美山たそがれメール

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茅葺の家

2013年08月11日 | 日記
あまり暑いので、午後の昼寝は母屋に移動する。築100年以上経つ茅葺の家は涼しい。裏は池、裏山からの風は冷たい。部屋を開けぱなしにしてあるので風はよく通る。私の家も夫の離れも普通の屋根で夏は暑い。夫も台所で寝そべっていた。こう暑い日が続くと涼しい所を探す。

大きな家が空いている。舅、姑がずっと二人で住んでいた家。二人が亡くなって私たち夫婦は持て余し気味。私の住んでいる家は同居が嫌で35年前に小さな二階建ての家を建てた。二人の子供たちも家を離れ、7年前には夫がガレージを建て、その二階に住みついた。我が家は私一人、離れの二階に夫がすんで母屋に誰もいなくなった。夜になると母屋の灯が点かないので淋しく感じる。昼間は開けぱなしにしている。この母屋をどうするか思案中だ。維持をするのにもお金がかかる。茅葺の葺き替えも考えておかなければならない。家の柱もがたつきがみえる。私たちが生きている間は維持ができても子ども達には負担になるかもしれない。あと何年この家を守れるだろうか?