ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

サラリーマン仮説

2022-05-16 06:56:27 | Human
一時期自営業を目指したのですが、サラリーマンは昨年の収入に対して税金がかかり、国民税、町県民税、国民健康保険、国民年金など、月に10万円近い出費が出る。

そこに居住費、水道光熱費、食費、交通費など、その費用を支えるためにはそれ相応の収入か貯蓄がないと生活そのものができなくなる。

産業支援機構の中小企業診断士と相談していたのですが、曰く、

「サラリーマンできるのだから、またサラリーマンやってみるのも手ですよ。
サラリーマンできない人もいますから」

そのような経緯で、またサラリーマンをやっている自分を鑑みて、家畜のような生活をしているなぁと自嘲する日々なのですが。


逆に、サラリーマンをできない人も世の中にはいるわけです。

テンプレートに当てはまれない。

彼の人は、運良く経営者や政治家になることもあるし、全く働かないという、二つに一つの選択肢しかない場合がある。

サラリーマンのようなテンプレートにはまる人を嘲りつつも、羨ましいとも思うのだろうなと想像する。

マルクスで言うところの資本家であったり、特権階級であったり、支配者だったり。


これと言って能力がなく、上に立って威張ることしかできない人もいるわけですよ。


何が幸せなのかを考えるのですが。

家庭に恵まれて、何も自分で苦労することなく育つことができて、何もできない人間になるか。

家庭に恵まれず、自分で自分の活路を見出すしかなく、何でもできる人間になるか。

どっちが幸せと言えるのか。


現代日本の中では、自分は後者だと思っているけれど、違う場所ではまた違うのだろうなとも思っている。
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過労

2022-05-11 23:05:41 | 日記
仕事しすぎた。

しかも金にならない。

まぁ、他人のためじゃないし、全て自分のためなので、気分はいいけれど。

睡眠時間削りすぎた。

首肩が痛すぎる。

寝よう。
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読書整理術

2022-05-07 09:19:26 | Technics
読書というか、調査術というべきか。

本と言っても、基本的に小説などの長い物語は読みません。

物事を系統的に分類して、理解しやすくした本を、図書館から借りてきます。

ミーティングマネジメントとか、資料作成方法とか。

感覚的な経験を、分類、理論体系化して、誰でも活用可能にしてある情報源は、たくさんあるのですよ。

そういった情報を集めて、よりスピードアップや、質の向上を目指しています。

大砲攻撃の命中精度を上げるために、自由落下の運動方程式をコンピュータで計算させて、誰でも命中させられるようにしたとか、職人経験技を一般化・道具化することにより、進化したのが人の科学文明ですよ。

それができるかどうかで、生き残れるかどうかが決まる。


もとに戻って。

理解しやすいかどうかは、興味のある分野への疑問について、2〜3分パラパラめくって、わかるか、わからないかで判断します。

そのレベルで理解できない情報であったら、どんなに時間をかけても理解できない。

著者自身が理解できていない可能性もありますし。


借りてきたら、一冊一時間目標で、必要と思うところに付箋を貼ります。

借り物なので返せるように書き込みしません。

著作権上、本の複写は半分までです。

その前に、一回10円換算で複写すると考えたときに、500円を超えるようなら購入を検討します。

全ページに付箋を貼る様なら、敬意を表して購入します。

参りました。素晴らしい仕事を成していただきました。ここまで理解・整理するためには並々ならぬ努力があったでしょう、と。

必要な情報源であれば、ガリガリ書き込む必要もありますから、借り物ではできません。

これは電子書籍でも難しいところ。

オーバービューして、必要なら買うといった手順。


数十ページコピーして済むような本であれば、それはそれですね。資料としては十分。


図書館で借りてきて、返却期限までに読めない図書は結局読むことはできません。

なるべくそうならないように厳選して借りてきますが、読めないものは読めない。

予算にも自宅の書庫にも限界がある。

購入するべき本は厳選したいところ。

自宅図書の整理はするけれど、読みたいのに読めていない本はたくさんある。積読(つんどく)というもの。

整理するためにも時間と労力が必要になる。

だったら、図書館などで常に整理されている情報源を活用したほうが効率が良い。


自宅蔵書については、あらかた整理したので不要な図書を処分するフェーズに移行しようと。

楽譜とかも結構あるんですけれどね。これは処分できない。

写真記録については先日フィルムスキャナでデータ化しました。

PDFなどデータ化して活用できるものは、どんどんデータ化したいところ。

CDについては悩んでいるところ。

随分処分したけれど、数百枚ぐらいある。

昔のレコードと同じで、不要になるコンテンツだろうけれど、坂本龍一や矢野顕子や大貫妙子のあまりメジャーでないタイトルなどは、デジタル配信されるのか?

その見込みが立てば移行するでしょうね。


生活家財と情報をシンプルにして、超効率化を目指しています。

在庫コストとか、5Sの理論とかに則っていますよ。

それを実現するための情報収集。

身軽にして動き回れるようにするのですよ。
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タブー

2022-05-06 23:51:09 | Culture

日本であると、13歳から性交に対する同意能力があるそうで。

明治時代の寿命換算で考えれば13歳というのは妥当かもしれないけれど、じゃあ自分が13歳のときに強制的に迫られて同意できるかといえば、ない。

男だけどね。


さらなるタブー。

近親交配。


一般財団法人 日本家族計画協会のデータ。

近親婚にも色んなパターンがあることがわかります。

近親婚をさせたい人もいれば、させたくない人もいる。

愕然とするのは、

わが国では 1947 年には 15.5%という報告もありました。最近は減少し 3~5%を割っているでしょう。もちろん、地域差はあります。
近親婚は欧米では 0.2~0.3%です。

