なんの気無しに作ったもので、いつの間にか主流になっていて、それが原点になったり、頂点になったりするのかもしれない。
地球が何らかの意思を持って生まれたとは思えない。
偶然できた惑星のうち、偶然生物が生まれて、偶然進化した。
イメージとしては、放っておいたみかんにカビが生えていたぐらいなものだと思う。
宇宙的に見れば。
そこに意味を求めるけれど、実は意味がない可能性が高い。
とりあえずモノを作ったら会社になっていたということもあるのかもしれない。
創業者の意思を深読みするけれど、実は惰性で作ったものだったとか。
私はモノを作るけれど、そのあたりにないものを独力で作る。
感覚で作ったので、意味を求められても答えられないこともある。
そこを目指して来られても、深い意味はなかったりする。
落語や漫才に意味があるような気がするけれど、最初から実は意味がなかったのかもしれない。
そこにあれこれ意味を付け加えられてしまったということもあるのだろうな。
「こんな国にしたい!」
とは思わずに作ってしまう場合もあるのかもしれない。
意味なんかなくても、先にやることに意味があったりする。
そんなことを考えてみた。