美山たそがれメール

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若すぎる死

2016年06月02日 | 日記
昨日48歳で亡くなったMさんの通夜に行く。遺影の彼女は笑っていた。読経のなか焼香が続いた。友達関係の人が多く若い人だった。お母さんがすごくやつれられていた。1年間の闘病生活を彼女と共に送られた。遠い鹿児島からこの地にきての1年間、長くて辛かっただろう?子供が先に逝く辛さはいかがなものか。最後に棺の中の彼女の顔を見せてもらった。きれいに化粧されて穏やかな顔になっていた。お母さんに声をかけた。最後の10日間は苦しみましたと言われた。彼女は発病から3年間よく生きたと私は思っている。再発して抗がん剤もうち脳に転移してからは陽子線治療も受けていたようだ。それでも治ることはなかった。あれほど一生懸命闘ったのにがんはそれ以上に強かった。早期発見、早期治療と言われて癌は克服できるかのように言われているが現実はそう甘くないと痛感させられた。まだまだやりたいことがあっただろうに彼女の無念さを思う。ただ安らかにお眠りくださいという言葉しか今はない。時々あなたのことを思い出します。

数十年前に植えたさくらんぼに実がつきました。食べてみましたがあまりおいしくありませんでした。ただ実がついてくれたのはうれしいことです。味はおいしくありません。