の文章。

日本は欧米の10倍以上。


なんすかね。

座敷わらしとか伝承されるけれど、結局はそういった文化を隠蔽するためや、隠喩するための言い伝えなのかと考えたり。


日本は人間文化のガラパゴス諸島なんだろうと思う一つの所以でもある。


閉じたムラ文化の中では、それ以外の人間社会を知らないことも起こりうる。


日本の象徴としても、純血を保つ必要があったと思われる。

日本神話も近親交配が含まれているし。


「性的同意年齢を引き上げると、裁かれる人が増えてしまう」

という意見もあるらしいけれど、単純におかしいと思いますよね。


おかしいと気づきながら、制度としては取り締まっていない。


私は日本を法治国家だとは思っていないんですよ。

自分で法律を生み出したわけではなく、輸入し、輸入されたものなので。

法律を必要が生み出したわけではなく、なんとなく引用して使っている。

権利や義務や政治経済司法も。

サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」(序章ぐらいしか読んでないけれど)には、

日本は安全保障を結ぶ必要がない恵まれた国

と扱われているけれど、逆を言えば、そのような駆け引きを経験していない、政治的に未熟な国でもあるわけですよ。


表沙汰にしない、秘匿隠蔽工作の国なんです。

長いものには巻かれる
上が言えば、白は黒、黒は白
空気を読む

それが、
和を以て尊しと為す
の弊害だとは思っている。
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支配者階級

2022-05-05 03:05:55 | Culture
連休ということで、色々本を読んだり、調べ物をしています。

カール・マルクスについて学んだり。


神はいないとか、宗教に反することは、たとえ科学でも言えない時期が存在した。

地動説然り。

地球が丸く自転公転しているとすると、地下何万キロに渡る地獄は存在しないことになるし、天界に存在するはずの極楽浄土も存在しないことになる。

観測に基づく科学が、人の想像上の産物である宗教を超えた場合、都合の悪くなる職種が存在したのです。

だから科学理論に基づく事実を論じるだけで、処刑対象となる歴史が存在した。

科学と宗教の立場は逆だったし、それを分割し切ることもできなかった。


宗教は支配者階級の職業でもあった。

生きている間勤勉に働くと、死後天国に行くことができる。

従順な労働力を得るためには、非常に有効な教えでもある。

使役ともいう。

一般大衆が盲目的に教義を遂行するということは、支配者階級として都合が良かった。


マルクスだけでなく、フランス革命などで起こった変革は、そのような支配者階級やら労働者階級やらをぶち壊して、自由な言論や権利を主張することができるようにするという、今ではおそらく当たり前の行為を当たり前にするための運動だった。

とはいえ、変革の言論の場には、今で言うところの2ちゃんねるやら5ちゃんねるやら、RedditやTwitterのような、デマベースの発言者もそれはいるわけで、眉唾に扱われることもあった。

ムーのような雑誌が発刊される意味もあるのですよ。

そういう情報を発表できる場や議論できる場があるのは、先達の革命があったからできているとも言える。


冷静に考えればくだらない人の業だとは思う。


そのような縛りはヨーロッパに顕著で、なぜなら彼らは一つの宗教のみを信じていたし、信じる必要があった。

そのための戦争も多発した。

日本は他文化の侵略を受けず、雑種多様な宗教を抵抗なく取り込むことができた、世界的にも稀有な文化で。

宗教のようなことを始めれば、簡単に支配者になれてしまう。

胡散臭い新興宗教と政治家に近い匂いを感じる原因。

しかしそれらの根拠には強固な背景となる思想や哲学はないので、非常に脆い。

ドラマTrickの世界観を想像すれば、まぁそのイメージ。


それで。


世の中にはそのような支配者階級的な立場を職業にしている人は、まだ普通に存在しているわけですよ。

リクル○ト・ホ○ルディングスなんかは、その典型的な企業で。

胡散臭いです。

大衆をコントロールするのが得意だし、そのための広告手段も心得ている。


人を使役するのを禁じるための法律がある?

おいおい、それらの法律を作っているのは政治家ですよ?

彼らは支配者階層ですか?労働者階層ですか?


というわけで、独裁政治を防ぐために、様々な思想背景を持った政党が必要で、それらの力が拮抗して立法、すなわち社会ルールを決定する必要がある。

反論することも重要たる所以。

ただバカみたいなプロパガンダを発信しているわけではない。

しかし反論の非現実性も度が過ぎれば大衆から見向きもされなくなり、多数決の選挙でも勝てなくなる。

まともなことを言う必要は野党にもあるわけで。

投票率が下がるのは、民主を放棄している大衆でもあり、大衆を操作したい支配者としては好ましい限りの事態でもある。


そのあたりに気づいているかいないかも重要ですね。

感覚的に、その胡散臭さに気づいてもいいし、自ら学び自主的に意思や思考や行動を決定する必要が個々人に求められる。

じゃなければ、一生をただの一つのコマとして使役されるだけの人生を送るわけで。

定年後それに気づくか、死ぬ前にそれに気づくか、死んでも気づかないかは、人によりますな。


「信じる者は救われる」ともいうけれど。

「救いようもないバカ」ともいいますな。


世の中の社長や経営者が頭悪そうに見えるのは、そのような胡散臭い支配者階級的な思想や思考が見て取れるからでもあるとは思う。

そりゃ、論理的かつ現実の観測に基づく自然科学と、人心を掴み操るための宗教的な幻想論は相反するところでもあるから、仕方ないですな。


一科学技術者として、営業職がいまいち好きになれない原因でもあろうなぁ。

まぁ、そのへんも上手く操ってやろうとは考えてはいる。
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