ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

ユネスコ

2021-12-21 23:21:43 | Design
ユネスコといえば世界遺産ですが。

幼稚園の時、描いた絵がユネスコ展に選ばれました。

上野の国立科学博物館まで見に行ったのですが。

自分の持っている資料を探しても、当時どのような絵を描いたかの記録がなく。

記憶にしかありません。


未来の乗り物というテーマで、飛行機を描いたんですよ。

画用紙いっぱいに全客席二階建てのジャンボジェット機を描いた。

うろ覚えだったんですよ。単純に。

なんだか客席が二階ぐらいあった気がした。


調べるとボーイング747が生産を開始したのが1968年。

二階建て部分もあったけれど、全席じゃなかった。

多分これを全席二階建てと勘違いしたんだろうなぁ。

全席二階建てのエアバスA380が生産されたのが2002年。

自分が幼稚園となるとせいぜい1979年。

まだ無かったものを描いたわけだ。


それを描いてから、画用紙の下に小さな家をたくさん描いた。


全部うろ覚え。


いつの間にかユネスコ展に選ばれていた。

そして絵だけ世界に旅立ったらしい。

自分が初めて飛行機に乗ったのは20歳後半の30歳ぐらい。


それがあったからか、一番ということに感動がないんですよね。

別に一番になろうとしたわけじゃない。

実際国立科学博物館に行ったら、自分より上手い絵がたくさんあった。

自分が描きたかった、チューブトンネルの交通網を中学生が描いていて、このくらい描けないものかなとは思った。

今考えると、幼稚園でそんな絵が描けたら恐ろしいことだけど。

自分のイメージがダイレクトに絵として表現できるかというと、今でも難しい。


世の中のすごいものが計算ずくかといえば、そうではないということを知っている。

よく知らない、よくわかってないからできることもある。

特に創造的なものは、知らないほど常識を覆せる。


とはいえ、表現のバックグラウンドを得るために、モノの構造とか制作、製造、加工、強度など知らなければならないことはたくさんあった。

コンピュータ・プログラミングを始めたのも、世の中の現象を仮想空間に再現したいという欲求からでもあった。

義務教育そっちのけで、それらの手法をとにかく探求して、工業高校の機械科に入った。

そりゃ主席にもなるわな。

大学に入って、世界をコンピュータで再現できないことはわかった。

人類は知らないことが多いし、原子レベルでものの存在は不確定になる。

近似解は得られるけれど。

すべてのエネルギーをダイレクトに変換する方程式もない。

磁力を直接熱エネルギーに変換するとか。

IHはあるけどね。

素粒子レベルになってわかることは、磁力がどうやら万有引力でもあるらしい。


それでも諦めるにはまだ早いのかなとも思う。

絵の中ではすべてが自由だということは知っているのでね。


想像は無限大らしいよ?
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