美山たそがれメール

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紋ちゃんの一周忌

2019年02月13日 | 日記
今日も曇り空の一日だった。寒くないので久しぶりに紋次郎の
お墓に行く。お墓のそばの梅の木の蕾が膨らんできた。前の椎茸の
榾木では2月だと言うのに小さな頭をあげている。一個だけ摘む。明日
宿泊の台湾の高校生たちに天ぷらにでもしてあげようか?

紋次郎のお墓にかれいの焼いたんなど供える。去年の今日は雪も多く
寒かった。亡くなる当日は朝から少し変だった。私のそばから離れず
その時にはドッグフードも牛乳も大好きなお肉もたべなくて水だけ飲んでいた。
大きくなった腫瘍を舐めようとするので包帯を巻くと嫌がった。多分痛かった
のだろう。その夜はおとなしく布団に寝させた。夜遅く泣くのでおかしいなと
思ってはいたがあれが最後の声とは思わなかった。夜半過ぎ私が起きて紋次郎を
探した時、彼はパソコンの椅子の下で亡くなっていた。私は見つけた時声もでなかった。
その姿は紋次郎ではなくただの小動物の死体に見えたのだ。紋次郎はいつも凛として
人にも媚びず元気で勇敢な犬だった。最後はこんな形になるのかと唖然とした。

あれから早いもので1年が経つ。紋次郎との17年が懐かしく思いだされる。
お墓の前で「紋ちゃん、どうしている?お母さん元気だからね」と呟いた。