが出来ると生の部分が残る。だから菌が確実に死ぬとは言い難い。だから串焼きはお腹壊すリスクがあるんだ』
‥だ、そうです(^^;)
そろそろ食べてイイッスか?
先輩:食べるときはこのタレに付けて‥‥
私:この透明な“タレ”、何ですか?
先輩:サラダオイル!
私:‥‥(汗)
タレには刻みニンニクをたっぷり入れて‥‥
なんだんかんだ言いつつ、ビールが進みます。
先輩:おまえ、明日飛行機乗って帰るんだろ?
私:はい
先輩:そんなにニンニク入れて‥‥
私:‥‥(汗)
まっ、美味しいからイイか!
‥で、宴もたけなわ、そろそろ〆です。
ブタの脳みそ!
これは串ではなく、店員さんがオタマに何かを入れて持ってきたんです。
何かと思えば‥‥
先輩:これもな、地元では5分だけ煮て食べるんだ。アンキモみたいな感じで美味しいんだぞ! でもな、おまえらは15分煮た方が良い。
これで締まりました。
お会計です。
おばさんがひたすら串の数を数えます。
ビールも合わせてお一人650円でした。
いや~、地元重慶コテコテ料理を満喫しました!
えっ? 二次会?
それは秘密です(笑)