裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

高速鮮魚貨物列車牽引機を仕立てる

2019-08-22 20:18:04 | とびうお号
久しぶりに『とびうお号』ネタです。
とびうお号には2種の機関車を準備中ですが、先ずはEF66が完成しました。
何に拘って鮮魚特急用としたかというと、ヨンサントウでEF65500Fから引き継がれた新製直後のEF66を仕立てたかったのです。もちろんEF65500Fの工作も進行中ですよ、牛歩ですが(^^;)



最も拘ったのがココです。てっぱくで見たEF66の屋根上。一瞬、ナニ?と思い、ブスが裸導体で構成されるブスバーかな、と思いました。画像をよく見ていると肌色に塗られているのは配管であり、ブスそのものはケーブルであることが解って来ました。大昔のカツミ製EF66がココを銅色に仕上げていましたが、あれは私と同じ勘違いをそのまま製品にしてしまったエラーであることが解って来ました。



首尾よくEF66の本もゲットできたので、この部分を更に観察します。



マッハの調色済み塗料の電線配管色を塗ります。



この塗料はラッカーですが、シンナーにアクリル用を使用して樹脂へのアタックを弱めた上、簡易スプレーで塗装しました。



サドルバンドやケーブルなどを塗り分け、ブスケーブルだけで、これだけの色を使いました。



お次はパンタグラフ。新製直後はフレーム部が黒色だったのですね。IMON製のパンタグラフはオールシルバーでしたので、マスキングして塗装。



マスキングテープを細切れにしてマスクします。多少の塗り残しは筆でタッチアップです。



無事塗装完了。当初は上枠をフレームから外して塗装しようと思っていたのですが、なかなか難しそうなので止めておきました。でもマスキングは意外にも楽でした。結果オーライ!



イイ感じです。



ちょっと前に仕上げて、もう一両の普通のEF66と並べてみました。運転会で目をひけるでしょうか?(笑)



さて、レサの方も仕上げないと......



ちなみにキャブ内はこうなってます。





で、もう一両.....(^^♪

夏休みの工作:番外編

2019-08-17 15:33:13 | 模型製作記
今回製作したペーパークラフトコンテナ、裏に補強を入れてあるものの軽いです。で、車両として、どんなもの?と言うことで重量測定です。
3個ともペーパーコンテナ+ホビーモデルのコキ50000で54グラムでした。この54グラムが重いのか軽いのか?比較してみます。



コンテナをホビーモデルの10tコンテナ3個した車両で、73グラム。これでも解りにくいですか?



TOMIXのコキ50000完成品に同社のC35を5個搭載で84グラム。これで大体わかりましたかね?



ちなみにコキフで100グラム。ですから、ペーパーコンテナ付きはコキフの約半分です。



更に参考です。KATOのコキ10000、製品そのままで156グラム。これは重たいですね、各コンテナに鉄板の死重が積んであります。



その死重を全て取り払ったコキ10000が57グラム。
ですから、これが先程のコキ50000+ペーパーコンテナ3個とほぼ同じ重量です。


さてレイアウトで被牽引時にはどんな挙動をしてくれるのでしょうか?
(終わり)

夏休みの工作:後編

2019-08-16 15:10:55 | 模型製作記
一方、コンテナですが、今回目指している編成は国鉄末期のスーパーライナー編成です。ですから搭載されているコンテナは、国鉄コンテナの代表格である5tコンテナと、ようやく数を増やしてきた10t・20ftコンテナです。完成品は無いのでキットを探します。これも偶然ですが、某尾久に古いペーパークラフトコンテナが出ていたのでお安くゲット。そのままではヤワヤワなのでプラ材で裏打ちしておきます。



こちらも大量生産です。



プラ材もスクエアでは重量が嵩むので、三角材で軽量化します。



ペーパーコンテナだけでは数量が不足するので、ホビーモデルのC901を組立ます。外装は、これまた某尾久でゲットしたディカールを貼ります。ディカール貼りは初体験でしたが、思いのほか上手くいきました。



今から見ると年代物のコンテナデザインですね。



残念ながらディカールはこれしかありませんので、プラコンテナはここまでです。



手摺に白色を入れれば、TOMIXの完成品と遜色ない! って自負しています。



今回、完成した10tコンテナ搭載車7両です。5両はTOMIXの5tコンテナを載せています。



と言うことで、なんとか夏休み中(会社の夏休みは18日まで)に、コキ50000(250000台)12両(+チキ100 2両)、完成です。

今回の工作の特長:模型屋さんのお世話になることなく、これだけの車両が完成しました。ほぼ全ての材料(キットと部品)を某尾久で入手。唯一、模型屋さんで買ったのは、塗料スプレーとKDカプラーのみ。世の中、変わりました。模型屋さんが廃業しちゃう訳だよね。と言いつつ、ちょっと考えさせられちゃう工作でした。

(終わり:番外編あります)

夏休みの工作:前編

2019-08-15 15:06:31 | 模型製作記
ここのところハマっているコキ工作ですが、夏休みの課題工作と言うことで2回に分けて(半)完成報告をしたいと思います。先ずはシャシーとなるコキの工作から。
ホビーモデルのコキ50000はSVS仕様にしたチキ100を含めて4両を製作済みだったのですが、ちょっと指が滑って某尾久で8両ものコキ50000を超破格でゲットしてしまったのが運のツキ(^^;) 8両を一気に作ることにしました。目標完成納期は夏休み中!



前回、結構難儀したデッキ手摺はKATOのコキ104用を流用して工作簡易化することにしました。軟質プラ製ですので、適用できる接着剤を選定し、塗装の際もミッチャクロンを使用したのは言うまでもありません。



8両分となると台車も半端な数ではありません。ここは前回工作で上手くいった工法を繰り返します。焼きつぶしによる組立も失敗することなくスムースに進みます。ただスムースと言いつつ意外な伏兵が一つ。それは車輪です。エンドウカツミのハイブランド製品は非常に高価なので、今回の安価工作ではもったいないと思い、これも某尾久でバッタもの破格でゲット。軸端長さが24.5ミリとうことでエンドウカツミ互換だと思っていたのですが、ピポット軸端の仕上げ角度が異なっており、台車の軸穴とせってしまい回らない車輪になってしまったのです。ここは車輪を高級品に替えるか?と思ったのですが、軸穴と、よ~くにらめっこして軸穴形状をちょっといじり(チャンファーを付けた)、事なきを得たというハラハラもありました。



ここまで非常にスムースです。



塗装も前回準備した仮置台兼塗装治具を数増しして、これまた一気に塗装しました。



塗料は前回分の残りのジェイズの缶スプレーですが、今回の8両と前回の4両、併せて12両を塗装して遂に使い切りました。ジェイズの缶スプレーを使い切ったのは初めての経験でした。



と言うことで、シャシーは完成です。手摺白塗装とレタリングは後日。

(つづく)



匠の館を訪問

2019-08-01 23:01:46 | 日常のこと
遂にこの目で見て来ました。103系1000番台の蹴込式登上側梯子!



モデル倶楽部さんの工場へお邪魔してきました。
NCマシンでは、なんと103系のユニットサッシを加工中。



こちらも1000番台のお面としては決定版と言える製品が出荷待ち状態。
これも欲しい!



側扉と、こだわりの下向きアングルも見せて戴きました。
私はここまで手が出せないです(^^;)


と言うことで、念願の側梯子加工をお願いして来ました。
実はモデル倶楽部さんの工場は私の元の勤務地の至近だったのでした。
また、お邪魔させていただきます。

いや~、完成が楽しみだ! また次のネタ候補が変わりそうだ(笑)