裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

38年ぶりの邂逅

2021-03-29 18:00:11 | 模型製作記
岳南の電車とシナ座が並んでいます。なんの脈絡も無い2両ですが、実は38年前にあるランデブーをしていました。



今から遡ること38年前、1983年9月号のTMSです。表紙には、その岳南電車が。


そして記事にもその製作記が掲載されています。


更にページを括っていくと、シナ座の製作記が。
そうです、当時は全く見ず知らずの二人が書いた記事だったのですが、まさか同じ運転会で御一緒させていただくことになろうとは!
多分、機芸出版社の編集部では同じ撮影台の上にいた2種の車両ですが、38年目に再び邂逅することに。
まさかまさかの出来事でした。こんなこともあるんですね。Mori-Qさん、ありがとうございました。

で、シナ座の走りは?30年以上放置状態でしたので、レイアウトを一周もできずリタイヤしました。Mori-Qさんの岳南電車は動力機構も更新され快調な走行でした。シナ座は走り装置を更新してリベンジ必至となって運転会はお開きとなりました。

一応、走行動画はありますが(^^;)


今、宇部新川がアツい?

2021-03-23 18:00:20 | 撮影記
先日、アニヲタの娘とカミさんから『宇部新川ってどこにあるの?』て聞かれて、ハァ?
ああ、山口県のときわ公園って言うのがあって、ペリカンのカッタ君で有名なところ!って迷回答をしてしまいました。何やら、最近流行りのアニメでこの駅が舞台になり聖地化しているらしいんですね。それもぶどう色のこの電車が登場するらしく(^-^;
って言うことで40年前の1980年に撮影したネタを引っ張り出しました。雨の宇部新川駅です。


ぶどう色に黄色の警戒色、イイですね!確かプロジェクトUとか言う.......
ウチも2~3両作りたいな、と思ってネタ(KATOのクモハ41/クハ55)はあるんですが、なかなか順番が回ってこないorz


1980年というと未だ貨物営業もあった年代です。


時代が下って2009年にも訪問しています。この時は、幡生工場の公開に行った帰路で宇部空港へ向かう経路で寄り道しました。確か宇部新川駅前からバスで宇部空港へ向かいました。この時も駅の佇まいは40年前と変わらず、ただ周囲には大型マンションが林立.....
宇部電車区は無くなっていたので、宇部新川構内が留置線になっていました。


色は変われど105系は今でも健在の様で何よりです。


天井の高い駅舎もそのまま。出札口の上にはカッタ君の絵が!

おまけです。

某レールガイ誌に掲載された写真です。
これは宇部電車区への入庫電車の後ろに配給貨車を連結したところ。
連結器は中間連結器をかましているのは想像に難くないのですが撮ってないです(^^;)

宇部新川今昔でした。
なんやら宇部線のBRT化が話題とか、これを機に宇部線が奇跡の復活をしてくれることを願います。



完成! EF65 500F軍団!

2021-03-22 17:30:15 | 模型製作記
ちょっと前回のエントリーと変りばえしない画像もあるんですが…
今般、推進しておりましたFE65 500Fを作るプロジェクトが完結いたしましたので報告いたします。今回のプロジェクトは年代別に(結果的に)6両の500Fを仕上げました。順を追って説明します。



EF65532〔吹ニ〕+EF65533〔吹ニ〕のコンビです。こちらは既に有名ですが、落成直後のとびうお号重連牽引コンビです。2両ともKATOを原型にボナのパーツでまとめました。パンタグラフはIMON製の平シューです。この後、台枠部を黒くしなければなりません。連結器の復芯装置カバーが黒いところが特徴で、落成直後の画像記録から判断しました。被牽引車はとびうお号レサ10000系とたから号コキ10000(C10コンテナ5個搭載車)は既に準備されていますので、いつでも運転会に出動できます。連結器解放テコが未装備なので直ぐにつけます。


 
こちらは時代が少し下って、東海道本線高速貨物牽引機の座をEF66へ譲り上越・東北本線の高速貨物にコンバートされた姿と、その座を1年で追われ再び東海道に舞い戻って、重連装備のまま関西ブルトレ牽引を担った姿を再現しています。EF65521〔関〕はトラムウェイのモデルのスカート周りをロストワックス製エアーホースでドレスアップしたもの、EF65523〔関〕はKATO製にボナのパーツでドレスアップしたものです。被牽引車は20系・24系24型/25型ブルトレとなりますが、現在運転整備中です。近々に稼働可能となると思います。



最後の2両は、重連装備も解かれ一般形と混じって一般貨物や高速貨物Bを牽引している姿を再現しました。この時代にはスノープロウを付けていなかったカマも多く、記録に残っている雑誌の写真や自分で撮影した写真から装備を決めました。スノープロウが無いとちょっと軽い感じです。モデルはEF65515〔吹ニ〕がトラムウェイ、EF65524〔米〕がKATO製改造です。被牽引車は高速コンテナ貨物コキ50000/250000で組成した1000t/1200t列車で、既にコキ50000 1981年仕様は完成していますので、いつでも運転会出動はOKです。

これでEF65 500F型の増備は終了です。
しばらく運転会は500Fばかりかな? でも次の運転会はいつ開かれるんだろう??



EF65加工いろいろ

2021-03-14 22:31:29 | 模型製作記
貨車や客車の整備だけでなく機関車の整備も必要ですのでEF65の運転整備を始めました。以前にとびうお号用の500Fを2両準備しましたが、今回は時代設定が違う500Fを整備します。上の画像は左側がKATO、右側がトラムウェイのEF65です。いずれも1978~1983年頃を想定した重連仕業解除後の軽装で高速コンテナ貨物Bを牽引する仕様で仕上げました。こうして並べると、窓の位置がメーカー毎に違うようですね。



こちらもFですが、この設定年代は1969~1972年です。F型は東海道の仕業をEF66に明け渡し1968年には東北・上越線の高速貨物用として新鶴見に転ずるも冬季の使い勝手に問題があり、その座をPF型に譲り1969~1970年には東海道へ出戻り、下関区でブルトレ及び通常貨物に使われることになります。この際、既に重連仕業は無いのでその装備は不要なのですが、そのままの姿で短期間ではありますがブルトレなどを牽いていたようで、その姿を再現したものです。コックの色やパンタの色などを重連時代と変えています。(あくまで想定です)



こちらのPF型は1970年の落成直後に折からの万博輸送用に下関区に配属されブルトレなどの旅客列車を牽引していた姿を再現しました。これはRP誌に掲載された写真をもとにコックの色入れなどを再現しました。パンタの台枠黒仕上げはまだ施行していません。

まだ引き続き数量のEF65を加工中ですが、そちらはまた次回に。
20系も加飾を進めなきゃ。