床下工作と言っても、Under the tableではありません(笑)
今般の動力仕様はIMONの1527Dと言う完全床下架装モーターを使用することにしました。その理由は下図の様に床板に穴を開けずに済むためです。
では工作に掛かります。
モーター取付ブラケットは専用の物が用意されていますので難無く組み立てられます。但し、今までのエンドウ仕様と違うのは、この取付ブラケットはモーターを挟むように2個使うのではなく、片側(非配線端子側)のみを固定すれば良いようです。ところが、今回、ナニを血迷ったか?走行性能向上を目指してフライホイールを取り付けることを計画しました。それを取付ブラケットと反対側に付けることを想定したのですが、多分慣性モーメントが想定以上になるから、ブラケットは1個では保たないかもしれない.....なんて考えて......
本来、ブラケットの付かないこちら側にも付けることにしました。良く見ると軸を保持しているボス径は反対側と同じ様です。
なので、同じブラケットをもう一つ買い求め、配線端子との干渉を避ける切り欠きを入れてみました。そうしたらピッタリ!これでフライホイールによるモーターのブレは避けられます。
で、そのフライホイールはこんな風に付けます。ダルマヤ製直径15ミリタイプです。
モーターの扁平側寸法は12ミリですので、直径15ミリのフライホイールを付けると、当然床板に干渉します。なので、結局穴を開ける羽目に....
こうなりました。
床上からみた図、室内装備を付けちゃえば、解らなくなる程度です。
でも、ちょっと待てよ?モーターの厚みが12ミリ、フライホイール直径が15ミリだと車両状態で上側は床板を削ればいいのですが、下側は?もしかして線路に干渉? まあ、干渉しないまでも、最低地上高は下がってしまいます。縦勾配の時など腹スリを起こす可能性もあります。
と、言うことでフライホイールは直径12.6ミリタイプに変更しました。元々、LN15使用を想定して購入しておいたフライホイールを安易に流用しようとしたためのケアレスミス......
別に無駄になる訳じゃあ無いのでいいですが.....
モーターの取付仕様は決まりましたので、お次は床下機器です。
これもエンドウ製の遊休ユニットを流用する予定でした。
‥が、床板固定ビスの位置がエンドウ製とKS製では異なっており、結局、そのままでは上手く取り付かないことが解り、1.5ミリのプラ板を削りだして、専用の床下機器取付板を作って、機器を移植しました。こうしておけば、車体分解時にわざわざ床下機器を取り外す必要が無くなります。
と、言うことで土日が悪天候のお陰で(笑)、床下工作は随分と捗りました。
MPギアは遊休車からの取り外しを想定して、まだ購入していません。
さて、また車体工作に戻るかな?